ぱせり その日暮らし

文化系多趣味、NHK好き
ちょっぴり?鉄子さんの道楽日記です

今年もえんげきワークショップに参加

2017-08-20 | まちづくり
えんげきワークショップ・ファシリテーター養成講座全8回、
今年も始まりました。講師はなおちゃんこと、わたなべなおこさん。



昨年は、主に教育の現場で利用している演劇の手法を使ったワークショップを体験し、
コミュニケーションを円滑にすること、
ファシリテーターとしての心構え、とかを勉強しましたが、
今年はワークショッププログラムを作る(開発する)勉強をします。
ダイジョウブか?ついてゆけるのか??

昨年は15名の参加者でしたが、今回は新しい人も加わって20名だとか。
知ってる顔もあっての再会の時間!楽しんでからの開始です。

第1回目の本日は岡山からのゲスト講師、oibokkeshi主催の菅原直樹さんです!
介護福祉の現場に、演劇の手法が結びつくと感じた菅原さんは、
大学の頃にワークショップのなんたるかを学び、
平田オリザさんの劇団に俳優として所属していたので、
いま介護福祉士として働いている上で、演劇と結びつけちゃったようです。
菅原さんでなければ思いつかなかっただろうし、できなかったことなんだなあ。

菅原さんの初ワークショップ開催のときに、
一番乗りで出会ったおじいさんが、今の劇団の看板俳優で、
彼と一緒に、老い、認知、介護をテーマに演劇を発表しています。
また、ワークショップも各地で開催しています。
徘徊をテーマに演じた第1回公演は、まちあるきオープン型の演劇で、
観客を連れながら、商店街を探し、商店街の店主にも役者として参加してもらうもの。
徘徊した行方不明の妻を探す老人と、数年ぶりに故郷に帰ってきた若者が出会い、
若者のよく知る老人だったので、一緒に探すのを手伝い、
話が進むうちに、実は妻は亡くなっていて、徘徊していたのは老人だったというオチ。
スゴイなあ。そんな演劇観てみたい。

菅原さんの介護福祉業界での体験談と、演劇をすることになった理由を聞きながら、
ボケを否定するか、肯定するかで、どう心理状態が変わるかをワークショップで体験。
これは・・・介護・福祉にあてはめなくても、
ひとつのコミュニケーションのワークショップとして成り立つ。
いやいや、もともとコミュニケーションのワークショップがあって、
それをアレンジして利用しているんだということを知る。
だから基本さえわかれば、どういう場でもワークショップを作れるというお話ですよ。

ワークショップを体験した上で、このプログラムはどうだったか考察する。
今年初の受講から、難易度高い・・・がんばろう。

「関わり方によって、今一瞬のこの時間を一緒に楽しむことができる」

演劇的時間の共有のしかたは、あらゆる場面でもあてはまる。
菅原さんが今日よく言ったこの言葉と同じことを、私も想っている。
楽しいことを共有しよう。
それが一瞬でも、私はあなたのために楽しい時間をあげよう。

自分を押しつけるのはヤメヨウ。ガンバル。

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