西京雑記

西安での滞在記

虚往実帰

2009年07月12日 | Weblog

1年間の留学も今日で終わりです。
これから、飛行機に乗ります(16時ごろ成田へ着く予定です)。

DSCN3371 西京雑記・完
西安について、書きたいこと、伝えたいことの何分の一も表現できませんでしたが、とても充実した1年間でした。
長々と西安での思い出を書くと荷造りが終わらなそうなので(笑)、敢えて何も書かずにこのまま終わりにしたいと思います。

最後に閲覧ありがとうございました。
そして、西安でお世話になった方々本当にありがとうございました。

当ブログはこれにて最後の更新とします。再見西安!

コメント (1) |  トラックバック (0) | 

奮闘

2009年07月10日 | Weblog

中国のドラマは全部で30集(30時間)以上と、とても最後まで付き合いきれない長さなのですが、さらに歴史ドラマとなるとさらに50集70集なんてものも存在します。しかし、このドラマ≪奮闘≫だけは西安でハマって最後まで見てしまいました。

DSCN2571 大陸のドラマ“奮闘”

大学を卒業したばかりの若者たちが、仕事に結婚にと“奮闘”する様を描いたストーリー。現代の若者の琴線に触れる数々の名台詞が話題となり、2006年には大ヒットを飛ばしました。週1で見ていて今日見終わりました。

もうすぐ西安の私の大学では、卒業式です。日本以上に厳しい受験戦争、就活戦線を乗り越えてきた彼らたち。社会に巣立ってからも、“奮闘”することを願ってやみません。

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

秧歌舞

2009年07月04日 | Weblog

DSCN4781 ヤンガー(秧歌Yangge)
中国北方ではヤンガー(ヤンコ踊り)と呼ばれる漢族の伝統的な民間舞踊があります。

もともとは主に農村でお祭りやお祝いの時に行われる踊り(田植え踊りが起源だと言われています)だったのですが、最近は都市部でも健康や運動のために練習する人が増え、太極拳のように中国の日常的な風景となっています。西安でも、先日城壁の南門を通った時に見かけました。ヤンガーは地域によって千差万別なのですが、西安のものは特に陝北地域独特の要素が多く、男の鳴らす銅鑼や太鼓に合わせて、女たちが大きく円を描きながら蛇行するようにステップを踏んでいきます。また“傘頭”と呼ばれる傘を持った人達がリーダーで、辺りを軽快に跳ねまわりながら、周りの人たちを巧みに率いていくのが特徴です。日本の盆踊りに似ていて、とても楽しいリズムとステップで見ているとつい一緒に踊りたくなってきます。

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

打一人名、成語

2009年07月02日 | Weblog

突然ですが、ここで中国語のクイズです。
打一古代人名”一日不見如三月兮”。(“一日不見如三月兮”という詩の中から、ある古代の人名を見つけてください。)


少々難しい問題ですが、答えが分かった方はいらっしゃいますでしょうか。
――― 正解は詩仙“李白”です。
“李白”から“一”つの“日”の字を取る(不見)と、“李+ノ”の字が残ります。“李”の字の上に“ノ”を乗っけると、“季”という漢字になります。”一季”は”三月(三ヶ月)”なので、答えは李白というわけです。つまり、”李白−日=李+ノ=季=三月”ということ。意味も見事繋がっています。

ちょっと頭をひねらねばなりませんが、この漢字クイズなかなか風流な言葉遊びではないでしょうか?漢字を扱う中国ならではの問題で、非常に面白いクイズだと思います。ちなみに、“一日不見、如三月兮(一日見ざれば三月の如し)”の出典は、《詩経》の鄭風から来ています。三章畳詠の草摘み歌です。
≪彼采葛兮 一日不見 如三月兮。 彼采蕭兮 一日不見 如三秋兮。 彼采艾兮 一日不見 如三歳兮≫
中国ではよく人口に膾炙されている文です(若い恋人同士がメールで送ったりするほど)。日本では“一日千(三)秋”として知られています。

あと2つ、今まで教えてもらった中でこれはよく出来てるなーと感心した成語クイズを紹介します。上の李白の例と比べると、ちょっと品の落ちる問題ですが、中国語の得意な方は挑戦してみてください。答えは両方とも中国語の四字熟語です。(gooブログの文字化けを避けるために、表示できない簡体字だけ便宜上日本語の漢字に置き換えています)

・」迷申人和很少男人,打一成語
・一个人去隆胸,医生開價10万,女人説太貴,要打折,医生説那你就隆一个,3万。 打一个成語

解答は下線の続きに..

