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著書『誇りに思う日本人たち』
『ビッグショッツ』
『黒い火』ほか

7月11日・ジョルジオ・アルマーニの転身

2017-07-11 | ビジネス
7月11日は、シンガーソングライターのスザンヌ・ヴェガが生まれた日(1959年)だが、「ジャケットの帝王」ジョルジオ・アルマーニの誕生日でもある。

ジョルジオ・アルマーニは、1934年、イタリア北部の町、ピアチェンツァで生まれた。彼には上に兄と姉がいた。彼はもともと医師志望で、ミラノ大学の医学部に入った。しかし、19歳のとき、医学部の途中で軍隊に召集され、医学のキャリアは頓挫した。彼は医学生だったために、ヴェロナの診療所に配属されたが、そこで医療現場を経験するうちに、あるときとつぜんべつの道へ進もうと思い立った。
軍隊を退役した22歳のころ、アルマーニは、ミラノのデパートのショーウィンドウのデザインの職についた。ここでファッション業界のビジネスの見聞を広めたのをステップに、彼は20代の半ばに、ファッション・メーカーへ転職し、男性服のデザインを担当した。
その後、彼はメーカーを退社し、フリーのデザイナーとして仕事をはじめ、30代のなかばに建築デザイナーのセルジオ・ガレオッティと出会い、意気投合した。
39歳のとき、ガレオッティのすすめでミラノにデザイン事務所を開き、さまざまなデザイナー・ブランドと組んで仕事をし、経験を積んだ。そして41歳で、ついに自分のブランド「ジョルジオ・アルマーニ」のオフィスをミラノにオープンさせた。
46歳のとき、ハリウッド映画「アメリカン・ジゴロ」で、リチャード・ギアの衣装を担当し、これをきっかけにアルマーニは広く知られるようになり、53歳のときにはケビン・コスナーやショーン・コネリーが出演した映画「アンタッチャブル」の衣裳を担当した。ハリウッドの映画俳優をはじめとする多くの有名人がアルマーニを愛用する、世界でもっとも成功したファッション・デザイナーのひとりと言われている。

医者になろうとしていた医学生が、とつぜんファッション業界へ志望を変更するとは、おもしろい人生である。ゲバラも医者からゲリラへの転身組だった。人生、意外な道を行くと、意外な花が咲いているものなのかもしれない。
アルマーニは、ジャンフランコ・フェレや、ジャンニ・ヴェルサーチと合わせて「ミラノの3G」と呼ばれたが、ほかの二人が没した2017年現在、現役の唯一のGとなった。けばけばしい感じのヴェルサーチに対して、シックなアルマーニ、という印象がある。

アルマーニは言っている。
「ひときわすぐれたものを創り出すためには、わずかな細部にまできびしく注意をはらう精神を持たなくてはならない」
(2017年7月11日)



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