パリ15区の窓から

南青山6丁目のアードヴィーヴル・フランス家庭料理&菓子教室「パリ15区」主宰 森由美子の日記

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今月の料理教室メニュー(おばあちゃんの紗の服)

2012-07-12 | 旬の話


先日、母のところへ久しぶりに戻った。

夏の着物で、紗を持っていないので欲しいと思い、最近探しているのだが、
私の限られた予算では、なかなか「これ!」というものと出会えない。

夏物の服をごそごそと整理している母の脇に座って、そんな話をしていた。
すると、「あら!! ほら、これ」といって濃紺の見慣れない服を彼女は
私に差し出した。

「何これ?」
「おばあちゃんが、ゆみちゃん頑張りなさいって言いたくて、出てきたのよ。」と母。
生前、祖母が自分の紗の着物をリメイクし、お洋服に仕立て直したそうだ(写真)。
「もって行きなさい、あげるから」と言う母。
私の欲しかった、紗の、透け感のある絹の生地。大好きだ。
母は私が気に入ったのを見ると、青山に帰る前に、別の絹の切れ端で
プチストールを手縫いし一緒にもたせてくれた。

「何があっても、おばあちゃんと私が守ってると思って、精一杯頑張りなさい」
そう言って母は私を見送った。

青山に来て8年目。
いろんなことがあった。
今年は特にさまざまなことを見直す一年になっている。
全くのゼロから一人でスタートし、何があっても大好きなことだから
今までやってこられた。
石の上にも3年の厳しい時期、過労で入院したり、震災後に危機があったり、、、。
首の皮一枚、とか、自転車操業、とは私のためにある言葉ね。
そう思える状況が常だったが、
いつも不思議といろんな方々の助けがあり、やってこられた。
苦しいからこそ、生徒さん、まわりのみなさまの優しい心を
本当に感じられた(これってある意味、幸せですね)。

おばあちゃんの紗の服に母の手縫いのストールをして、
昨日の朝は散歩に出た。
まだひっそりして人も歩いていない青山の街。
薄桃色の朝顔が咲き、そよ風が吹いている。
西麻布にある長谷寺の十一面菩薩観音さまの優しい微笑に挨拶してから、
再び街へ出ると、夏の太陽が道を照らしている。

まだまだやりたいことは沢山ある。
あとどのくらい、、、とは考えず、今に集中して青山での毎日を歩もう。
そう思った。
毎月のレッスンで紹介する料理やお菓子の先に、
たくさんの人の笑顔が生まれるといいな。

少しでもどなたかの役に立つ生き方を模索中。


おばあちゃん、今度レシピ考える時にまた着るから、
一緒に 美味しい&カラダに優しく効くお料理、考えてね(^^)

◎写真:おばあちゃんの服、今月の料理(料理写真提供:山崎さやかさん)











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初夏もよう

2012-07-02 | 旬の話



南フランスのエクサンプロヴァンスに暮らすフランス人の友人から、
この夏はスペインでヴァカンスを過ごす、とのメールが届いた。
私はどうしようかな。

5月末~6月は、とにかく忙しい日々だった。
長崎・佐世保へのお墓参り。その後、雲仙温泉へ。
6月10日は大学時代の女子会、16日はパリ15区7周年記念会、
そして先週24日は長野県須坂市で、
地元ワイナリー(楠ワイナリー)さんとコラボのワイン会に
糀屋本藤醸造舗さんでの料理教室。
須坂では、ちょっと早い夏休みを。
仕事後に3泊し、大学時代にバイトした峰の原高原へ足を伸ばした。
幸運なことに、生まれてはじめて天の川を見ることができた。
ペンションの方によると、百点満点のブリッジ状の
天の川だとのこと!
それから、江戸時代から続く田中本家という豪商の館での、
沙羅の花を愛でながらのお茶席も幸せな時間だった。
沙羅の落ち行く先の池ではカルガモの赤ちゃん9羽が
無邪気に動きまわっている。思わず顔が緩む。
私はここの穏やかな空間が心から気に入り、滞在中3日連続訪れた。
こちらの展示品は素晴らしい。
また夏か秋にゆっくり訪れよう。

