パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞、未公開DVD、お気に入り自己所有のビデオ・DVDの感想などネタバレ有りで記録しています。

R100 ★

2013年10月11日 | あ行の映画

『大日本人』『しんぼる』『さや侍』などを手掛けてきたダウンタウンの松本人志がメガホンを取ったけた外れの異色作。決して開けてはならないパンドラの箱を開いてしまった主人公が遭遇する未知の体験を活写する。大森南朋、大地真央、寺島しのぶのほか松本自身も出演を果たし、前田吟や渡部篤郎ら個性派俳優らも豪華共演。観客の想像をはるかに超えた見せ場に向かって疾走するストーリー展開に度肝を抜かれる。
あらすじ:男(大森南朋)は誘惑に負け、1年という期限付きでミステリアスなクラブへの入会を決意する。入会の際の条件は、たとえ何があろうとも途中で退会することはできないという内容だったが、当初彼はそのことをまったく気にも留めていなかった。その後、彼の人生には次々と型破りで魅力的なキャラクターの女性たちが出現するようになり……。

<感想>全篇モノトーンで描かれる、平凡で実直なサラリーマンが体験する白日夢のような受難劇です。

次々に登場する豪華で個性的な女優陣のSMプレイには、ここまでやるのかという驚きがあった。笑いに関しては松ちゃんの天才ぶりを疑うものではないが、SMの円環構造を含め、全体を驚くコンセプトが張りぼてに見えてくる。
毎年年末にTVで放送される「がきのつかい~」の内容に似ているような、バスの中で有名な女優さんとかが出て来て、笑うとバットで尻を殴られる発想からこの作品のイメージがあるようにも取れた。

しかしだ、富永愛が白昼に出て来て男に蹴りを入れるシーンから始まり、会社にまで押しかけてきてトイレでの乱暴を受け入れる。それに、日常の中の非日常を描くことで、人間の本性が見えてくるのは面白いが、中では執拗に唾を吐き続けるシーンなどは下品過ぎて目を逸らしたくなってしまう。これは渡辺直美が家まで押しかけてきて、2階の部屋で唾を吐くSMプレイを行うもので、廊下まで出て手すりに寄りかかり、重みで手すりが壊れて1階へ落下するアクシデントには笑ってしまった。

松ちゃんにはSとMの哲学的こだわりがあるそうだが、へえってどこが?・・・佐藤江梨子が寿司やにやってきて、男の握り寿司を平手で叩きつぶすシーンにはあっけにとられてしまった。こういうSMプレイは理解できない。こういうプレイが好きな殿方には、嬉しいような場面があって大絶賛なのでしょうが、息子もMってことなのか?・・・奥さんが寝たっきりで大変なのは分かるが、義理の父親まで被害(大口で飲み込みプレイ)があるのはどうかと思った。

最後は、義理の父親の家に押しかける大勢のSMプレイ嬢たち、ドッカン、ドッカンの大爆発で、小屋に閉じこもってシンガポールから来た金髪大柄女とSになるという落ちには、理解不能でした。挙句に大森さんが腹ボテで妊娠って、松ちゃんの考えていることが全然意味不明です。
「R100」というタイトルが、この映画の中で、この映画を監督した100歳の老監督の作品で、試写会のような感じで展開されているのですが、これも、ギャグなのか、100歳の老人に観てもらうって果たして観客は劇場まで来れるのか、それに日本には何人存在するのか?・・・これも良く判りません。
2013年劇場鑑賞作品・・・294 映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
 
『映画』 ジャンルのランキング
トラックバック (12)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« レッド・ドーン ★★★ | トップ | フローズン・グラウンド ★★★... »
最近の画像もっと見る

あわせて読む

12 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
R100 (だらだら無気力ブログ!)
大森南朋にとって黒歴史になる作品だろうな。
R100 (映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~)
評価:★★【2点】(F) エンドロール後のおまけ映像がすべてを語っている。
『R100』 2013年9月26日 一ツ橋ホール (気ままな映画生活(適当なコメントですが、よければどうぞ!))
『R100』 を試写会で鑑賞しました。 この映画どうする 酷評しても松本信者は行きそうだ 【ストーリー】  男(大森南朋)は誘惑に負け、1年という期限付きでミステリアスなクラブへの入会を決意する。入会の際の条件は、たとえ何があろうとも途中で退会することはでき...
R100/大森南朋 (カノンな日々)
松本人志監督作第4弾は謎のSMクラブを舞台に平凡な男が体験する出来事を描いた不条理劇です。前作『さや侍』とはうってかわって今作は主演の大森南朋さんをはじめ実力派、個性派の ...
[映画『R100』を観た(寸評、なれど予期せぬギリギリの傑作)] (『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭)
☆・・・ごめんね、忙しくて、長く書けない。  でも、私、今まで、映画館であんなに大声で笑ったことはない・・・^^;        ただ、先ず文句を言いたいのだが、この作品で描かれるSMは、少なくとも、私の考えるSMとは全く違う。  私は、多感な青年期を...
『R100』 (2013) / 日本 (Nice One!! @goo)
監督・脚本: 松本人志 出演: 大森南朋 、大地真央 、寺島しのぶ 、片桐はいり 、冨永愛 、佐藤江梨子 、渡辺直美 、前田吟 、YOU 、西本晴紀 、松本人志 、松尾スズキ 、渡部篤郎 試写会場: よみうりホール 映画『R100』公式サイトはこちら。 (2013...
『R100』 (ラムの大通り)
----しっかし、暑いニャあ。 こんなときは頭の中を空っぽにするしかニャいなあ。 「よしよし。 それにはこれ。 ほら」 ----ニャんだよ。 その『R100』って。 18歳未満禁止のR18なら聞いたことあるけど…。 「おおっ。 いいところ突いてきたね。 ぼくなんか、このRはルー...
『R100』 (京の昼寝~♪)
□作品オフィシャルサイト 「R100」□監督・脚本 松本人志 □キャスト 大森南朋、大地真央、寺島しのぶ、片桐はいり、冨永 愛        佐藤江梨子、渡辺直美、前田吟、YOU、西本晴紀、松本人志        松尾スズキ、渡部篤郎■鑑賞日 10月6日...
「R100」 わけわかんないことへのエクスキューズ (はらやんの映画徒然草)
松本人志監督は今までに3作品撮っていますが、どれもクセがある映画です。 人によっ
R100 (映画的・絵画的・音楽的)
 『R100』を渋谷TOEIで見ました。 (1)松本人志監督の前作『さや侍』を見たこともあり、かなり評判が悪そうですが(注1)、映画館に行ってきました。  本作では、主人公の片山(大森南朋)が、クラブ「ボンデージ」に入会したところ、日常生活の思いもよらないところで...
理解できぬ魅力 (笑う社会人の生活)
7日のことですが、映画「R100」を鑑賞しました。 片山は誘惑に負け性的欲求を満たすためにクラブ「ボンテージ」へ入会する。 日常生活の中に次々と女王様が現れるもので、片山はえもいわれぬ快感を得るがその内容は次第にエスカレートしていって・・・ 松本人志監督ら....
R100 (銀幕大帝α)
2013年 日本 100分 ドラマ/コメディ R15+ 劇場公開(2013/10/05) 監督: 松本人志 『さや侍』 企画: 松本人志 共同プロデューサー: 奥山和由 脚本: 松本人志 出演: 大森南朋:片山貴文 大地真央:女王様 寺島しのぶ:女王様 片桐はいり:女王様 冨永愛:....