多動っぽい子、アスペっぽい子、学校行けない子  〜精神科から診た子ども、ときどき大人〜

地方の精神科勤務医です。発達障害や子どもの話を中心に書いてます。(診断治療は、直接専門の先生の方を受診して下さいね。)

アスペっ子がやって来た

2009-06-17 23:00:00 | 発達障害
(以前、他のブログに書いた記事の一部を書き直しての再掲です)

 私の所に、アスペルガー症候群の方が来られる場合、

 不登校や学校不適応などを主訴に来られて、アスペルガー症候群の可能性を診断する場合と、何となく学校などがそうではないかと疑って紹介してこられるパターン、本人や家族がその可能性を疑って来られる場合などがあります。

 来られる方は、小学生から高校生、中高年、ひきこもりと様々です。(あくまで、私の所に来られるのは、高機能発達障害の方が中心です)

 原則的に、本人とご家族が一緒に来られた場合は、私とスタッフとで、本人・ご家族、別個の部屋に分かれてお話をお伺いします。経験的に、そうすると、本人・家族同席で聞いたときよりも、はるかに多くの情報を得ることが出来ます。

 本人や家族に、最初からアスペルガー症候群の可能性を示唆するかは、状況によりけりですが、大半の場合は、比較的早期に説明をします。そして、本人や家族との了解を得て、学校とも連携をとって、症状などについて、話し合いを持つことも少なくありません。

 で、個人的に何をするかって言えば、

 アスペルガー症候群の人に対して、最初は、何もしません

 まぁ、時々、来て頂いて、小学生なら一緒にゲームをしたり、思春期以降ならいろいろと話をしたりという感じでしょうか。(そんな事じゃいけないと言われる方、おられましたら、すいません)

 もともと、本人にとって余分なストレスや不快な事があって、不登校や不適応を起こして私の所に紹介してこられたのですから、その余分なストレスや不快な出来事を周囲が取り除くというのがスタートです。

 ただ、その不快な原因が、明らかに分かるストレスや出来事であるとは限りません。他の人にとって、さほどストレスを感じない事であっても、アスペルガー症候群の人にとっては強いストレスに感じることもあります。

 そして、なかなか、それがすぐに分からないときもあります。それを知るためにも、まずは、本人や家族と良い関係を持ち、学校と家庭との良好な関係も保てるように介入します(大半は、うまく行きますが、一方で、ずでにこじれている場合もあります)。

 やれ、「訓練だ、教育だ」と言う前に、まず、

 本人がどのようなことに生活のしづらさを感じているか

          ・・・を皆が理解するところから始めます。
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アスペルガー症候群
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アスペ系の子どもたち (あずき)
2009-06-18 07:42:10
だいたい、話をしてると会話に微妙なズレを感じることが多々です。まあケースバイケースでさほどでもない人もいます…って自分も人からそう思われている節があるだろうからあまり人のことは言えないんですが。

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