ガソリンアレイの日々の出来事

自転車雑誌には興味がないけど、自転車のことならなんでも お任せ!のガソリンアレイでの日々の出来事を綴るページ

中村の振れ取り台

2011年11月20日 | 手組みホイール
中村が20代前半から使っている振れ取り台です。
HOZAN製で、恐らく昭和30年代製造のものです。
どこで誰から入手したのか忘れましたが、
私の大事な相棒です。

もちろん手組みも、最新のコンプリートも、どんなホイールでもこれ1台。
今まで何本のホイールを造ってきたかわかりません。
間違いなく一生の付き合いになるでしょう。

パワーライダーのために作った超軽量クリンチャーホイール NOTUBES ZTR α340

2011年11月13日 | 手組みホイール


超軽量アルミクリンチャーリム"NOTUBES ZTR α340"で剛脚パワーライダー系の方向きに組んでみました。

ご依頼いただいたU様は、筋骨隆々マッチョ体型の方です。
お好みも硬いフレームに硬いホイールで、今迄は"MAVIC ksyrium SL"がお気に入りでした。
剛性の高さでは定評のある、ペダリングレスポンスの良いホイールです。

キシリウムSLは非常に気に入っておられたのですが、パワーペダリングでも縒れない剛性を保ったまま、もっとリム部が軽量な慣性モーメントの小さいクリンチャーホイールは出来ないものか?
と思われ、当店にご来店の上相談いただいたのです。

そこで出来たのがこのホイールです。
NOTUBES ZTR α340 はチューブレス対応リムなので、もちろんチューブレスでもお使いいただけます。
スペックは下記の通り、とりあえずリアホイールのみです。
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●RIM:NOTUBES ZTR α340 28H
●HUB:TNI WING CERAMIC for SHIMANO 28H
●SPOKE:DT REVOLUTION BLK 2.0/1.5 & COMPETITION BLK 2.0/1.8
●NIPPLE:SAPIM ALMINIUM BLK
●RIM TAPE:NOTUBES
               
Weight:729g
       価格:¥52,000円(税込)
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非常にパワーライダーのU様に対応するため、いくつかの工夫をしてあります。
1)適切なスポークテンションで組み上げる事は言うまでもない。
2)左右面とも2クロスタンジェント
3)交点はソルダリング
4)左右面ゲージの違うスポークで剛性をコントロール

完成重量も実測729gと軽量に仕上がりました。
さて、U様に実際に乗っていただいて感想をいただきました。

★以下U様談
私のパワーペダリングでも、縦・横剛性は必要充分です。
ハブの滑らかさも気持ちよいですね。
踏めば踏んだ分だけ進んでくれるレスポンスの良さ、そしてなにより加速とヒルクライム性能の良さは特筆ものですね!
ヒルクライム向けの軽量ホイールは私の脚質では撓んでしまって気持ちよく乗れなかったのですが、このホイール最高です!

ガソリンアレイでは乗り手の方にあわせてホイール剛性もコントロールしています。
お好みの走り方、体重、脚質、ルックス、クリンチャーorチューブラー、アルミリムorカーボンリム、ご予算、全てを考慮した上でスペックを決定します。
相場とかけ離れたご予算ではお作り出来ませんが、一般的な相場から考えると当店の手組みホイールは価格も良心的だと思っています。
激安店なら確かに安く組めますが、クォリティーは決定的に違う自信もあります。
実際に他店で組まれたホイールの組み直し依頼も多いのです。
中村は職人です。
おまかせ下さい!

 

Wailer スノースクート 2012!オガサカ製 サングラスボードもリニューアル!