7月初日の昨日は、江の浦の畑で過ごした。
雨模様で海はグレーだったけど、仲良しのMちゃんと一緒に
ゆるやかな時間を過ごした。
青山で咲き終えた紫陽花を移植し、サンジャックバーベナという紫の可憐なお花も植え、
コリアンダーの種まきをした。
どんな風に育つか、楽しみ。

私の畑の下に、見事な薔薇のガーデンがあって、そこの名人に昨日
はじめて会った。
彼はとても親切な人で、私たちにたくさんの薔薇をプレゼントしてくださった。
大事に抱えて家に持って帰ってきたが、花びらが散ったのもある。
それを捨てるのは忍びないので、薔薇風呂にして楽しんだ。
しっかりした真紅の花びらは、昔モロッコのホテルでしてあったように、
トイレに浮かしてみた。
部屋のあちこちにほのかな薔薇の香りが。

さあ、今夜も薔薇風呂に入ろう。

写真:海に向かって咲く薔薇、サンジャックバーベナ、ブルーベリーデザート、
パリ15区風ビーフストロガノフ(料理写真は、山崎さやかさん提供)

A tres bientot,j'espere!
Yumiko MORI




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3ヶ月ぶりに書きます

2012-05-23 | ひとりごと




Le temps des ceries approche.
さくらんぼうの季節が近いですね。

3ヶ月間、何も書かずにいました。

私の今年の春は、ゆるやかな幕開けだった。
4月には念願だった京都の桜を見に。
人ごみが好きではない私は、ひっそりした貴船、鞍馬、大原で
ほとんどの時間を過ごした。
市内は、祇園白川や鴨川沿いを夜に散歩程度。
京の夜桜は、さすがに風情がある。

醍醐寺のお庭と桜は、立ち止まらずにはいられぬ程
素晴らしかった(写真)

大原の三千院では、サンフランシスコから来ていたCarlyというチャーミングな
女性と知り合った。
一人旅の素敵なことの一つは、思いもしない人とこうやって出会い、
友達になること。
20代前半に北欧、西欧を一人旅していた頃の私は、
行く先々で、やはり一人旅のバックパッカーたちと知り合った。
そのうちの数人とはいまだに繋がっていて、私の宝になっている。

Carlyもわたしも京都の紅葉が大好きで、秋には一緒に、と約束した。


京都から戻るとすぐ東京の桜は散り行き、私のブルーベリーの花が咲いた。
いまはその花も散り、翡翠色の実がつき始めている。
大好きな季節だ。

4月のお菓子レッスンでは、イチゴのタルト、5月にはブルーベリーの入った
アーモンドケーキとカスタードクリームをみんなとつくった(写真)。
(一人の男性生徒さんが、5月のレッスン日にこのタルトを作って持ってきて
下さった。ほかの生徒さんたちみな大喜び!
わたしもとても嬉しい気持ちに)

そして5月。
小田原市江の浦にある私の畑では、薔薇が咲き、レモンのつぼみが今にも
開こうとしている。
花々が海(相模湾)に向かって咲き乱れ、息をのむほどの美しい景色が
そこには広がっている(江の浦の写真は、次の記事にUPします)
青山から2時間でいけるコートダジュール。
私のパラダイス。

この季節は、青山にいても気がそぞろ。
海を眺めに、そして畑にまいた夏野菜の新芽たちの成長を見に、
江の浦へ飛んでいきたくなるから。
海、土、緑、虫や蝶たち、そよ風、きれいな空気。
私の好きなものがそろっている江の浦で、
おおらかな自然のなかで、いつか暮らせるようになりたい。
それを叶える為にも、いまここでの毎日を努力しよう。











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冬の終わりの代官山散歩

2012-02-22 | ひとりごと


昨日は春のような日差しに誘われ、ズンバのレッスン後に、
青山のおうちから代官山までのんびり歩いてみた。

代官山は、昔からちょっと馴染みのある街。
ル・コルドンブルー料理学校の東京校がここにあり、
フランス留学から帰国した25歳の私は、学校で通訳として
お手伝いさせていただいていた。

