山の街日乗(やまのまちにちじょう)

カラダの機能低下を感じ始めたおばさんが気の向いたときだけ書くブログ

学生スポーツの特待生制度

2007-05-12 18:39:32 | 社会のこと
久しぶりのブログです。ものぐさで飽きっぽい性格が丸出しになってしまいました。

ここのところ、学生野球界の特待生制度が新聞のスポーツ面やら社会面をにぎわしています。
大学の場合、スポーツ選手を特別推薦の形で入学許可をするのは昔からあり、一般的にも推薦入学そのものが珍しくなくなってしまった今の時代、スポーツによる特別推薦は、特別なことにもならなくなってしまいました。

通常の大学入試については、AOだの推薦だのわけのわからない入試にはいつも“非常に”疑問を持っています。帝国大学でもやっていると知ったときは驚きました。今、こういう入試をやっていない大学は、ほんの少数なのでしょうね。私たちの時代にはなかったことです。表向き「さまざまな学生が取れる」というのらしいですが、では、実態は・・・というと、期待通りの学生は、「4~5人に1人いればいいほう」という本音を聞くと、何なんだと思います。

話がそれました。で、スポーツ推薦ですが、これは、個人的にはあってもいいと思っています。ただし、当然一定レベル以上の学力があり、大学生としてやっていける能力がある学生たちです。これらのスポーツ学生の皆さんは、通常行われている学力試験を回避して入学してきた普通の学生よりもずっと優秀だろうと思っています。

ただ、授業料となると問題は別です。特別扱いは、あくまで入試に限るべきです。

これは、特に高校生には大問題だと思います。マスコミの話題になっている高校生の特待生制度というのは、「授業料免除問題」なのだと解釈していますが、これは、問題です。
もし、自分の息子が(現実には私には娘しかおりませんが)中学生として、とても有能なスポーツ選手であったとしても、授業料免除の制度は絶対使いません。
もちろん、とんでもないほどお金がかかるでしょう。でも、奨学金も含めて、何とか授業料が支払える範囲で、スポーツが続けられる状況を考えます。それが学区内の公立校だとしても。

高校在学中に怪我をして選手として競技を続行できなくなることもあるでしょうし、プレッシャー等メンタル面で競技ができなくなることもあるのではないかと思います。なんといっても基本は高校生の“部活”です。スポーツのみで授業料学校丸抱えで高校生になった場合、退部=退学になってしまいます。

親の過大な期待を背負い、あるいは、やめたくてもやめることすらできない「年季奉公」に出された子が「年季が明けるのを待つ」ような思いで続けざるを得ない生徒も中にはいるのではないかと勝手に思ったりしています。退部してもその学校の普通の生徒として高校生活が送れるように、授業料は払う前提で入学させるのは当たり前だと思います。
想像を超えたお金がかかるでしょう。やはり、選手育成の基金やら財団を設立しての援助が欠かせないと思います。奨学金やら基金やら、総動員して優秀な選手に資金面の援助をし、そこから授業料を払って高校生として3年間を過すというのが普通の形だと思います。基本は貸与でしょう。

日本のプロ野球の支配下選手は1球団70人だとか。12球団ありますので、840人。社会人野球、クラブチームその他合わせても、現在、3つの学年で8000人近くの特待生制度の生徒がいるというのは異常としか思えません。当事者の皆さんはそういう状況を不思議に思わないのでしょうか?

他の競技では、オリンピッククラスの選手でも強化選手になって資金を得るには大変です。

いつも思うのですが、甲子園出場した将来プロ希望の選手の中のいったいどれほどが、プロの一流選手として活躍しているのでしょうか、大学や社会人で活躍した選手のどれほどがプロに入って活躍しているのでしょうか。

私が親なら、お金が工面できる範囲で、「年季奉公」ではなく最高の部活をさせてあげたいと思うのですが。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« わんこの病気 | トップ | いわゆるブランド物の修理って »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。