緑の川の流れるところ☆母と娘のヅカ物語

あっという間に娘は高校生(笑)お勉強・お弁当・時々宝塚な日々です☆

教科書より「ちいちゃんのかげおくり」あまんきみこ さん 作

2010年09月30日 | 本の紹介
娘が教科書で「戦争」を題材にした教材を学ぶのは
おそらく初めてだと思います。

ママとは毎年夏になると、絵本や紙芝居で何かしら
戦争について読んだり、「原子爆弾」についても話を
しました。

あまん きみこ さん 作 
「ちいちゃんのかげおくり」


戦闘シーンや殺戮シーンが出てくるわけではない。

でも戦争があるべき「ごくありふれた幸せ」をいとも
簡単に奪ってゆくことを、身体にしみこむように語る
作品だと思います。

「かげおくり」という楽しい遊びをモチーフにしている
ことが、かえって静かに戦争の悲惨さを伝えます。

3年生という学年には合っていると思います

娘の音読の宿題を聞きながら、ぐっと泣きこらえて
います。

上の写真は絵本版です。

表紙の女の子の表情が・・辛いですね。
上野先生の挿絵も胸に迫ります。
中央図書館の戦争コーナーにあったような気がします。

絵本版で再読など・・・

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