今のほうがあの頃よりずっとこの街も成熟し、楽しいお店が増えた。

昨日の私の足取りは。。。

まず、「Chez lui(シェ・リュイ)」のショウウィンドウを覗く。
ここのスイートポテト(写真・1ヶ347円)はとっても評判とのこと。
素朴なアプリコットタルト(写真・2210円かな)を見ていると、
まるでパリにいるかのような錯覚になるくらい、
ここのお菓子はフランスチックだ!
お店の日よけの赤いテントも、可愛らし~い。

次はそのそばにある、「かまわぬ」という手ぬぐいのお店(写真)。
ニッポンの素晴らしい四季をてぬぐいのモチーフに使った美しい品々が沢山!
私はここにいると、心の底からワクワクしてしまう。
着物の半襟にも使えるな~とか考えると楽しくて仕方ない♪
「できればすべての柄が欲しい!!」という衝動に駆られるから危険、危険。

その後は、ちょっと先の道を曲がったところにある「Bonjour records」へ。
個性的な写真集・CDがおいてあり、カフェもある。
ここに流れるBGMが結構好き。カラダが自然にダンスし始める。
昨日は Lady Gagaの写真集をくまなく見てしまった。(刺激的~!!)

そしてそして「Eataly(イータリー)」でイタリア食材をチェックし、
お洋服屋さんを覗いたあと「CA4LA(カシラ)」へ。

帽子大好き人間の私は、ここで日が暮れるまでどっぷりと帽子の海に浸かった。
昨日は24歳のういういしい店員さん(女性)が、ずっとつきっきりで様々な
帽子をかぶせてくださり、私におそらく一番似合うものを一緒に探し出してくれた。
いろいろなお話も聞かせていただけ、
とても楽しくゆったりした時間をすごせた(^^)

彼女によれば、CA4LAでは13人のデザイナーさんたちが、
かなりのテンポで新作を続々と生み出しているんですって。
だから、いつ行っても新鮮なのですね~。
CA4LAの名の由来も教えてもらった。
あ~、様々な色や形って、見ているだけで幸せ。
フランス、イタリア、オーストリア、イギリスからの輸入物も豊富。


私にとりパリの街はおもちゃ箱をひっくり返したような、
大人感覚とコケティッシュ感が交じり合った、東京とはまったく違う性質の
魅力溢れる街。
暮らしていた時は、本当に小さなRUE(通り)までよく歩き回り、
パティスリーやビストロ、カフェ、新進デザイナーの小さなアトリエなどを
思わぬところに見つけては興奮の連続!
飽きることがなかった。
「歩けば何かに出会える」
私の散歩好きは、間違いなくパリで芽生えた。

こうして東京(主に青山・表参道・銀座・代官山・吉祥寺)を
散歩して回ると、その和洋折衷ぶりに拍手すら送りたくなる時がある。
美味しいケーキ屋さんの脇に、老舗の和菓子屋さんがあったり、
フレンチにカレー、ハワイアン、はたまた美味しい懐石も味わえる。。。
とても贅沢な環境だ。

パリに暮らしていたころは「一生日本になんて帰らなくても、私はここで生きていける!」くらいの勢いだったが、帰ってきてよかった!
いまはここ東京での生活が面白くて面白くて。
30代のころは、フランスでも生きるのもいいかも、と日仏間で揺れ動いていた時期が長くあったが、あるときに「日本で根を張って、小さな幸せで良いから毎日ハッピーと感じながら生きられるようになろう」と決めた。
そのとき以降、それを叶えることが、私の一つの夢となった。
そういう意味で、私はいまとっても幸せ者!
夢が叶ってきて、とてもありがたい毎日だと心底思う冬の終わりだ。

春が来たら、もっと街散策を楽しもう(^^)






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バレンタインディに表参道のメゾン・ドゥ・ショコラ大人気!?