2011年11月11日 | スノースクート・スノーモト
寒くなってきましたね。
今日はガソリンアレイも初めて暖房を入れました。
いよいよ本格的な冬。
皆様もお風邪などひかれませんように。

さて、冬と言えばスノースクートの季節がやってまいりました。
ガソリンアレイでは国内輸入開始当初からスノースクートを取り扱いしています。

昨年早々完売になったOST-11BF(サングラスボード)もリニューアルし、
OST-12BFとなりました。
早々と完売が予想されます。
お急ぎ下さい。

OST-12BF:話題のNEWサングラス・ボードです。
2012年モデルもビビッドなグラフィックでゲレンデでも注目度抜群ですね!
基本性能は、OST-11BFをメインとしていますが、
更に縦割れしにくい設計で、11BFよりワンランク上の滑走性能です。

OST-12BE:グラフィックはおなじみのシロクマ
OST-12BS:グラフィックはおなじみのブラック/グレー(クラウン)
低速・小さなアクション時の安定感と、
高速・大きなアクション時の安定性を高次元で融合させた。
マニュアル等、撓っている状態でのコントロール性は非常に高い。
初期の戻りが早く、
よりボード先端までのエッジ感とコントロール性が高まった。
ボードからの力の帰りも大きくなり、
よりレスポンスの良い操作感が楽しめる。
中・上級者もしくは自分自身でスクートをコントロールできる
(荷重と抜重がしっかり出来る)ライダー向き。
現時点における最高性能ボード。
滑走技術があれば、あるほど限界性能が高くなる。
クロスやトリックなどの安定感と俊敏性を求めるライダーに向く。
ボードの縦割れが起こりにくいように改良してあります。

さて、気になるお値段ですが、
定価 123,900円(税込)のところをGAプライス 109,000円(税込)!
本州・四国は送料無料、北海道・九州は送料 1,000です。

ボードセットだけでなく、
コンプリートモデルも有ります。
●Wailer Nesta HS-002:定価 123,900円(税込)を
 GAプライス 109,800円(税込)!

また、Nesta HS-002フレームにOST-12シリーズのボードをセットして、
コンプリートにさせていただく事も可能です。
その場合定価は150,150円(税込)と非常にお得な価格設定になっていますが、
更にGAプライス 132,500円(税込)にさせていただきます。

コンプリートモデルも、
本州・四国は送料無料、北海道・九州は送料 1,000円です。
ただしコンプリートモデルはキット販売ですので、
組立はお客様で行っていただく必要が有ります。
もちろん、店頭渡しなら組立済みでお渡しできます。

スノースクートをこれから初めて見たい方、
コアなスクートファンの方、
どしどしお問い合わせ下さい!


OST-12BF:サングラス


OST-12BE:ホッキョクグマ


OST-11BS:クラウン


NESTA HS-002 コンプリート

MULLER フレームを取り扱いします。 MS525/MSL525/MTi/MXC/MF853/MT853

2011年11月08日 | クロモリフレーム・オーダー
2012年度、ガソリンアレイではNEWブランド"MULLER"の取り扱いを開始します。
MULLER(ミューラー)との出会いは2012年度シマノ新製品発表会に行った際、
同じ敷地内で行われていたMULLER JAPANさんの展示会を覗いたのですが、
そこで私が"MULLER"に一目惚れし、是非扱いたくなって代理店契約を結んだのです。
ひとまず納期はまだ未定ですが、MS525が各サイズ(48/50/52)各1本入荷します。

素材はクロモリ(レイノルズ525)で、フォークも雰囲気の良いクロモリストレートブレイズです。
私が惚れ込んだポイントをいくつか紹介します。

まず溶接はTigですが、ビード(溶接の継ぎ目)が非常に美しい!
Tig溶接は生産効率も良く溶接部の強度も高いので、スチールフレームにも非常に多く採用されています。
スチールに関しては私は昔ながらの銀ロウ溶接が好きで、理由は(ラグド・レグレスを問わず)美しいからです。
しかし"MULLER"のTigは美しいのです!
このクラスでこんなに美しいビードは初めて見ました。



そしてMS525は一見ロードレーサーなのですが、実はツーリング車なのです。
ジオメトリーももちろんツーリング向きですし、フェンダーとリアキャリアのアイレットも装備しており、700×23/25Cを前提にフェンダーを装備すればスポルティフに趣を変えます。
シートステイにはリアキャリアのアイレットもあるので、2〜3泊のツーリングにもGOODです。
もちろんフェンダーを装備せずに、見た目はロードレーサー、だけど実はツーリング車という使い方も素敵です。