─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
」迷申人和很少男人,打一成語
多くの女性と少しの男性がいます ―――さて、なんの成語でしょうか?

この問題、実は2つの正解があります。
・正解其の一。
“陰盛陽衰”――― 陰陽(五行)説で”陰の気が栄え、陽の気が衰えること”。
陰陽説で女性は陰、男性は陽と表されます。このことから現代中国語の用法ではこの成語の意味は”女性が栄えて男性が衰える”、つまり家庭内やオフィスでの”男女の社会的地位の変化”を表す比喩として用いられることが多い。こちらは問題の意味をそのまま掬った答えです。

・正解其の二。
“凶多吉少”――― 凶が多く吉が少ない、つまり“不幸な結果になる恐れが多い”という意味の成語です。
”凶(xiong)=胸(xiong)”、”吉(ji)=鶏(ji)”という発音が同音によるダジャレ。凶は胸、つまり女性を指します。吉は鶏、中国語のスラングで“鶏”は男性のシンボルを言う(鶏だけだと売春婦の意、普通“鶏巴、小鶏鶏”と言う)ので男性を指します。つまり、“女多男少=胸多鶏少=凶多吉少”ということ。意味をつけると、つまり”女性ばかりで男性が少ないと不幸な結果になる”...こちらは世の女性から怒りを買いそうな解答です。

2つの解答があるのは、ふざけたクイズで聞かれたなら“凶多吉少”で間違いないが、まじめくさった場で聞かれたなら表向けに“陰盛陽衰”と答えておけば無難、TPOをわきまえてうまく使い分けるためだそうです(と、男友達が言っていました)。一昔前に日本で流行った“弱肉強食”、“焼肉定食”の問題と同じような感じかもしれません。


一个人去隆胸,医生開價10万,女人説太貴,要打折,医生説那你就隆一个,3万。 打一个成語
ある女性が豊胸手術をするために整形外科へ行きました。手術代に10万かかります。女性は高すぎるから安くしろと言います。そこでお医者さんは片方3万にまけてやると言いました。 ―――なんの成語でしょうか?

正解は“一波三折”。
“一波三折”――― もともとは(一画を書くのに3回方向の違った運筆をする方法から)書道の筆法に曲折がある意。
転じて文章に曲折や起伏があることを言うのに使われる成語です。しかし、“波bo1”は現代中国語で胸の意味(ballから派生、中国語で胸の大きいことは“波霸bo1ba4”、その逆は“太平公主”と言います)があり、“折”には中国語で一掛け二掛けの“掛け”の意味があります。ここでの“一波三折”はつまり一波(胸片方)を三折(3掛け、3割値)にしてやると言うことです。こちらは試しに他のクラスメートに聞いてみたところ皆すぐに正解を言ってくれました。連想しやすいようです。

─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
こんな風にクイズなど遊び感覚で解いていくと、中国語や漢字の世界の面白さが見えてくるかもしれません。如何でしょうか。

コメント (0) |  トラックバック (0) | 

夜上海

2009年06月29日 | Weblog

無事に期末テストを終えたので、ちょっと野暮用で25~28日まで上海へ行ってきました。

DSCN4439 南京東路
今回は西安で同じ大学の人と道連れです。私自身は上海へは何度も行っているので、用事をすぐに済ませてついでに上海の街を案内してきました。

定番の豫園では庭園には入らずにずっと食べ歩きをしてきました!