2012-02-14 | 簡単レシピ


今日は青山はとっても寒い。
フランス人の親友から、今年はパリも寒いと聞いたが、ここよりもっと冷え込んでいるんだろうな~。

昨日は表参道を歩き回った。
ピエール・エルメでは、チョコのマカロン(3ヶ入り1260円~)、
メゾン・ドゥ・ショコラでは真っ赤な箱入りのオーソドックスなチョコ
(写真・4粒入り1980円~)を見てみた。
表参道交差点にある和菓子屋「桃林堂」ではハートの自然薯饅頭でできた
バレンタイン特製菓子が売られている(写真・2ヶ入り630円)♪
メゾン・ドゥ・ショコラは店が小さいこともあるが、人がごった返していて、
チョコも「品切れ」が目立っていた。すざまじい人気!?
こんなに人がこぞってチョコを買う風景は、パリでは見た覚えがない。。。
私が興味なかったからかな~(^^)

結局、昨日私はチョコは買わず、大好きなヒヤシンス、桜、水仙を買い求め、
おうちに戻った。

そして今朝、早く起きて、自家製の甘酒と、オランダのココア、
スペインのオレンジを使ったチョコレートケーキを創った(写真・作成中)。
今日のケーキも白砂糖、白い薄力粉は不使用なのだ。

余分に焼いて、自分でも試食。
へーゼルナッツの風味が効いている~。ん~ C’est pas mal◎

あ、へーゼルナッツで思い出した!
先週、銀座のシャネルで開かれている、「エリオット・アーウィット写真展」へ
誘われていった。
そこには胸がキュンとしめつけられる、モノクロのパリが溢れていた。
懐かしい風景たち。
(確か今月いっぱいやっているはずだが、確かめてみてね。無料。オススメです)
そうそう、そして、このシャネルビル最上階にある
「ベージュ・アラン・デュカス・トウキョウ」レストランで、
へーゼルナッツ粉たっぷりのダクワーズ生地&超美味なココアを使った
バレンタイン特別デザートが本日供されるそうだ~。
このデザートは、パリのエッフェル塔内にある「ジュール・ヴェルヌ」
というレストランのもので、スペシャルコラボだそうだ!

パリジャン、というか、フランス人は確かにショコラが大好き。
私は、と言えば、そうでもない。
でも、パリに住んでいた頃、本当に良質のチョコを知り、
「日本で食べていた板チョコとは大違い!」とビックリしたものだった。

最後に、パリのショコラティエで私が好きなのは、「ミシェル・ショーダン」。
友人がミシェルさんのお店で修行をしていたことがあり、
それが縁で紹介され、訪ねていったことがある。
氏とも直接お話したが、人格が素晴らしい。
そしてチョコへの情熱がみなぎっていて、目を輝かせてカカオ豆の産地や
チョコの話をしてくださった。

創る人で、味は変わる。
私はそう思っている。
だから、手創りのときは、どんなに忙しくても、心をちゃんと込めようと思う。

では、みなさん、ハッピーヴァレンタイン♪♪

Vous aimez des chocolats?
Allez gouter les!!
Bises,Yumiko



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美・健康の元・「酵素」がテーマの2月レッスン!料理写真付

2012-02-06 | 報告
立春も過ぎ、寒い中にも春の兆しを最近は感じますね。
長野・須坂の「糀屋」の房子さんからは、
「雪がいっぱいで、毎朝雪かきが大変!」とのメールが。

表参道交差点ほど近く、GUCCIのショーウィンドウを覗くのが好きな私。
今月は、こんなにカラフル(下記・写真)で、うきうきします♪

さて、パリ15区2月料理教室メニューは旬を使った、冬と春が同居した
内容です。
あなたの美と健康に欠かせない「酵素」をテーマにしています。

昨夜、大学時代のテニスサークル同期の男友達に待望の赤ちゃん誕生!
本当によかった~。
生まれたての赤ちゃんは、体内に沢山の酵素を温存していますが、
大人になるにつれ、この貴重な体内酵素は減っていきます。
酵素がなくなったとき=死、と想定されていて、
酵素は生命力そのものと考えられています。