スチールの素材感を活かした生地ポリッシュ風のフィニッシュも非常美しいです。
これはやられたと思いました(笑)

またヴィンテージっぽい外観ながらBB30&インテグラルヘッドと、最新のシステムも取り入れており、決して懐古的ではないフレームに仕上がっています。

魅力たっぷりの"MULLER"には、ありそうでなかったミキスト仕様の"MSL525"(レイノルズ525使用)。上級車種の"MT853"(レイノルズ853使用)。MT853のTigに銀ロウでフィレットブレイジングした"MF853"。話題のステンレスパイプ、コロンバスXCrを使用した"MXC"。レイノルズ3-2.5チタニウムパイプの"MTi"と、ラインアップも強力です。
新しいスチール&チタニウムバイクの時代を切り開くブランドになるのでは?と密かに期待しています。

各モデルの予約を受け付けております。
お気軽にご相談下さい。

ミューラー・ジャパンのホームページはこちら


美しいTigのビード&生地ポリッシュ風のフィニッシュ

ノーブレーキピスト?いえいえトラックレーサーです!

2011年11月07日 | 店長の想いや最近の出来事
10日ほど前からガソリンアレイにノーブレーキピスト?が置かれています。
で、「ガソリンアレイはノーブレーキピストを売っている。」と誤解されては困りますのでご説明させていただきます。

これはノーブレーキピストではありません。
『トラックレーサー』です。
ですから、もちろん公道走行など一切行いません。
ローラー練習とバンク専用です。

誰のものかというと、店長の私物です。
約四半世紀振りにバンクを走りたくなりました。
毎日少しずつ3本ローラーでトレーニングも始めています。
まだバンクには行けていませんが、バンクに行って思ったようなタイムがでれば、現役復帰も良いかな(笑)

このトラックレーサー、問屋さんの特価品と不良在庫と店に落ちていたもので作りました(笑)
こんな機材でも乗れる人ならタイムは出る筈です。
問題は僕が「乗れる人」に戻れるかどうかだけです。
暖かく見守ってやって下さい!

因に当店では競技用トラックレーサーは販売致しますが、街乗り用ノーブレーキピストはもちろん販売致しません。



3万円台の軽量手組みクリンチャーホイール、TOTAL重量 1,455g!

2011年11月06日 | 手組みホイール
昨日納品したホイールをご紹介します。
35,800円というリーズナブルな価格で、
重量は F:645g R:810g、トータル1,455gという軽量クリンチャーホイールです。

このホイールは東京のH様からご依頼いただいたのですが、
そのエピソードが素敵で、結婚記念日の奥様へのプレゼントという事をお聞きし、是非おまかせいただきたかったのです。
私のホイールがお二人の記念日のプレゼントに選ばれるなんて、
こんな光栄な事はありません。

奥様のロードにはデフォルトででALEX製の1,930gのホイールがセットされていたそうですが、今回のホイールチェンジでなんと約500gの軽量化です。

初心者の方が購入される事の多い、メインコンポがシマノ105クラス迄の完成車の場合、ほとんどのモデルが前後で2,000g前後のホイールが付いており、タイヤもワイヤービードの場合も多いです。
そういう構成のバイクには、まずタイヤ交換、次にホイール交換が非常に有効です。
タイヤ&ホイールの交換で、1Kg前後の軽量化が可能です。


今回納品したホイールのスペックは下記の通りです。

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●RIM:KINLIN Nb-R BLONDS 32H F&R
●HAB:TNI EVOLUTION for SHIMANO 32H F&R
●SPOKE:DT REVO SLV 1.8/1.5 & COMP SLV 1.8/1.6
●NIPPLE:DT ALMINIUM SLV
●RIM TAPE:VITTORIA
          35、800円(税込)
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スポーク及びニップルに関しましては差額は発生しますが、仕様変更が可能です。
スポークのゲージ(2.0/1.5・1.8/1.5・2.0/1.8・1.8/1.6・2.0PL・1.8PL)とカラー(SILVER or BLACK)、アルミニップルのカラーは(銀/黒/赤/青/金/紫)からお選びいただけます。
スポークのゲージに関しましては、お任せいただければ最適のゲージを私がお選びさせていただきます。
因にカンパニョーロ仕様も可能です。