DSCN4484 DSCN4483 排骨年【米羔】、魯汁豆腐
小吃天堂(食べ歩き天国)とも言われる城隍廟周辺。ここには沢山の美味しいものが並んでいます。南翔饅頭店の小籠包(ショウロンポウ)は肉汁がジューっとしみ出してきて堪りません。いつ行ってもものすごい行列ですが、並ぶ価値あり要チェックのお店です。その他にも、定番の臭豆腐やウズラの丸焼き、西北風味の串焼きなどなど..ここではなんでも食べられます!私が上海で一番好きなのは写真の排骨年【米羔】(トンカツモチ)。さっくり熱々のトンカツともちもちしたお餅、それに特製のソースが絶妙な組み合わせです。他にも小吃の美味しい七宝鎮や呉江路へも行きたかったのですが、今回は時間の都合上行けず豫園で夕食が入らないぐらいお腹いっぱい食べてきました。

DSCN4468 DSCN4471 豫園ファッションストリート
新しい所では写真のようなお店も..。アニメキャラクターのフィギュアやぬいぐるみが売っていて、日本の漫画・アニメが大好きな友だちは目をキラキラと輝かせていました。
豫園からはフェリー(1人5角、地下鉄に乗るよりも安い!)に乗って浦東へ。外灘(バンド)が未だ工事中で景色がよくなかったのがちょっと残念でした..。

DSCN4514 東方明珠塔
途中天気が崩れて夕立のように雨風が吹き荒れたのですが、夕方には雨が上がって見事な夕焼け空となりました。

DSCN4531 DSCN4545 外灘、環球金融中心・金茂大厦
テレビタワーからの眺望はこの夕方~夜にかけてが一番キレイです。上海は西安からだいぶ東に位置しているので日が暮れるのが早く感じられます。
環球金融中心(上海森ビル)と金茂大厦(グランドハイアット)のライトアップが特にキレイです。この浦東新区陸家嘴一帯は上海の中でも特に一等地で、例えば隣にあるマンションは一部屋最低10億円~の超高級億ションとなります。

DSCN4579 足場が怖い..
一個下の展望台では地面全体がガラス張り..なかなかスリルがあります。

2日目の晩からは以前と同じく静安寺付近のおじの家へ泊めてもらいました。
DSCN4661 静安寺
忙しい所本当にありがとうございました。久しぶりにウィスキーを飲んだせいか少し酔っ払ってしまいました。

日を改めて、もう1日は新天地〜衡山路へ旧租界を探して半日ブラブラと散歩しました。おしゃれなBAR、ナイトスポットが何軒も並び、全部覗いているとすぐに時間が経ってしまいます。

DSCN4652 国際礼拝堂
衡山路にある新教(プロテスタント)の教会。とにかく蒸し暑い上海の街ですが教会の中はとても涼しく、また外国の方がバンドの練習をしていてそれを見ながらしばらく休憩させていただきました。

DSCN4655 DSCN4656 ミスド
また、連れが日本のモノも食べてみたいと言うのでミスドへ。考えてみれば西安ではドーナッツなど売っていないので、1年ぶりの味です。

最終日はおじがゴルフに行ったのも気づかず、2人で大寝坊。地下鉄を駆け回り、リニアに乗ってなんとか離陸20分前に空港へ着きました。
そして最後。西安へ戻った晩は、陝北名物“ロバ鍋”をおごってもらいました。

DSCN4767 五香驢肉鍋
ロバの肉、エビ、麻花、トマト、キュウリ、ピーマン、パクチー、木耳..。西安ではこのロバの肉鍋がとてもおいしいです。中国語で“上有龍肉、下有驢肉(天に龍の肉あり、地上にロバの肉あり)”とも言われるほどの美味さ..西安に来る際はぜひお試しあれ。2人で中鍋とロバ肉の肉焼(ハンバーガー)を4つ注文、食べ過ぎてお腹が妊娠したみたいだと言われてしまいました。

美味いものばかりの幸せな4日間でした。88上海。

コメント (0) |  トラックバック (0) |