《ここから見える景色》

赤裸々で幻想的なブログ

愛する人の幸せを思うこと

2007-01-31 03:04:54 | 庶事
愛する人には 幸せになってほしい


こう思うのは 人として当たり前だと思う


でも そう思うが故に

悲しい選択をする人がいる


僕には どうしても理解できないんだ


愛する人が幸せになるために

愛する人の隣に他人がいるのを

甘んじて受け入れられる人を・・・


ある人は言っていた

「俺の彼女が 好きな人ができたから言うて

 別れることんなってんけど

 俺はそれが本気なんやったら 

 ホンマに応援したろうと思ったで」


また ある人は言っていた

「僕と別れて 違う人と一緒になることで

 彼女が本当に幸せになれるなら

 別れてもいいと本気で思えたよ」



僕にはこれが全く理解できないでいるんだ

まだ僕には恋愛経験値が少なすぎるんだろうか


いや そうは思えない


本当に好きな人なら

かけがえなく大事な人なら

自分の隣に 一生一緒にいてほしい

そして 誰の隣にいるよりも絶対に幸せにしてやりたい

そう思うのが 本当に大切に思うことじゃないだろうか



そう思う僕にとって

上記のような考え方をするやつらは

弱虫か 偽善者にしか見えない


そう 格好悪すぎる

昔の自分を見ているようで

すごく嫌なんだ


僕がダメなら せめて・・・

そんな気でいるから

いつまでたっても弱いまま


本当に好きなら

お金だって

時間だって

距離だって

どうにでもなるさ


大事なのは 守っていこうという気持ち


こう思う僕は まだまだ甘いんだろうか?




♪本日のここから聞こえる音楽♪

シャボン玉Days/Aqua Timez

異端

2007-01-25 16:00:41 | 自戒
自分がそうだと気づいたのは

つい最近のこと


ずっと いたって普通の

まともな人間だと

自分をそう評価していたけど

どうやらそうじゃないらしい


そう

僕は どちらかといえば

狂っている


あちら側の人たちとは

何も関係ないとは言い切れない


道を踏み外せば

すぐに落ちていけるだろう


禁断の場所は

思ってたよりも近くにある


やっと そんなことに気づいたんだ


気づいてよかったと思う

気づかなきゃ注意すらできない

そりゃ自分から行きたいなんて 思わないさ


でも 注意するのが限界で

そこから立ち去るなんてことは絶対にできないだろう

そこをぶち壊す力も僕にはないだろう


だから 常に意識して

近づかないようにするしかないんだと思う


性悪説とは

本当に偉大な思想だ


ただ 僕にも絶対にまともだと言える点が一つある


それは

自分がまともでないと自覚してること

睡郷②

2007-01-22 00:33:37 | 短小説
小さく小さくなった部屋の中で

いつも思うことは同じ


同じことをずっと考えている


考えるだけじゃ何も起きない事はわかっている


でも 考えずにいられない

考えないと思っても

それは結局考えると同じことで


僕の中で

それはどんどん大きく膨れ上がり

知らない間に

僕の半分以上は

それで満たされている


実際 それは心地いい


懐炉なんて無くても

温かみを感じられるくらい


ご飯なんて無くても

お腹いっぱいになるくらい


だけど

そこに懐炉も無いし

ご飯も無い

それが現実


わかってはいる

わかってはいるんだ

だからって

それを完全に受け入れれば

僕は もう二度と・・・


だから

だから・・・


もう少しだけ

ここにいさせてくれないか?


できるなら

僕と一緒に行かないか?


僕は 手を差し伸べたままだから・・・

学問

2007-01-21 23:27:43 | 自戒
こんな勉強をして何の役に立つのか?

結局社会に出た時に役に立つことなんて

ほとんどないじゃないか!