さて、このホイールは価格からして入門者向きなのか?と言う事ですが、このホイールセットに使用しているリム、KINLIN Nb-Rは価格は安いですがかなり優秀なリムです。
最初に仕入れるにあたりネット上で評判を見たところ、あまり評判は良くないリムでした。
しかしとりあえず1セット仕入れて組んでみると、これが全く問題ありません。
ホイール組みのスキルが低い方にはかなり難しいかもしれませんが、少なくとも私には全く問題ありません。

現在迄かなり走れるローディーの方やロングライド中心の方にも多数提供してきましたが、これまた全く問題ありません。
リム重量も軽く(395g)、精度もかなり良く、適切なスポークテンションをかけてやれば剛性も充分です。

予算控えめで運動性能が良く、手組みならではの乗り味と、使用するシチュエイションを選ばない万能性を兼ね備えたホイールです。

ところでH様の奥様には喜んでいただけるかな?
とても楽しみです(笑)


訃報

2011年11月04日 | その他
友人が急死し、通夜出席のため、11月5日(土)は
営業を17時迄とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。


長谷川さん。あなたの笑顔を忘れません。
いつでも遊びにきて下さいね。
待ってますよ!
                  なかむら

ガソリンアレイ・オリジナルカーボンホイールセット もうすぐ再発売です!

2011年11月01日 | 手組みホイール
今日はカーボンクリンチャーホイールのご紹介です。
ご依頼いただいたH様は、今までKsyrium SLとR-SYSを使い分けておられました。
どちらも非常に完成度の高いコンプリートホイールですが、H様は登りは得意なものの、平地の高速巡行がウィークポイントで、当店にご相談いただきました。

そこで平地巡行に有利な空力重視のホイールをお造りさせていただく事になりました。
タイヤは選択肢が豊富でメンテナンスのしやすいクリンチャーが良いとのご希望で、これは以前、当店のオリジナルカーボンホイールセットを販売させていただいた時にもご要望が非常に多かったのですが、残念ながらリムをチューブラーしか用意していなかったのでお応え出来ませんでした。

現在、再度オリジナルホイール用のカーボンリムを製作しております。
今回はクリンチャーとチューブラーを両方用意しますのでご期待下さい。
ヨーロッパ有名ブランドのカーボンパーツを手がける工場に製作を依頼しておりますので、品質はまず間違いなく良い筈です。
サイクルモード明けぐらいに入荷予定ですので、入荷しましたらこのブログでご報告させていただきます。

話を戻しましてH様のご希望を叶えるため、いくつかのリムをご提案させていただき、今回はタキザワさんのTECNO AIR TA-38Cを使用する事になりました。
TECNO AIRのカーボンリムは当店でも何回か組んでいますが、品質も安定していて良いリムです。

今回お造りさせていただいたスペックは下記の通りです。
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●RIM:TECNO AIR TA-38C 24H F&R
●HUB:SHIMANO HB-7900 & FH-7900 24H
●SPOKE:SAPIM CX-RAY SLV
●NIPPLE:SAPIM ALMINIUM SLV
●RIM TAPE:VITTORIA

FRONT:741g REAR:870g TOTAL:1,611g

       135,000円(税込)
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クリンチャーリムのため重量はやや重いですが、走りは軽快そのもの。
H様にご感想をいただきましたので転載させていただきます。

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既に300 km程走り「慣らし」が終わったかなと言う感じでとても滑らか
に廻っております。
乗った感じもマイルドではありながらしっかりと加速してくれてます。
練習会で使っており、重量的には確かにR-SYS に比べると重いですが高
速巡航になるとスピードが落ちにくくgoodです。
(セミディープ+エアロスポークのおかげですね)
気にしていたカーボンリムでのブレーキ性能ですが、お店で購入しまし
たSHIMANO のカーボン専用ブレーキシューで全然問題有りません。
最初取付角度が悪くブレーキ鳴りが酷かったですがトーイン調整をして
0.5mm 後ろを開けると異音もなくOKです。ただ雨天では試していないの
でその辺は不明ですが....
とにかく、目立つし格好いいし、軽いし!それとクリンチャーですので
メンテンス性がいいと思います。
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と、お喜びいただけました!
H様、この度は誠にありがとうございます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

