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ぼくは明日、昨日のきみとデートする★★★

2016年12月25日 | アクション映画ーハ行
七月隆文の同名ベストセラー小説を、「ストロボ・エッジ」の福士蒼汰&「バクマン。」の小松菜奈共演で実写映画化したファンタジックラブストーリー。「僕等がいた」「アオハライド」など数々の青春ラブストーリーを手がけてきた三木孝浩監督と脚本家の吉田智子が再タッグを組み、京都の風光明媚な景色を背景に20歳の男女の甘く切ない純愛を描く。
あらすじ:美大生の高寿は、通学電車の中で見かけた女性・愛美に一目ぼれする。勇気を出して声を掛け、会う約束を取りつけようとする高寿だったが、愛美はなぜか泣き出してしまう。意気投合した高寿と愛美は付き合うことになり、幸せな日々を過ごしはじめるが、そんなある日、高寿は愛美から信じられないような秘密を明かされる。

<感想>原作は読んでませんが、泣けるファンタジーと感動が融合したラブストーリーなので良かったです。主人公の高寿の福士蒼汰も良かったですが、ダントツで小松菜奈さんが、相手の愛美にぴたっとハマっていて、演技が上手いので素直に泣けて入りこめました。

主人公の前に、愛美という完璧な存在の女性が現れて、付き合えることになり、手を繋ぎ名前を呼び合い、仲良くなって行く度に何故か涙を見せる愛美。でも彼女には何か隠していることがある。と思いながら進んでいくと、想像もできなかった意外な事実が明らかになっていくというストーリー。

普通だったらケータイの番号とかメアドを交換しあったりとかするのに、彼女はケータイを持っていない。だから2人で会っているいる時に、帰り際に次のデートの約束をする。会えない時は、いつもの電車に乗ると、電車の中で出会えるのだ。ここで、疑問が湧いて来るのだが、愛美はどこへ帰っていくのだろうとか、そんなことは考えないように。

愛美が言うには、高寿が5歳の時に池に落ちて溺れかかったことがあり、助けてくれた女の人が実は、その目の前にいる愛美だという、何だかキツネにつつまれたような不思議な感じがしてならなかった。

タイムトラベルものといえば、それまでなんですが、5年周期で巡ってくる2人の関係が実はあるんですが、高寿は覚えていなくて、後でよくよく考えてみれば思い出すことがあったということに。高寿が10歳の時にも、愛美が30歳でタコ焼き屋で一緒に、足をバタつかせている愛美がいるのだ。
不思議な体験をして、実は愛美も5歳の時に火事に遭い、35歳の高寿に助けられたということがあるなんてね。違う世界で生きている2人が、出会うのは5年の周期で、それも遡って。だから、愛美と年齢が同じになるのは20歳の一か月間だけという、残酷な青春物語なのだ。

だから、2人が20歳で初めて出会ったと思っていたことが、実は巡り巡って5年後の25歳の時にも、愛美が15歳で出会っていたのに。でも、高寿が30歳では、愛美は10歳で35歳になると、愛美は5歳なのか。その反対も言えることで、まるでブラピの映画の「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のようだ。
それが、20歳の青春時代に初めて会ったかのように、一目惚れをしてしまった高寿なんだけど、30日間だけは一緒にいれるという時間の問題に悩んでしまう。切ないよね、30日間だけなんて、結婚はできないのよね。

高寿が気弱な性格なので、愛美に好きだと言い出せない。それを高寿の親友の東出昌大が、バーベキューをしている仲間たちのところで、愛美を高寿の恋人だと紹介してくれる積極的な友達を演じています。少しの出番ですが、東出くんの好感度もアップ。

そして、京都が舞台ということで、鴨川の飛び石を2人でぴょんぴょんと飛び跳ねるシーンとか、朱色の千本鳥居がある伏見稲荷大社も出て来る。
高寿の部屋で、愛美がビーフシチューを作ってくれるのだが、チョコレートを入れるというアイディアも。実は彼の実家へ2人で20歳の30日間の間に行って、母親がビーフシチューを夕飯で出してくれた時に、母親が「隠し味にチョコレートを入れると美味しくできるよ」と、愛美に教えてくれたからなのだ。
それが、鍵のかかっている秘密の箱の中に、両親と一緒に撮った写真が入っていたとは。これも後で分かることなので、高寿だけが忘れてしまっていたことで、愛美はすでに何度も20歳を行ったり来たりしているということなのね。
この作品は、病気や死別じゃなくて、“時の奇跡”で泣かせる物語だということ。
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