パピとママ映画のblog

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怪盗グルーのミニオン大脱走★★★・8

2017年07月26日 | アクション映画ーカ行
イルミネーション・エンタテインメントが贈る大ヒット・アニメ「怪盗グルー」シリーズの第3弾。3姉妹とともに妻となったルーシーを家族に迎え、悪党稼業から足を洗った主人公グルーが、新たなライバルや生き別れた双子の兄弟を相手に繰り広げる大騒動の行方を描く。声の出演はスティーヴ・カレル、クリステン・ウィグ、トレイ・パーカー。監督はシリーズすべてを手がけるピエール・コフィンとスピンオフ作品「ミニオンズ」からの続投となるカイル・バルダ。

あらすじ:かつては世紀の大泥棒を夢見ていたグルーだったが、今では養女に迎えたかわいい3姉妹に、妻となったルーシーも家族に加わり、良き家庭人としての生活を送りながら、“反悪党同盟”のエージェントとして活躍する日々。そんな彼の前に、ハリウッドに恨みを持つ80年代の元人気子役バルタザール・ブラットが立ちはだかる。グルーはダイヤモンド強盗を働いた彼を捕り逃してしまい、反悪党同盟をクビになってしまう。

一方ミニオンたちは、これを機にグルーが再び悪の道に戻ってくれるのではと期待するが、きっぱり否定する彼に失望し、新たなボスを求めて悪党探しの旅に出る。そんな中、グルーに生き別れた双子の兄弟ドルーがいることが判明し、さっそく家族を連れて会いに行くグルーだったが…。
1作目「怪盗グルーの月泥棒

2作目「怪盗グルーのミニオン危機一発2013年9月24日

<感想>「怪盗グルー」シリーズの三作目。悪党稼業から足を洗い、ミニオンたちも呆れるほどのマイホームパパに落ち着いたグルー。極秘組織“反悪党同盟”の一員として働いていたある日、大悪党バルタザールを取り逃がしたことが要因で、無職になってしまう。生活費を稼ぐためにフリーマーケットを開く娘たちを見て、グルーパパのプライドはズタズタに。

末っ子の娘アグネスが、あろうことかガレージセールで大好きなユニコーンを売り渡してしまいます。そのせいもあってかユニコーンが実在すると聞いて森の奥深くにユニコーンを探しに行きます。

ポニーテイル、オーバーオール、ストライプのTシャツがトレードマークの彼女は、人懐っこく、誰にもすぐに甘えるアグネス。森の中でユニコーンを見つけることが出来るのでしょうか。真っ白いフワフワの毛で、頭に角がある子ヤギをユニコーンだと思い込み、家へ連れて帰るんですから。

そんなグルーの前に現れたのは、髪の毛もフサフサで莫大な資産を相続し、養豚場を営む大富豪であり、広大な屋敷に住む双子の兄弟ドルー。自分とは正反対のセレブ生活を目の当たりにし、グルーは落ち込むばかり。一方、天下の悪党に憧れるドルーは、亡き父親が遺した大量の最新ガジェットを地下室に所有しており、グルーを再び悪の世界へと引き込もうとするのだ。

時を同じくして、バルタザールは世界最大のダイヤモンドを宝石鑑定家と言って、盗むことに成功。その目的とは?・・・テレビドラマの子供悪党役で人気を博した男。過去の栄光が忘れられずに、自分を見捨てたハリウッドを巨大なダイヤモンドを使って、レーザー光線を発射させハリウッドを切り取って、地球から放り出そうと企んでいるのだ。

そこで、音楽&ファッション、バルタザールがまとう80年代のテイスト。かつてTVシリーズの天才子役として一世を風靡した彼が、肩パット入りの紫のスーツに身を包み、マイケル・ジャクソンやマドンナ、a-haら80年代ヒットナンバーをBGMに、ムーンウォークを披露するなど、いまだキレキレの身のこなしで、相手を翻弄しながら泥棒を働きます。それに、ルービックキューブやバブルガム弾、キーボード+ギターの“キーター”を武器に闘い、グルーには唐突にダンス対決を強制するし、この時代錯誤なウザったい80年代ノリこそ、バルタザールの戦闘スタイルなのだ。

そして悪の道に戻る気のないグルーに不満タラタラのミニオンたちは、新たなボスを探す旅へ出るわけ。行く先々でお約束のトラブルを巻き起こすミニオンたち。町を彷徨ううち、
ひょんなことから歌のオーディションに紛れ込む。ミニオンたちがひょんなことから迷い混む撮影現場。そこではオーディション番組「Sing シング」の撮影が行われていますが、もちろんこれはイルミネーション・エンターテイメントの作品「SING/シング」とアメリカのリアリティー番組をミックスしたものです。歌って踊れる生粋のエンターテイナーの血が騒ぎ、即興でパフォーマンスを披露したミニオンたちに、会場からは拍手喝さいの嵐が、ですが、彼らは不法侵入の罪で刑務所へ入れられてしまう。

人数の多いミニオンたちは、刑務所でも大いばりで他の囚人たちをビビらせて、その内にやっぱりグルーたちのことを想いだして、刑務所から脱走をすることになるわけ。囚人服を盗んで、器用にバルーンを作って、脱走するんですね。

空の上で、グルーたちが悪党バルタザールの屋敷へ行くのとすれ違うんですよ。
ドルーの屋敷の地下室から、ロケットのような車に乗り、バルタザールの紫の城へ乗り込む双子の兄弟。グルーは、船で待っていろと弟のドルーに命令するも、一緒にくっついて来てはドルーの足を引っ張るのだ。

だから、ピンチになるとやはり、グルーの妻になったルーシーが助けに来てくれるんですね。まぁね、笑いとユーモアはあるけれど、全篇違う人が書いた脚本みたいでした。ミニオンたちのミュージカルシーンはとても良かったのですがね、とにかく、ミニオンの出番が少ないし、始終ドルーがドタバタしてグルーの邪魔をするしね。
吹き替え版で観たので、グルーは笑福亭鶴瓶さん、ドルーには生瀬さん、悪党バルタザールには松山ケンイチさんが、グルーの妻、ルーシーには中島美嘉さんに、末っ子アグネスに前っからの芦田愛菜さんが、中学生になっても可愛い声で良かったです。
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