学生時代なら

誰しも一度はこんなことを考えたことがあると思う


僕も そうだった


必要ない知識を手に入れさせられることを苦痛に感じ

どう考えても将来使えない技術を覚えさせられることを疑問に思い

そんな感情を抑えながら

学生生活をそつなくこなしてきた




そんな僕が

最近 やっと気づいた


学んだものは使えないんじゃなく

僕が使おうとしていないだけだったってことに


役に立たないんじゃなく

役に立てようとしていないだけ


知識に踊らされるんじゃない

技術に使われるんじゃない


どう役に立てるか

いつ役に立てるのかは

僕次第なのに


捨て去ってしまったものがある

拾おうとさえ思わなかったものもある


今だからこそ もったいないと思う


でも まだ遅くないはずだ


僕にはまだまだ 学ぶべきこともあるし

そういうものを貯めておく余裕があるって自信もある


大学という自由な時間を許されている間に

たくさんのものを手に入れておかなくちゃいけない

できるだけ 持てる限り


そして

社会に出たとき

それがいつ どんな風に 役に立つのかを

自分に問いかけ続けていく


それが

僕にとっての

「学問」

冬が好き

2007-01-16 01:32:19 | 
北海道の冬は、長い


長い冬

白い雪

青い空


冬が好き・・・




透き通る 空気


白い雪


静けさ



塵やほこり 笑い声さえも

白い雪が 持ち去ってしまう


寒い 寒い冬

だから あったかい 人の温もり


白いテニスコート

夏の試合がすごく昔のことのよう・・・


あなたと出会ったのは

確か あの試合のすぐ後

懐かしいな


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


実は上記は

良くも悪くも有名な漫画

「東京大学物語」の一節


言葉だけでも

十分に伝わるものがあると思ったから

少し書いてみた


これを読むと

あまり冬の好きじゃない僕でも

冬に雪の積もる場所で

生活してみたいと心から思う


実家では 雪なんて一年に一回くらいしか降らないし

積もることなんかすごく珍しい


だから

スキーに行ったときにしか見られない

あの目も焼けるような白さを

それこそ 銀世界という名の

現実とは隔絶された異世界のように感じていた


そう言えば

東京に雪は降るんだろうか?

東京に雪は積もるんだろうか?


一月の雨は もう冷たいけど

そんなものに濡れている暇はないから

行き交う人々と同じように

忙しそうに歩いていくんだろう


それでも

今年くらいは 東京の冬を

冬として真正面から感じてやろうと思う

成人

2007-01-15 00:53:19 | 自戒
先日 とうとう僕は人に成った



いつかは来るとわかってたその日に

僕は何の備えも無く

何の覚悟もなく 臨んだ


それでよかったんだろう

妙な気負いなんていらない

それが 数ヶ月まえから心待ちにしていたことだったとしても・・・


そうは思うけど


たくさんの人と久方ぶりに再会して

変わったようで

その実 あまり変わっていない みんなを見て

懐かしい気持ちに浸るのも


式典で とても御偉い町長の話を

右から左に聞き流すのも


朝まで

酒を飲んで

歌って

バカ騒ぎするのも




何か違う


確かに楽しかった

でも

人に成るって そんなものなのか?


周りに押されて

時に流されて

人になる


それが人ってやつなんだろうか?


いや 成人式を批判するわけじゃない


ただ人になることを

あまりに容易いことだと考える自分を

諫めなくちゃいけない


慢心しちゃダメだ


自覚を持たなくちゃいけない



だいたい 上京したのだって

何でも人任せにした生活を捨てて

ある程度 自立した生活ができるようになろうと思ったからじゃないか


料理ができるようになったとか

部屋の整理ができるようになったとか

そんなこと小さなことは当たり前


もっと大事なことがあるだろう?


自分で生計が立てられるくらい稼いでいるとか

酒が飲めるようになったとか

そんなことはどうだっていいんだ



そう思う僕が

今年立てた誓いは


「迷わないこと」

そして

「負けないこと」