パピとママ映画のblog

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サヨナラの代わりに ★★★

2015年11月17日 | アクション映画ーサ行
ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命わずかとなった女性と、彼女に介護人として雇われた女子大生との交流を描く感動作。性格も境遇も全く違い、接点のない生活を送っていた二人の人生が交差し、深い絆で結ばれていくさまを、オスカー女優のヒラリー・スワンクと、『オペラ座の怪人』などのエミー・ロッサムが演じる。『最後の初恋』などのジョージ・C・ウルフが監督を務め、『トランスフォーマー』シリーズなどのジョシュ・デュアメルらが共演。
あらすじ:弁護士の夫エヴァン(ジョシュ・デュアメル)と理想的な日々を暮らしていたケイト(ヒラリー・スワンク)は、35歳で難病のALSと診断される。1年半後には車椅子での生活を余儀なくされ、友人たちの前で気丈に振る舞うことに疲弊した彼女は、奔放な大学生のベック(エミー・ロッサム)を介護人として雇う。全てが正反対で反目してばかりの二人だったが、ケイトの夫の浮気を機に、遠慮のない関係になっていき……。

<感想>ALSを発症した映画というと、最近では「博士と彼女のセオリー」車椅子の物理学者スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた人間ドラマですが、ストーリーでは『最強のふたり』をイメージしているようです。それに、みな経済的に裕福な環境で、何だかこの手の作品には、またか__という懸念が感じられてしまいます。
それでも、難病役を演じたヒラリー・スワンクは、2度のオスカー女優ということもあり、難しいALSを発症した女性の役を見事に演じきってましたね。

れに、介護をする人たち、初めは弁護士である夫のエヴァンとの、元気だったころの冒頭での激しいシャワー室でのラブシーン。それに、毎朝のお化粧と気配りも限界という感じも見せて、まだ若いということもあり、夜の生活も出来ないという不満から弁護士事務所の秘書と浮気をしてしまう。
これは致し方ないと、ケイトも多めに見ていたようですが、腹の中では煮えくり返るような嫉妬がメラメラ。だって、秘書の女性が美人でナイスバディなんですもの。こりゃ、男ならはけ口として浮気をするのも無理はありませんから。ベックと一緒に大声を張り上げて叫ぶシーンも良かった。それに、自分がもうハイヒールを履けないと思い、ベックに好きな青いピンヒールを上げるところも。

毎日通ってくれる介護師さんは出番がありませんでしたが、気に入らないと見えて直ぐにクビにする。そうして来たのが、介護経験のない自由奔放で無軌道な、バーで知り合って寝た男とは一晩でサヨナラするという自堕落で男癖が悪いベックという女子大生。演じているのが「オペラ座の怪人」のエミー・ロッサム。どう見ても大学生には見えないエミー・ロッサム。歌も最後に披露してくれます。
「原題は''You're Not You''=あなたは、あなたらしく」このまま映画のタイトルにしても良かったのではと思いましたね。
主人公のケイトも初めは、家事もロクにできない女なんて雇わないのではと思ったが、自分を病人として扱わない自由奔放な性格が気に入り雇うことに。そして、その日増しに衰えていくさまは、もう手の施しようがない状態になっていく。病気の進行速度が速くなり、手足が不自由になり絞り出すような声、言葉にならないのが辛い。ベックがみんなに通訳をするという。

同じALS患者マリリン(ロレッタ・ディヴァイン)の夫妻とも仲良しになり、プールでの水泳や食事会とかして、でも彼女の人生も最期を迎える。こちらの旦那は妻を介護しながらも、生活をエンジョイしているようで羨ましい。普通はこういう男性は絶対にいないと思うし、甲斐甲斐しく妻の世話をする夫の態度に感服しましたね。

介護しているベックが、彼女に新薬とか声帯手術とかしたらといっても、このような姿で長生きするのが嫌だというケイト。「残された時間をどのように過ごしたいのか」強い意思で、死ぬ時も酸素吸入などで延命措置をすることを望まず、家でそのまま死にたいという強い希望が彼女の心にあった。
それを感じ取って、ベックが、最後の病院へ運ばれて酸素ボンベを口に加えて、身動き出来ない状態を見て、今夜が最後かも知れないと知り、家族の反対を押し切り家へ連れて帰るという強行手段を取る。
そして、ベットに寝かせて、苦しむケイトの声に泣きながら抱き上げて最後を迎えるという。これは、さすがに涙が出るシーンでした。こんな風に誰かに抱き抱えられて最期を迎えることって素晴らしいですよね。これといって難病ものですから、予想外の展開はありません。それに前にも観たような話の展開が続きます。ですが、ケイトがピアニストだったということもあり、病気を発症してからは好きなピアノのも弾けない。ベックがおぼつかない手でピアノを弾くと、その上からケイトがそっと手を添えて得意のピアノを弾くシーンは感動しましたね。
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