パピとママ映画のblog

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白鯨との闘い3D ★★★★.5

2016年01月17日 | アクション映画ーハ行
ハーマン・メルヴィルの「白鯨」の裏側に迫るナサニエル・フィルブリックのノンフィクション「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」を基に描く驚異のサバイバルドラマ。19世紀を舞台に、白い大型のマッコウクジラと捕鯨船の乗組員たちとの壮絶なバトルを描く。主人公を『アベンジャーズ』シリーズなどのクリス・ヘムズワースが演じ、『ダ・ヴィンチ・コード』などのロン・ハワードが監督を担当。大海原で繰り広げられるクジラと人間の究極の闘いに息をのむ。
あらすじ:1819年、エセックス号のクルーたちは鯨油を入手するためにアメリカ・マサチューセッツ州のナンタケット島を出港する。一等航海士オーウェン・チェイス(クリス・ヘムズワース)をはじめとする乗員たちは、太平洋沖4,800キロメートルの海域で白い化け物のようなマッコウクジラと遭遇。彼らは強大な敵を相手に必死で抵抗するものの船を沈没させられ……。

<感想>ハーマン・メルヴィルの名著「白鯨」誕生の裏に隠されてきた、真実の物語に迫るアクション・アドベンチャー。19世紀に起きた捕鯨船エセックス号沈没の話を、ハーマン・メルヴィルが本にしたいと、生き残りの老人のもとを訪れることから始まる。
ハーマンにはベン・ウィショーが扮して、30年前に起こった海難事故の唯一の生き残りであるその男ニカーソンに、事故の真相を聞き次作の参考にしようというのだ。だが、ニカーソンは嫌な思い出なのか、中々話そうとはせず、妻の説得でようやく口を開く。ニカーソンにはブレンダン・グリースンが扮して、若き日の新入りのニカーソンには、トム・ホランドが演じている。

主人公の一等航海士オーウェン・チェイスにはクリス・ヘムズワースが演じ、その他の乗組員として、キリアン・マーフィーが印象的でした。

船長のポラード(ベンジャミン・ウォーカー)と一等航海士オーウェンとの仲は悪く、暇なし喧嘩をして意見が合わなく、進路を決めるにしても、風に向けて帆を張るにしても意見が食い違う。途中で小さめの鯨を捕獲して鯨油を獲る作業を見せるも、鯨の頭に穴を開けて、そこから油を汲みだす作業に、一番小さい新入りのニカーソンが、鯨の腹の中へ入り油を汲み上げるのだ。

そんな二人が、補給で寄港した島でクジラが群れていると言う海域の話を聞いたポラード船長は、30メートルをも越す白鯨に船を壊されたという話を信用せず、その海域に向かう。
年を超えてようやくその海域に辿り着き、確かに鯨が群れで泳ぎ回っているのだ。早速オーウェンやマシュー(キリアン・マーフィー)がボートで鯨に向かうのだが、そこに現れたのは巨大な白鯨、マッコウクジラだった。あの、話は本当だったのだ。激しい戦いを繰り広げるも、ボートは木の葉のように壊されて、船に戻ったオーウェンは、大きい銛を2本にして白鯨に打ち込もうとするも、相手はあまりにも大きかったのだ。

そして、打ち込んだ銛を引きずる白鯨は、エセックス号のマストを折り、船腹に大きな穴を開けた。沈み始めるエセックス号、3隻のボートに急いで食糧、水、などを積み込んでオーウェン、ポラード船長、マシュー、ニカーソンらは命からがら沈む船から脱出する。
そこからが悲惨な結果が、救出のあてのない漂流が始まるのだ。だが、白鯨は彼らの後を追いかけて来ていたのだ。食料も飲料水もなくなり、次第に体力が削られていく一行。そこへまた白鯨が襲ってくるのだ。いったいいつになったら陸地へ戻れるのか。
ようやく無人島を見つけて漂着するのだが、ボートを修理して本土へ戻るためさらなる航海に旅立つ。

さて、問題はそこからが過酷な闘いであり、生き残るためにはどんなことをしても良いのかという疑問が湧いてくる。しかし、実際に行ったとされる仲間をくじ引きで殺して人肉を喰らうという。極めて地獄絵図となって、その極限状態を生き延びた主人公の一等航海士オーウェンは、再び白鯨と相まみえた時に、その目の脇に銛と打ち込むことがどうしてもできないのだ。だが、生き残った船長とオーウェンは、母港へ生還後、船主や保険会社の人たちに、起こった事実をありのままに証言することで「オイルビジネス」(鯨油産業)と決別する。

この映画の中では、明らかに鯨の油を取るために捕獲して鯨を切り刻むことと、人肉を食べることがイメージ的に重ね合わさっているように思えた。
つまりは「怒れる神」からのメッセージを受け取って、オーウェンは鯨を獲り殺すことの罪深さに気づき回心するのだ。要するに「反捕鯨映画」とも言える。
時間の都合で3Dで観賞したのですが、前半はほとんど3D効果がなく、巨大な白鯨が迫ってくるシーンや船が木端微塵にされるシーンとかが3D効果大でしたね。

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