嬉しいことに、日々減っていく酵素は、実は ある食から補えるんです!
知ればだれも日常でカンタンに実践できるそのコツを、今月は
パリ15区料理教室で紹介しています。

せっかく与えられた貴重な人生。
元気に生きて、この命を全うしたいですからね(^^)

写真は
①GUCCIショーウィンドウ(2012、冬)
②1月のお菓子教室でのバレンタインガトーショコラ
(ヘーゼルナッツとココアたっぷり・もちろん白砂糖不使用)

③2月の料理教室のメニューより
(フランボワーズビネガーでマリネした大根サラダ・伊予柑添えの真冬のオレンジガトー・4色粒コショウポークソテー・ロックフォールチーズと塩糀のソース添え

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塩こうじの話

2012-01-18 | 簡単レシピ


青山教室を開いて7年になろうとしている。
初めのころは生徒さんも本当に少なかったので、毎日時間がたっぷりあり、
いろいろな本を読んだり、実験していた。
食とカラダの深いつながりについてもっと知りたくて、さまざまと自分のカラダで人体実験もしていた(^^)
そのころ、菌が大好きになった~。
(上野で開催された「もやしもん(漫画)」の展覧会にも行きました☆)
人が健康で、しかも若々しくイキイキいるのには「腸」のきれいさがキーポイント。
これを支えてくれるのが有用菌。
日本人の腸には、動物性より植物性乳酸菌のほうがより良いと知った。
そんなわけで、数年前から、植物性乳酸菌をたっぷり含んだこうじとお粥で作る「甘酒」を作り始め、機会があるたびに周りの方々にすすめ、差し上げてきた。
こうしているうち、私はこうじ自体が美味しい甘酒作りには重要だと分かってきた。

もう5年になるか、旅の途中ふらりと入った長野県須坂市の「糀屋本藤醸造舗」さんのご主人と奥様 房子さんとの出会いが、私のこうじ好きによき拍車をかけてくれた。
こちらのこうじは、それまで私が作ったどんな甘酒にも出せなかった、まろやかな甘さ、そしてぷちぷちっと言う何ともいえぬ食感をもたらしてくれるのだ。
甘酒に加え、塩こうじにも興味が出て、もちろん自家製で作っている。

私はテレビをほとんど見ない(見る時間がない)。
だから知らなかったのだが、去年秋頃から「先生、最近塩こうじってブームみたいですね。テレビでやってましたよ」と報告してくれる生徒さんが多くなった。
母もまたしかり。

私の母は福島中通りの、ドが三つも四つもつくくらい超ド田舎で江戸時代から代々続く農家出身。
母が小さいころは自分の家で、味噌、しょうゆ、納豆、もちろん甘酒も全て造っていたそうだ。
母のおばにあたる人が「もやしや、」つまり種麴屋に嫁いだ関係で、そこからいつも「もやし」=こうじ菌を譲ってもらっていたらしい。
「え!そのおばさんのうち、いまも種麴屋さんなの?!」。
私は母にものすごい勢いで聞く。
母は笑って「まさか。もう随分前に閉めたわよ」と。
残念!残念!残念~!!
種麴屋は昭和20年代は日本全国で40軒以上あったのに、いまはたった10軒ほどらしい。。。
菌、こうじ好きの私はとても憂いている。
「糀屋本藤醸造舗」さんの房子さんにお願いし、こうじ造りの工程を一緒にやらせていただく約束をした。
いまからとっても楽しみだ♪

今、塩こうじブームらしいので、もし自家製する方に、わたしなりの「美味しく造る秘訣」を公開しま~す。
一、元気で良質のこうじを求めること
二、塩は、日本の海水でつくられた天然塩を使うこと
三、仕込む際、金属製のスプーンでなく、木製や陶製を使うこと(菌が金属が嫌い)
四、納豆の近くに置かないこと(こうじ菌は納豆菌とけんかしてしまう)


作り方は本当に簡単。
塩こうじ200gに塩を60gほど混ぜ、水を注ぎ、冬なら2週間ほどおく。
そうすると写真のような状態に。
こうじは「糀屋本藤醸造舗」さんのものがおススメだが、最近はスーパーでも売られている。
ぜひぜひトライしてみて!

