雨

今日は朝から雨が降っています。本格的な大雨ですネー。
案の定こんな日は、お客様は誰一人と訪ねては来ません。開店休業状態です。

昨日、立ち話をした、隔週木曜定休日の、店のご主人は「明日、車でアジサイでも見に行こうと、思っていたが相当降るみたいだから、何処も出かけられないナ」と言っていたが、たしかによく降る。

PCで調べものをしていたら消防自動車のサイレンが聞こえて来る。大分派手に鳴っている。別に店頭に出て火事は何処と調べる気も無く、店の中に居たら、タクシーで来た実家のお母さんが、運転手さんが「神社の方が火事みたいだね」と言っていたと、黒い煙が、車から見えたと云うので、先程から来て、油を売っていたお客さんと一緒に、店頭に飛び出した。

教えに来た近所の奥さんの話では、寺町の方に、煙が見えると云い、空には、煙らしきものが、商店街の屋根上に見える。お客様はそちらの方へ走り出す。
焦げ臭い、臭いがしている。自転車で通りかかった近間の御年長に聞くと、神社と寺町の中間の、三叉路の角の家から煙が出ているとの事。その人の話では、私の知人の、親戚の家らしい。

小雨の午前中は、そんな事でバタバタしたが、雨は本格的になり、一向に降り止まぬ。

家内が、向こうの家に、空の味噌樽が有るから、水を溜めておけば良いのかもネと、言い出した。「じゃー畑に出して来ようか」と云ったが、こうバシャバシャでは足元もままならぬ。「今度行った時、出して置くよ」そんな話から、隣家の屋根から樋が壊れていて、駐車場に流れ落ちる水を眺めて、水道代もバカにならないから水でも溜めようかと、言い出す。

ヒマでやる事が無いと、決断は早い。バケツと如雨露を、勢いよく流れ落ちる所に置く。アット云う間に溜まるもんだ。これじゃ勿体無いと、今度はカメを持ち出して並べる。
太陽熱では無いが、我が家も此れでエコ革命に参加か？

久々に家内の携帯に息子からメールが届く。
明日から15日までパリに行ってきます。11時発のガルーダインドネシア航空に乗ります。一応ご報告まで。－END-

それを見た家内は、「プライベートなのか仕事なのかね？」「それ位書いてよこせば、良いのにねメールしようかしら？」
「今時パリなら仕事だろう、余り聞かない航空会社だね、保険金落ちる様にしておけよ、母　とメールを打ったら」
メールを眺めていた家内が、「アレッ！お父さんパリでは無く、バリだわ....。バリ島と書けばいいこっさねー」
文字が小さいと、パリもバリも区別がつきませぬ。

我が家のご老体は、お互い様で御座います。