パピとママ映画のblog

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キングコング:髑髏島の巨神★★★★

2017年03月27日 | アクション映画ーカ行
1933年に製作された特撮映画の古典「キング・コング」を筆頭に、これまでにも数々の映画で描かれてきたモンスターの王者キングコングの起源を、コングの故郷である髑髏(どくろ)島を舞台に描いたアドベンチャーアクション大作。
あらすじ:神話の中だけの存在とされてきた髑髏島が実在することが判明し、未知の生物の探索を目的とする調査遠征隊が派遣される。島内に足を踏み入れた隊員たちは、あちこちに散らばる骸骨や、岩壁に残された巨大な手跡を発見する。やがて彼らの前に、神なる存在である巨大なコングが出現。隊員たちは為す術もなく、凶暴な巨大生物から逃げ惑うが……。
「マイティ・ソー」シリーズのトム・ヒドルストンが調査遠征隊の隊長コンラッド役で主演を務め、「ルーム」のブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・C・ライリーらが共演する。

<感想>キングコング復活!、またかと言うなかれ。というのも今回の歴代コング映画の中でもとびきりエキサイティングであった。1973年ベトナム戦争終結直後、米国の秘密組織もナークが、地図にない島を南海に発見。髑髏島と名付けた島で、未知なる生命体を見つけようとする調査隊は、ベトナムから撤退したヘリコプター隊と共に現地へ。

この辺がまさに「地獄の黙示録」を彷彿とさせる場面であります。そこで彼らを待ち受けていたのは、想像を絶する巨大なモンスターたち。調査隊は決死のサバイバルを強いられるのだ。

冒頭で、いきなり姿を現すコングのデカさにド肝を抜かれる。大きくなったのには、もう一つ理由があるのだ。すでに明らかになっているように、このコングはいずれは“ゴジラ”と戦う予定になっているからなんですね。

それに、これまでのコング映画と異なり、コングはNYで大暴れしませんから。舞台はコングの故郷。髑髏島オンリーであり、永久暴風圏内にあり、何が出て来るか分からない中を進む調査隊もドキドキもんです。調査と称して密林を焼く討ちにし、ナパーム弾も使う米軍の戦いは、音楽こそ流さないが、さながら「地獄の黙示録」と言っていいでしょう。
過去作品に比べて、今回のコングはサイズがデカイ。米軍の武装ヘリは、殆どコングの手の平サイズで、ハエをはらうかのようにヘリを叩き落とし、虫けらのように人間を踏み潰す。しかも、成長期にあるコングは、まだまだビッグになる可能性も秘めている。

そして、髑髏島に棲息する巨大生物はコングだけではない。沼地に寝ている水牛、鋭い脚で人間を突き刺す“巨大クモ”、一見枯れ木のような“バッタ”もジャイアントである。

極め付きは、コングや人間を脅かす巨大トカゲ軍団の、スカル・クローラー。こいつらが次から次へと現れて人間を襲ったり、コングと戦ったりするんだからスリル満点ですよ。まさに手に汗握る展開で、なるほど正しい怪獣映画を観たという気分にさせられます。

本作では元英国特殊空挺部隊(SAS)で、ベトナムに派遣された米兵にジャングル戦とサバイバル術を教えていたジェームズに、トム・ヒドルストンが。

彼は「マイティ・ソー」シリーズのロキの印象が強いので、華奢なイメージがありますが、タフな一面もあるのを初めて知った感じで、リーダーとしても頼りがいがあるし、逞しい肉体は女性ファンの目を虜にしそうですね。
政府の秘密組織モナークの一員で、今回の調査隊を仕立てた張本人のビル・ランダにジョン・グッドマンが。

そして「キングコング」の映画には、必ず美女が出て来るが、ここでもカメラマンのメイソン・ウィーバーに、あの「ルーム」でアカデミー主演女優賞を獲ったブリー・ラーソン。彼女もアメコミ映画「キャプテン・マーベル」への主演が決まっているし、オスカー女優になっても気取らないところが好感度が高いですね。「コングと美女」の取り合わせは定番ですが、今までの映画とは立ち位置も関係性も違うので、そこに注目してもらいたいですね。

軍人たちのリーダーは、またこの人か、と言う感じもあるが、ベトナムで数々の軍功を上げた歴戦の勇士、パッカード大佐にはサミュエル・L・ジャクソン。安定のキャスティングと言おうか、今回は戦いの中でしか生きられない生粋の軍人。ベトナム戦争が終わって行き場を見失いかけていたところを、今回の任務に飛びつき、部下を殺された憎しみをコングにぶつけるという役どころ。やっぱり彼が醸し出す迫力は凄いもんね。

そうそう、冒頭で第二次大戦中に、偶然にこの島に不時着した日米のパイロット。日本兵に扮しているのが、俳優としても活躍する世界的ギタリスト、MIYAVI(左)が、日本兵役としてカメオ出演。役名がグンペイ・イカリ。この名前は、監督が「新世紀エヴァンゲリオン」のオタクだそうで、この名前にしたとか。

エヴァだけではない。宮崎駿率いるスタジオジブリへのオマージュまで捧げられている。髑髏島に先住民族と28年も過ごしていた米軍パイロットのハンク・マーロウには、ジョン・C・ライリーが、グンペイから日本刀を受け継いでいるのだが、そこにはある紋章が刻み込まれている。それは、「もののけ姫」で主人公サンが扱う刃物に刻まれている紋章と同じだというのだ。

そこから全編ハイテンションが持続するんですから、人間対コング、人間対モンスター、コング対モンスターと、往年の怪獣映画の醍醐味も盛り込みつつ、怒涛のアクションでたたみかける素晴らしさに驚かされます。とにかく、キングコングが真のコングとなる闘いの始まりを、しかと目撃せよ!!
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