パピとママ映画のblog

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スター・トレック BEYOND ★★★・5

2016年10月22日 | アクション映画ーサ行
往年の大ヒット・ドラマ・シリーズを「M:i:III」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のJ・J・エイブラムス監督がリブートしたSFアドベンチャー大作のシリーズ第3弾。深宇宙へ向けて航行を続けていたエンタープライズ号が惑星連邦を否定する新たな敵と遭遇、連邦の理念を守るべく過酷な戦いに身を投じるカークたちクルーの運命を描く。出演はクリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナらレギュラー・メンバーに加え、新たにイドリス・エルバ、ソフィア・ブテラが参加。監督は前2作のJ・J・エイブラムスに代わり、「ワイルド・スピード EURO MISSION」のジャスティン・リンが務める。また本作は、長年スポック役としてファンに愛され、2015年に惜しまれつつこの世を去ったレナード・ニモイと、本作にもチェコフ役で出演し、全米公開直前に事故で急死したアントン・イェルチンの2人に捧げられている。
あらすじ:5年におよぶ宇宙探査へと旅立ったエンタープライズ号。それから3年あまりが経ち、ジェームス・T・カークの中には艦長という役目に対する迷いが生じていた。一方、副艦長のスポックもまた別の理由から迷いを抱えていた。そんな中、宇宙基地ヨークタウンに寄航したエンタープライズ号一行は、そこで未知の宇宙船に乗る女性から仲間の救助を求めるメッセージを受け取り、すぐさま救出へと向かう。しかしそれは巧妙な罠で、エンタープライズ号はクラールという異星人からの襲撃を受け不時着を余儀なくされ、クルーたちもバラバラになってしまうのだったが…。

<感想>第1作目、J・J・エイブラムスの「スター・トレック」、第2作目「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(13)に続く第3作目では、J・J・エイブラムス監督からバトンを受け取った「ワイルド・スピード EURO MISSION」のジャスティン・リンが、得意のテンポのいいアクション&ユーモアで新たな「スター・トレック」を見せてくれる。スコッティ役のサイモン・ペックが脚本も兼務し、スポック&マッコイのやり取りなどコミカルな面も強化している。

人生のターニング・ポイントを迎えたクルーたちが、救助の要請を受け未知の惑星に向かう途中でいきなり敵の猛襲に遭い、エンタープライズ号は大破し墜落。不時着した船内に最後まで残ったカークとチェコフは、脱出ポットで船を離れ連絡の取れないクルー救助に動き出す。だが深く考えずに行動するカークと彼に振り回されるチェコフは、ジェイラの罠にかかり動けなくなってしまう。

ジェームズ・T・カークにはクリス・パインが、彼は船長の後任にスポックに託すつもりでいた。母星を失ったスポックは、ウフーラとの関係を続けるべきか悩んでいる。チェコフにはアントン・イェルチンが、惜しまれるのは今回事故で急逝してしまったことだが、遺作となった本作が、彼が今までになく活躍することが、ファンにとってはせめてもの慰めになってくれることでしょう。

不時着したマッコイが観たものは、腹部に大けがを負ったスポックの姿。自分を置いていくべきと主張するスポックに、仲間を見捨てられないというマッコイ。「このトンガリ耳」と悪態をつきながらも友を助け、追ってから逃れる。治療の道具はなく、命の危険が迫るスポックを救うために一刻も早く仲間と再会したいマッコイなのだが。マッコイにはカール・アーバンが、感情に走りがちな船医。口喧嘩が絶えない。スポックには、ザッカリー・クイント。バルカン人と地球人のハーフで論理的な思考を是とし、融通がきかない。しかし、スポックは仲間を守るために、ケガを押して敵に立ち向かう。エンタープライズ号の船内に襲撃を手引きする者がいた。ヨークタウンに敵の戦闘機軍が現れる。

脱出ポットを出るなり敵に襲われたスコッティを助けたのは、100年前にこの惑星に墜落した連邦の宇宙船、U・S・S・フランクリン号に隠れ住んでいるジェイラだった。最初は話が噛みあわなかったが、互いが技術者だと判ると意気投合し、2人で壊れたフランクリン号の転送装置を修理して、囚われたクルーの救出に挑む。スコットには、サイモン・ペッグが、陽気な機関主任で、無茶な要求ばかりするカークにいつも文句を言いながらも、完璧にこなす。ジェイラには、ソフィア・ブテラが。宇宙行きを夢見る墜落した星の女性。トリッキーなワナを作るのが得意で、分身術も駆使する。

墜落した星で、スールーやウフーラなど大半のクルーは、エンタープライズ号を襲った敵に拉致されていた。敵のリーダーのクラール(イドリス・エルバ)は、カークが持つ古代の武器を狙っていたのだ。ウフーラたちは、クラールが強大な力を秘めたその武器を使い惑星連邦への復讐と、ヨークタウンへの攻撃を企んでいることを知る。ウフーラには、ゾーイ・ソルダナが、常に冷静沈着な通信士官で、さまざまな惑星言語に堪能。スポックとの恋は曲がり角に?。スールーにはジョン・チュウが、確かな腕を持つ勇敢な主任パイロットであり、基地惑星のヨークタウンに、最愛の一人娘がいる。

クルー救出のためにカークは、フランクリン号にあったヴィンテージのバイクで派手に暴れて敵の気を引き、その間にクルーを転送させる作戦を決行。スピーディなバイクアクションとタイム・リミットのスリル感が融合した名シーンになっていた。

宇宙空間で無数の敵機の攻撃によりワープ推進部が2つとも破壊され、ついには円盤部だけとなり、見知らぬ星に墜落。劇場版ではしばしば災難に遭うエアンタープライズ号だが、中でも今回は最大規模に破壊されてしまい修復不可能になる。墜落までの銃撃戦では、外壁が壊れ人間が宇宙に吸いだされるまでを1カットで活写。墜落後は斜めになった船内で、古代武器をめぐるカークらと敵のチェイス・バトルが繰り広げられる。

小型戦闘機同士のバトルでは、前2作になかったもので、決戦の地ヨークタウンで負傷中のスポックに付き合わされて敵戦闘機を操縦するはめになるのがマッコイだ。笑いも交えたアクションシーンにも高感触です。
もちろん大掛かりなアクションシーンもたくさんあるし、デザインもスケールアップしているけれど、元々のTVシリーズ(宇宙大作戦)の面白さはこれだったのかと、想い出させられて個人的には嬉しかった。お馴染みのキャラクターたちが魅力を発揮して、ユーモアが全編に漲っているのも最高。

それに、ろくな兵器もなし(ラジオから大音量で流す古いハードロックとか)で、宇宙に於いても空手ふうの武術格闘技とか、バイクアクションでケリを付けるとか、敵の大編隊に立ち向かうところのアイデアは面白かったです。
それに、元新体操フランス代表で「キングスマン」では、義足の殺し屋に扮したソフィア・ブテラが、仇敵との肉弾戦でハイキックなど、しなやかな動きを披露してくれる。

クライマックスでは、無重力状態でカークと敵のクラールが一対一でガチの殴り合いをするシーンもあります。それにしても、ヨークタウンの美しいこと、透明なガラスの球体の中に、ビル群が立ち並びそれは見事なCGでした。これまでのスタトレと比べると、・・・みたいなことをウダウダ考える暇など与えぬ、猛スピード感がゲーム感覚のようにも取れる。


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