トラッドなアルミリムに32ホール or 28ホールのホイールも、カーボンディープも、なんでもおまかせ下さい。
今日はすごいホイールを納品しました。
ZIPP255リムにSAPIM CX-RAY、そして前後ハブセットだけの価格が157,500円、総額は30万円超えというホイールですが、ある意味究極のホイールです。
仕事のしがいがありました。
こちらも後日ご紹介させていただきます。

ガソリンアレイ・オリジナルカーボンホイールセットも近日再発売ですので、ご期待下さい!

納品を待つホイール達

2011年10月30日 | 手組みホイール
沢山のご依頼、ありがとうございます!
がんばってばんばん組んでおります。
お待たせしている方も今しばらくお待ち下さい。

新たにご依頼をご検討中の方も相談して下さいね!

28H、32Hのトラッドなアルミリムを使ったものから、決戦用カーボンリムホイール、コンプリートホイールの再アセンブル、
車種もロード・トラック・クロスバイク・マウンテンバイク・小径車・ツーリング車、
リム&ハブ&スポークが入手可能である限り、中村に出来ないものはありません!

山口国体ロードレース観戦記

2011年10月29日 | 自転車競技のお話
書こう書こうと思いつつ時間がなく、2週間が経過してしまいました。
山口国体のロードレースを観戦してきました。
このレースは見ておきたかったのです。
自転車競技デビュー(当初はMTB XC)時代から成長を見守り続けてきた白石真悟
君(現シマノドリンキング所属)のホームの国体、優勝の可能性もあるレース
だったからです。
この日の為に組んだ、私のホイールを使ってくれての出走ですしね。

トップの画像がコース図です。
曽根をスタートして県道240を東へ、山露で国道435へ合流し北上、秋吉交差点
を左折し更に北上、長門市へ向かい下中小野を右折、南東方向へ向かいながら秋
吉台を目指します。
秋吉台の周回路(カルストロード)を2周し、元来た道を折り返しというルート
です。

私はまずスタートを見て、交通規制のかからない道や時間を選んでカルストロー
ドの南端、上八重に移動し、2周回を見届けた後、取って返してゴールを見ると
いう計画を立てました。
この計画は成功し合計4回、選手達の通過を見る事が出来ました。


出走前の白石君(右)と白川選手(左)


スタート地点沿道ではお姉さんが公式ガイドブックを売っていました。
私も一冊購入。


公式ガイドブック

まずは緊張のスタートですが、白石はかなりリラックスしていました。
特設された観覧席にいる私を見つけ、笑顔で手を振る余裕も有りました。


中央の下を向いている白のヘルメットが白石君。
日本では珍しいCANYONのフレーム、ホイールはガソリンアレイ製のEDGEリム+DURA ACEハブ。

午前9時、号砲と共に集団はスタート。
ホビーレースのように先行争いする事もなく、奇麗にスタートして行きました。
9時10分に時間差で少年の部がスタートするのを見届け、観戦ポイントに移動
です。

移動中、いくつかの関門で交通規制がありましたが、事前に規制解除時間を調べ
ておいたので問題なく通過する事が出来ました。
しかし最後の関門で問題発生。
関門のガードマンが規制解除時間を把握していなかったのです。
10台ほど前に並んだ車がガードマンの説明でどんどんUターンしていきます。
やっと自分の番になってガードマンに話しかけると「当分規制になりますのでU
ターンして中国道からアクセスして下さい。」と言う。
私が「おかしいぞ。あと5分で規制解除の筈じゃないか。」というが要領を経ない。
2〜3分やり取りがあった後、ガードマンの無線が「規制解除。規制解除。」と
がなっている。
ガードマン氏、「申し訳有りません。僕の勘違いだったようです。規制解除にな
りました。」と謝り、通過となった。
しかしこのガードマン君のせいでUターンして中国道へ行った人たちがかわいそ
うだ。

