ゆでた三つ葉。
それぞれに煮たにんじん、かんぴょう、干ししいたけに高野どうふ。
厚焼きにしたたまご。
そして市販のうなぎのかば焼き。
それらすべてをのせて巻いたら、こんなにも欲張りな恵方巻になりました。
……我ながら、センスないこと甚だしい。
食い気が前面に出て、性格が丸出し…
でも!
見た目に反して、味は極上*
…ええ、もちろん、具を煮たのは私ではなく、母です。
私は隣で見て学んでいただけ。
ひとつひとつは薄味で、それだけで食べるとちょっともの足りないくらいなのですけれど。
甘味も酸味も控えめなやさしい酢飯に巻かれると、すべての具が見事に調和して、思いがけないほどの旨味の相乗効果!
もうびっくりしてしまって、自分の母親相手に大絶賛してしまいました(笑)
ただね…
母も私も“巻き”の作業が苦手で。
(私の場合は苦手という以前に、今回が初挑戦でしたし)
具材が多すぎたことも原因して、案の定、大半が緩すぎる巻きとなってしまい、食べるそばから崩れる始末で。
味と見た目とに多大なギャップが(涙)
「見た目が残念だね…かなり残念…」とふたりで眉を下げたり、「でもおいしいから、まぁいっか!」と笑ったりの、にぎやかな節分でした。
味はもとより、見映えも大切なハレの日の料理って、難しいですね。
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ぱりまり
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