ふろくのぶろぐ。

久々の復帰です。でもこんなきっかけで復帰することになるとは・・・。みんなで乗り切ろう!

東日本大震災

2011年03月16日 23時29分06秒 | 大地震を経験して。
お久しぶりです。管理人のpaorinです。

突然、ブログを復活させました。
正直、もうブログを書くことはないと思っていましたが・・・。
今回の東日本大震災を経験し、いろいろ自分のことを振り返る機会も多くなり、その一つにこのブログがありました。
4年も前に終了し、今になって改めて自分の書いた文章を読んでみると、結構恥ずかしげもなく書いていたんだな
と思うところもありますが、あえてそのままにします。

さて、私は福島県福島市に在住しています。

その瞬間、私は仕事の関係で電車に乗っていました。
電車の中ですので、最初は気づかなかったのですが、電車が急停車。これまでに経験したことのない
激しい揺れに見舞われました。車内の照明もすぐに消え、ひたすら激しい揺れに耐えるしかありませんでした。
電車が止まった場所も見上げれば崖があり、電車の下にも崖が見えました。
「ああ、もしかしたらこれで終わるんだな」と、正直思いました。でも不思議と冷静でもありました。

かなり長い時間の揺れがおさまったとき、いろんなことが頭を駆け巡りました。
すぐに電話をしましたが、当然のごとく不通。メールもダメ。会社は?仲間は?家は?

ほどなくして車掌さんが車内に現れ、「2~3時間、もしくはそれ以上、車内での待機です」と告げました。
愕然となることを言われているのですが、この車掌さんの話し方が面白く、少しだけほっとしたのを覚えています。
今から思うと、電車が脱線していても何らおかしくなかったのですが、適切な判断を運転手の方にしていただいたのだと
思います。感謝です。

その後2時間ほど経過したでしょうか、電車を降りて線路の上を歩き、次の駅まで歩くことになりました。
不謹慎ですが、こんな経験は二度とできないと思いました。

歩く途中も何度も強い余震に見舞われました。雪も降ってきて、風も強まり・・・。それでも何とか次の駅まで
到着。すでに道路は大混雑でした。駅で知り合いに会い、聞くと幹線道路の崩落があり、それにより大渋滞が
発生しているとのこと。タクシーの姿もなく、もしあったとしても何時間かかるかわからない状態。歩いて戻ることを
決断。

2時間ほどかかって会社にたどり着くと、笑顔で迎え入れてくれました。心底、ほっとしました。食事もとっておいて
くれて、ありがたく胃の中を満たすことができました。

家に帰ってみると、電気とガスは無事。しかし水道がダメでした。それでも、自分の部屋が無事だったこと、電気が
つくというのはこんなにありがたいことなんだと思いました。大津波で家を流され、家族を失った方が多数いらっしゃる
ことを思えば・・・。

あの日から5日が過ぎ、少しずつではありますが復旧の声も聞かれるようになりました。ですが、まだまだ余震も続いています。
今夜はこのくらいで。また書きます。

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