パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞、未公開DVD、お気に入り自己所有のビデオ・DVDの感想などネタバレ有りで記録しています。

リンカーン/秘密の書★★★.5

2012年11月07日 | アクション映画ーラ行
ジョニー・デップとのタッグでおなじみのティム・バートンが製作を務め、『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフがメガホンを取ったアクション。第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンがヴァンパイアを退治するハンターだったという奇想天外な設定のもと、人類の存亡を懸けたバトルが壮大なスケールで展開する。『父親たちの星条旗』などのベンジャミン・ウォーカーが、知られざる秘密と使命を抱えたリンカーンを快演。銃を仕込んだ特製おのを振り回し、アクロバティックなアクションを次々と見せてくれる。

あらすじ: 母親が人々を襲うヴァンパイア集団に殺されたことを知ったエイブラハム・リンカーン(ベンジャミン・ウォーカー)は、リベンジを果たそうとおのを駆使した戦闘術をマスターしていく。やがて、黒人奴隷の売買によって食料となる人間をヴァンパイアたちが確保し、それを悪用して政治家が富を得ている事実を知る。個人の力だけでは彼らに太刀打ちできないと感じたリンカーンは、政治の道へと進んで大統領に。昼は大統領として責務を果たし、夜はハンターとしてヴァンパイアを倒していくが……。

<感想>エイブラハム・リンカーンといえば1862年の奴隷解放宣言で有名な米国の人気大統領だけど、実は政治家とは別に裏の顔を持っていたと言う歴史改ざんホラーアクション映画になっている。奴隷制時代のアメリカには、裏社会を操るヴァンパイアたちが住み着き、若き日のリンカーンはヴァンパイア退治に情熱を注いでいたと言う、トンデモ感が溢れる設定なんです。
ティム・バートン制作のもと「ウォンテッド」で斬新なアクションスタイルを披露したティムール・ベクマンベトフ監督が今回も、バッファローの大群や、断崖絶壁を走る蒸気機関車上での、リンカーンとヴァンパイアたちとの格闘シーンをスリリングに描いている。このシーンだけでも見る価値ありですから。

母親の復讐に燃えるリンカーンの素質を見込んで、ヴァンパイア・ハンターへと育て上げたヘンリーにはドミニク・クーパーが、リンカーンに友人を作ることも結婚することも禁じるのだが、婚約者がいるけど、リンカーンが「ヴァンパイア・ハンターなんだ」と打ち明けても冗談かと思っている運命の女性メアリーに、メアリー・エリザベス・ウィンステッドが好演。結婚して息子を授かるも、ヴァンパイアの餌食になり死亡。その仇を討つ時、女ヴァンパイアの脳天におもちゃの銀の刀をぶっ放す母親としての凄さを見せつけるシーンもあっぱれ!

ヴァンパイアの首領アダムには、ルーファス・シーウェルが演じて、広大な農園を経営する名士だが、その実はヴァンパイア一族のボス。政財界の大物たちを買収して、米国社会を裏で操っている。奴隷の生き血を食料にしている。
ヴァンパイアたちは奴隷制度を隠れ蓑に生きながらえてきたという設定。最初は復讐のために戦ってきたが、社会の仕組みを変えないとダメだと意識改革をしていく。・・・奴隷たちがヴァンパイアの食料源となっていることに気付いたリンカーンは、あらゆる悪の根源を断つため、奴隷解放宣言をすることを決意する。
リンカーンは開拓農民出身だったため、実際に斧の扱いが巧かったのだ。銀のメッキを施した特製斧で、サングラスをしたやたらと行動的なヴァンパイアたちを叩き斬る。
銀の斧を手にしたリンカーンの勇ましいこと、「お前もヴァンパイアになれば、永遠の命が授かるぞ」という誘いをリンカーンが断るシーンでは、まじに泣けてくる。

カザフスタン出身のベクマンベトフ監督だけに、史実とフィクションを混ぜ合わせて、リンカーン大統領を思い切って正義のヒーローに仕立てて見せているのがいい。
ヴァンパイア好きには、たまらなく面白い内容になっているので必見です。
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