パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞、未公開DVD、お気に入り自己所有のビデオ・DVDの感想などネタバレ有りで記録しています。

セッション ★★★★

2015年06月10日 | アクション映画ーサ行
サンダンス映画祭でのグランプリと観客賞受賞を筆頭に、さまざまな映画賞で旋風を巻き起こした音楽ドラマ。ジャズドラムを学ぼうと名門音楽学校に入った青年と、彼にすさまじいスパルタ的指導を行う教師の姿を追い掛けていく。メガホンを取るのは、『グランドピアノ 狙われた黒鍵』などの脚本を手掛けてきた俊英デイミアン・チャゼル。主演は『ダイバージェント』などのマイルズ・テラーと『JUNO/ジュノ』などのJ・K・シモンズ。熱いドラマはもちろん、マイルズが繰り出すパワフルなドラミングにも圧倒される。
あらすじ:名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン(マイルズ・テラー)。そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャー(J・K・シモンズ)だった。ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。

<感想>このところ音楽映画の秀作が毎月のように公開されている。「ジェームズ・ブラウン~最高の魂を持つ男~」も先に観たいと思ったのだが、今週からミニシアターで上映されている「セッション」の観客の凄いことといったらない。連日超満員で、私が観た日も満員で通路まで椅子が出る始末。
予告で見た限りでは、ジャズバンドの話、鬼教官と生徒のスパルタ教育、若者の栄光と挫折、最後はきっとステキな演奏でハッピーエンドなの?・・・。
でもその予想は裏切られ、明らかにモデルはジュリアード音楽院みたいな、そこへ19歳のジャズドラマー、ニーマン(マイルズ・テラー)は入学し、トップレベルのビッグバンドに抜擢される。

しかし、そこは鬼教官フレッチャー教授が恐怖で支配するジャズの虎の穴の中なのだ。初回の練習からして、3時間も無意味に早くスタジオ入りさせられ、すぐにこの教授のサデスティックな異常さに気づく。軍隊よろしくすっくと起立して教授を迎え、顔をうつ向けたままこわばる楽院名うての奏者たち。練習が始まるや、鬼教官フレッチャーの口から矢継ぎばやに飛び出す暴言に罵倒の連続。「誰かが音程を外して私のバンドを邪魔している」と、トロンボーン・パートを一人一人追求し、否定できなかった奏者をその場で追放する。やがて、その狂気の鞭は、新入りのニーマンに及んで、もっと早く太鼓を打てと、そのリズムが違うと平手でニーマンの頬を張り倒す。

弱冠28歳で本作品を撮りあげた監督のデイミアン・チャゼルも、かつてジャズドラマーを目指し、そのレベルではトップクラスのプリストン高校ビッグ・バンドで、鬼教官の罵声を連日受け、イラついて自分のスネアの皮を破ったことがあるのだとか。それもニーマンによって再現されます。
それでも、本作中で、鬼教官のシゴキに耐え、世に名を上げてから自殺する元教え子のトランペッターは、もしかしたらそうなったかも知れない監督自身の自分的エピソードだろうし。
そう、この映画のタイトルの原題は「ウィップラッシュ」=「鞭打ち」「痛めつける」「悪影響を及ぼす」と辞書にはあるが、もちろんドラムをバチで打つイメージも、鬼教官の悪質なシゴキも、その意味に含まれているといっても過言ではない。

ニーマンもフレッチャー教授の企みどおりに奮起して、愚かにも彼女との縁を切ってまでリズム・マシーンになろうと手の平の肉を弾けさせながら練習しまくるのだ。
フレッチャー教授のやりかたは、おそろしく独裁的で強権的で、全プレイヤーを自らの下に統べようとするマッチョな支配欲の塊のようにも映る。ですが、いいかえれば、自分のバンドにパーフェクトを求めるがゆえの熱心さともいえ、愛のあるスパルタ指導とも受け取れる。だから、そういう教育が天才性を発揮させ、個々の能力をレベルアップさせることがあると。
鬼教官のフレッチャーには、「スパイダーマン」シリーズの、新聞社の鬼編集長のJ・K・シモンズのお芝居が怖い、渋い、かっこいいあの人です。

まるでSM的な、ニーマンと鬼教官の双方が崇め奉った、師範と仰ぐのが、バディ・リッチのドラムテクというのもいい。超絶な技巧を軽々と弄ぶ彼に倣い、デューク・エリントンの「キャラヴァン」を超高速でぶちかますのが、クライマックスになるわけですが、そこまでに至る師弟関係こそが、本作の本当の主題でもあると思われます。
ジャズに知識も興味もなくてもいいんです。演奏シーンの高揚感が半端なしですから。楽器、顔、全景、楽譜、指先、汗、と、激しく動けばなめらかに流れるストップモーション、カメラワークが秀逸です。

最後の鬼気迫るドラム・テクニック、カットバックで血と汗がドラムの上で躍る。まるで戦争映画の銃撃戦のようでもあり、演奏の終了後にこの二人がどうなったかも分からず、エンドロールが上がってきた。その終わり方に暫く椅子に根がはえたかのように座り込んでいた自分がいた。
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