チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「3というキリスト教の奇妙な数字とLady Gaga」

2010年07月16日 01時41分49秒 | 歴史ーランド・邪図

キリスト教 数字 3


先頃のFIFAワールド・カップでの話題のひとつは、
タコのパオルの"大予測"だった。パオルといえばちなみに、
キリスト教のパウロはしかし、12使徒に名を連ねない。
イエスが「死んじゃ」ったあとに「信者」になった人物、
なんだそうでである。ともあれ、
パオル君は八足であって四足(ヨソク)ではない。
2国の国旗をそれぞれ中に貼ったふたつの容器を
オクト、パスすることなく、どちらかに入り込む、
という方法で"占った"とのことである。
タコだけに「8」回予測して「8」度とも当たった、
ほ~、すごいね、なんていう、
たわいない笑い話、なら問題はない。が、
恐ろしいことに、この手の"話"を"信じて"しまう御仁が
世の中には少なからずいるということである。
たかだか1/(2^8)=1/256程度の確率である。ともあれ、
大ヤコブの遺骸が埋められたとされてる
サンティアーゴ・デ・コンポステーラがあるスペインに、
オランダはタコンを踏まれもしないのに負けた。
イコンは残ったかもしれないが。

イエスに洗礼をしたのはヨハネである。
預言者ヨハネといえば、後世の宗教画では、
「葦製の十字杖と駱駝の毛皮」
というアトリビュートで描かれる。杖はともかく毛皮のほうは、
福音書に記述されてるのが根拠らしい。いずれにせよ、
イエスが預言者ヨハネに洗礼を受けた、
ということが重要なのである。そして、
「預言者」であることを示す「衣裳」が「ラクダの毛衣」なのである。
その格好のほうがスーツよりラクダから、というわけではないらしい。
古代ヘブライ語には数詞はなかった。というより、
文字に数価があったのである。たとえば、
(ヘブライ文字は使えないので省略して、通常のアルファベットで代用する。
また、ちなみにヘブライ語には本来母音の表記はない)
A(Aleph=アーレフ)には1、B(Beth=ベース)には2、G(Gimel=ギーメル)には3、
というように。ちなみに、
アルファベットとはこのアーレフ+ベース、もしくは、ギリシャ文字のアルファ+ベータ、
である。また、GはCと同じである。だから、
「Gimel=ギーメル」=「Camel=キャメル」である。ともあれ、
ヘブライ文字には、この数価の他に、事物をも表す。
それぞれの頭文字がアルファベットである単語には意味があるからである。
Aleph=アーレフ=雄牛、Beth=ベース=家、Gimel=ギーメル=ラクダ、
である。つまり、
「ラクダ=3」
なのである。たしかに、ヒトコブラクダのコブを想像すれば、
三角形をしてる。が、それは偶然だったかもしれない。
Gimel=ギーメルはかつては、
Gamal=ガーマル=「投げつける武器」だった。
インドネスィアのガムラン(ぶっ叩くもの<ガムル=ぶっ叩く)も同源かもしれない。
それはともあれ、つまり、「投げつける武器」とは、
ブーメランである。なにも、白人(英国人)が残虐の限りを尽くした
アボリジニの専売特許ではない。それはどうでも、
いわゆる「くの字型」も折れ具合が直角なら、
「Γ(大文字ガンマ)」である。ちなみに、
「γ(小文字ガンマ)」はヘブライ文字のGを天地逆にした形である。が、
ブーメランは「くの字型」よりむしろ、
「3枚ブレイド型」のほうが原始的である。そして、その形はγの天地逆、
ヘブライ文字の「G」と同位相である()。

これが、
キリスト教が「3」に偏執する理由である。私は
三位一体よりも酸味一杯なコーヒー党であるが。
またラクダに立ち戻る。
ラクダの寿命は25年乃至40年らしい。が、西アジア・中東では、
「33年3月3日」であると考えられてきたのだそうである。
ラクダが当歳のときには、
上顎両側に4本の臼歯と下顎両側に3本の臼歯、であり、
キリスト教の天を表す3と地を表す4がそれぞれ対応してる。そして、
7歳で34本の永久歯に生えかわるのだという。
「3」「4」「7」
である。ところで、
ヨダンであるが(ヨルダン川ではない)、
ユリウス暦を使用してた教会では、
洗礼者ヨハネが誕生した日は「7月7日」、
斬首された日は「9月11日」、なんだそうである。
信じるか信じないかは、あなた次第である。

さて、
大和言葉で「kaka」「kaga」は
曲がったりくねったりしてるさまを表す。
ブラズィルのKakaは今般のワールド・カップでは不発に終わったが、
Gを二つ重ねたGGは、本来母音表記のないヘブライ語みたいなものである。
母音(ボイン)を補うと、Gagaとなる。NY生まれの
イタリア系米国人ポップス歌手Lady Gagaはその芸名を、
ヴォウカルのクウィーンの"壊れかけのRadio Ga Ga"から採った、
と言ってるそうである。ちなみに、
英語で"gaga"とは、幼児が出す声であり、
1)老いぼれた、2)イカレタ、3)取り憑かれた
という意味の形容詞である。だから、
Lady Gaga=もうろく婦人、イカレタ淑女、
などという自虐ネタかもしれない。本名は、
Stefani Joanne Angelina Germanotta
(ステファーニ・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ(ジェルマノッタ))。
Germano(ジェルマーノ=ドイツ民族)に接尾辞-otta(小さい、愛称)、
というとおりだとしたら、元はドイツ系ということになる。

ここから先はエッチな話題に言い及んでます。そういう類が
お嫌いなかたはけっして読まないでください。

レディー・ガガはピッタピタなショート・パンツをよく履く。
その股間の三角地帯が、
"camel toe(ラクダの爪先)"になってるのである。
ニホンゴで言う、「モリマン」である。
インド・アラビア数字の「3(を上からみて時計回りに90度まわした)」の形である。
LOVE TOKYO!(ψψψ!)
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