わたしがこうじをここまでおススメする理由は、端的に言えば
「美味しくて、健康と美肌によい」。


おととい1月16日に小田原市江の浦にある私の畑へ行って、キクイモを植えてきた。
そのときチビ大根をとってきたので、いまから塩こうじを添えて食べてみよう♪

写真は:
①大晦日に仕込んだ塩こうじ。 
②こうじをすくうときの木製・陶製スプーン。
③畑でキクイモを埋めるところ。
④畑からの真冬の海(相模湾)&私のレモンの木(右端)。
⑤小田原の魚屋さんで売られていたマンボウちゃんと、青い背の美しいウルメいわし、あじ
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小田原 トシ・ヨロイズカファーム

2012-01-13 | 店情報



8日は畑へ。
朝9:20に青山をS氏の車で出発。
東名からは富士山が見え、みんなでおしゃべるしている間に、景色は雄大な相模湾に
変わっていた。
小田原市江の浦にある私の畑では、10月にまいた野菜の種がちゃんと育っていた!
大根(ニンジンくらいの大きさでかわいい!)、小松菜をその場でMちゃんとかじった。
大根のピリリ感、小松菜の甘さは格別♪
グリーンピースは春かな~、ほうれん草もまだまだちいちゃい。

この日は、さくらんぼうのナポレオン2代目を植樹。1代目が枯れてしまったので、再挑戦だ。それと、そら豆の種も植えた。
作業している時、大学時代のOちゃんから「いま、トシ・ヨロイズカのファームに来ている。ランチは混んでいて席が取れず、お茶だけしている」とのメールが来た。
Mちゃんが「私達も行こうよ!」ということで、江の浦テラスで海を眺めながらのランチを終えて、私達は小田原一夜城にあるファームへ。
とても混んでいて、カフェは満席。
仕方ないのでケーキをテイクアウトすることに。
それでもケーキショップにのも入場制限がかかっていて、
さむ~い店外で待たされること10分。
ようやく入れ、どれを買おうか悩みながら選んだ。
帰り際、レジの裏にある厨房が気になって、じーっと見てしまった。
広々して働きやすそうで、若いパティシエの卵さんたちが イキイキ働いていた。
私がフランスのレストランやカフェで修行させてもらっていた頃の感覚が
一瞬よみがえった。

(なんと、店の入り口で入場制限の係りをしていたのが、トシ・ヨロイズカ氏 本人だったのにはビックリ。腰が低く、清潔感のある方で、一生懸命お客様対応をなさっていた。
眼帯をして、気のせいか、ややげっそりしているように見受けられた。。)

お店は私が想像していた雰囲気とは違い、かなりシンプル。
客席もとても少ないので、絶対座りたいなら前もっての予約がおススメ☆

私達は4人だったが、別々のケーキを買い、4種類を味わった。
私はスイス伝統のニンジンケーキを買ったが、美味しいなと思ったのは O氏が選んだナッツたくさんのシューケーキだった。400円。

ヨロイズカファームは地元のJAと協力してやっているらしい。
お店の隣には、小田原産の果物や花、野菜の売店が、周囲には果樹園や養蜂場もあって、小さな丘に登れば相模湾を一望できる。素敵。
でも、海景色は私の畑からのほうがもっと素敵!ひいき目かな~・笑

春や夏はきっと素敵な日帰り休日を楽しめそう♪♪

次回、みんなで私の畑へ行く時には また寄ってみよう。

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六本木・野菜寿司 ポタジエ へ着物で

2012-01-12 | 店情報


フランスグルノーブルに住むフランク兄さんから、
この冬はスキーを楽しんでいる!というメールが。
きっと銀世界なんだろうな~、いいな~。

今朝の青山は6度。
ここから見える六本木ミッドタウンが凛として見える。

1月2日夜、野菜寿司 ポタジエへ。
大学時代の友人Mちゃんが、誘ってくれた。
彼女のご主人と私たちの3人で、六本木ヒルズまで着物で出かけ、
面白い創作野菜寿司のコースをいただいた。
なかなか工夫が凝らしてあって、感心した!
元日が誕生日の私。
誕生日祝いも兼ね、和の食を楽しんだ。

