a green hand

冬になったんだな〜


明日は、7回目の入院である。

今回の滞在1週間、夫の相当悩んだ日々のように思える。
6〜8回の抗がん剤治療もゴール近くで、あと2回続けて良いものかと不安になっている。

抗がん剤が効き、癌が認められないというペット検査の結果にすっかり我慢の限界を感じ始めていた。
もういいという感じなのかもしれない。

一番の心配事は鼠径ヘルニアの悪化であり血管の疲弊でもある。

ヘルニアは簡単な手術ですむが血液内科的には当然癌治療優先である。

一番心配なヘルニアのため極力歩かない。

6回目退院は、車椅子での退院となった。
歩かないので筋力も衰え体力も衰えるという悪循環である。
が、ヘルニアが下がってくるのがわかり危ない状態が本人はわかる事であり仕方がない。

ヘルニアがなかったならどんなに気持ちが楽な事だろうと思うと、大事の前の小事こそが大切であると感じる。
健康を損なって初めて何が大切かを知る、それが老いという事なんだと自覚した。

息子は、煙草をやめたという。
煙草を吸う夫に長年苦しめられた私である。
息子の禁煙は自分のことのようにうれしい。
二度と戻らないよう、煙草とタバコを吸うものの誘惑に乗らないよう願うばかりである。

息子の家族も良しとしない煙草からようやく解放された。
これは夫の病気が無縁ではないと思う。
それを夫に言うと「煙草はやめた方がいい」とポツリ。

明日の入院で何かが変わる気がする。
本人の第六感に頼るしかない。

と自分に言い聞かせている。
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