母が、長襦袢の半襟を春らしい梅の柄のものに付け替えてくれた。
私の母は本当に器用な人で、針仕事はスイスイやってくれる。
フランスやヨーロッパにばかり興味を抱いていた娘が、まさか着物や
茶道をやるようになるとは思っていなかったようだ。
嬉しい誤算、かな(^^)

この春、フランスへ行く際にはこの着物もって行こうかな。
ん~、でもまだ一人で着られないかぁ。
今年の目標の一つは「一人でちゃんと着物を着られるようになる」なのだ。

昨日は鏡開き。
小田原市江の浦にある畑で8日にとってきたハーブ(ういきょう)を
お餅にのせ、オーブンで焼き、年末に仕込んだ自家製塩糀を添えて
パクリ。
ん~、なかなか♪

私の日仏融合マリアージュはどこまで進むのやら!?
ま、2012年も気の向くまま 楽しいと思えることを 
伸び伸び自由にやっていこうっと。

Bises,Yumiko


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クリスマスは仕事三昧

2011-12-25 | ひとりごと



クリスマス、いかがお過ごしでしょうか。
私は毎年決まって仕事。

今朝は6名の方々とケーキレッスンを。
秋に体験レッスンで参加してくれた10歳の女の子たち(なっちゃん&りくちゃん)も
来てくれて、今日はフランスのクリスマスケーキ「ビュッシュ・ドゥ・ノエル」に挑戦!
ラズベリーでピンクに色付けたオリジナルのヘルシーチーズクリームで
フルーツケーキを覆って無事出来上がり!!
写真の通りの満面の笑み(^^)

夕方から、もう1レッスン。
ここではクリスマスらしい3品の料理を作った。
そのうちの2品の写真を載せよう。
「ジャガイモのクリームテリーヌ」と「クリスマスチキン」。

ジャガイモのクリームテリーヌの赤いソースは
BOSCHのブレンダーで作った。
材料を計量し、ボールにいれてあっという間に出来上がり!
本当に便利で、さまざまなソース作りに活躍している。

いまならキャンペーン中でホイッパー(5000円相当)がプレゼントで
ついてくるそうですよ♪
詳細は下記を。
BOSCHハンディブレンダー


http://www.club-bs.jp/information/index.html


クリスマスチキンには、赤(トマト&ビート)と緑(バジル)のソースを添えて。



青山に来て7回目のクリスマス。
今年も仕事三昧だった私。
いつかはのんびりおやすみをとって過ごしたいな~、と正直思うけど、
こうやってたくさんの方と一緒にお菓子や料理を作っていられることが、
もしかして一番幸せな過ごし方なのかも。
ふと、そんなふうにも思えた。

20年前、パリで過ごしたクリスマス。
当時イタリア留学中だった友人のYちゃんと、パリで合流。
二人で美味しいシュトーレー(パリの老舗)のケーキと、
モントルグイユ通りの花屋さんで買った赤い薔薇を飾って、
一緒に静かなノエルの夜を過ごした。
今日Yちゃんにメールしたら、「懐かしい!」とすぐ返事が。
あのときのクリスマスの思い出は、これだけ歳月が経っても、
色あせずに 二人の心にちゃんとある。
なんだか、あたたか~い気持ちになった。

もし、クリスマスの休暇がとれたら、またパリであの時みたいに過ごそうか。
あるいは、北欧のサンタさんに会いに行く旅でもしようか。。。(^^)


サンタさんは、目に見えるプレゼントを届けに来てはくれないけど、
目に見えない幸せを、ちゃんと運んでくれた。

Merci a vous,Yumiko
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