観戦ポイントの上八重に到着し、係員の指示に従って駐車場所も確保し、集団を
待つ。
30分ほど待った後、先導車両が入ってきた。
「約5分で先頭集団が通過します!」とアナウンスがあった。
約5分後、誘導の白バイ、広報車、サポートとカメラ担当のオートバイに続き、
先頭集団がやって来た。

序盤から7人の逃げが決まり、後続は全く見えない。
上手くローテーションしているし、良いメンバーも揃っている。
先頭集団が通過し、追走集団を待つ。
この間、タイム差を確認する事はもちろん忘れていない。


序盤から7人の逃げが決まる。後続との差は?

約3分30秒後、追走する大集団がやって来た。
白石は確認出来なかったが、この集団にいる事は間違いない。
3分30秒の差は大きいが、集団が追う気になれば簡単に詰まる差でもある。
2周回目を待つ事にした。


通過する大集団。逃げを吸収出来るか?

少年の部が15分ほど遅れてやってきた。
成年の部とは明らかにペースが違う。
成年の部はかなりアベレージの高い消耗戦になりそうだ。

約30分で2周回目の先頭集団がやって来た。
メンバーは変わらず、足並みも揃っている。
後続との差がどれぐらいかで、ある程度の展開は読めそうだ。
タイム差を計る。
追走大集団がやって来た。
白石も確認する。
差は50秒少々、かなり詰めてきている。
こうなると先頭集団から積極的に足の揃った3〜4人が更に飛び出さない限り、
捕まるのは時間の問題。
先頭集団が吸収された後カウンターアタックが起こり、それがきまるかどうか。
当然その後も積極的な逃げと、それを潰す事が繰り返されるだろう。
逃げの集団に白石が乗れるか乗れないかが、白石の勝機になってくると読んだ。
彼は集団ゴールで頭をとれるスプリンターではないので、7〜8人ぐらいまでの
パックで逃げを決めなければいけない。

しかし私の観戦はここまで、後はゴール勝負を見に戻るだけ。
展開は気になるが、白石が上手く集団を分断して逃げる事を祈って戻る事にする。

スタート&ゴール地点に戻って、一緒に来た友人の小山君とお昼ご飯を食べてい
ると、少年の部が戻ってきた。
少年の部はカルストロードを1周なので、距離が約30キロ短い。

五千メートル手前からの実況アナウンスが入るが、大集団の展開のようだ。
小さなアタックは起こるものの、決定的なアタックは決まらない。
ゴール迄コースの起伏はあまりないので、何人かのスピードマンの足が揃わない
限り、こうなると集団を崩すのは難しい。
千メートルごとに入る実況でも、集団が崩れる様子はない。
千メートル地点でも大集団のままで、意を決して500メートルぐらいからロン
グスパートをかけるか、集団内で上手くポジショニングしてゴールに備えるかし
か既に手はない。

ゴール地点から少年の部の先頭集団が見えてきた、40人前後の大集団。
白石の愛弟子、相本君に期待する。
相本君はゴールスプリントのきく脚質なので、前がとれるかもしれない。

そしてゴール。
ゴールラインを次々と選手が通過していく。
優勝は非常に僅差。

ゴールを取ったのは三重県 朝明高校の高士拓也君だった。
本当におめでとう。
相本君は10位だった。
本当に良く頑張った。

少年の部の選手には勝った人も勝てなかった人も、競技を続けて日本のトップ、そして世界へ羽ばたける選手になって欲しいと私は願っています。

しばしの静寂。
いよいよ成年の部のゴールが近づく。

五千メートル手前からの実況が入るが、20人ぐらいの集団になっているようだ。
積極的にアタックがかかっているのか、既に有利なポジションを取る牽制に入っているのかは実況では解らない。
千メートルごとに入る実況でもそれは変わらない。
どうやらゴールを待つしかないようだ。

ラスト千メートルの実況が入り、どうやら抜け出している選手はいない。
集団ゴールになるようだ。
そして約30秒後、ゴール地点に先頭集団が見えた。

集団は縦に長い展開。
かなりスピードが上がっている。
ややロングスパート気味にかけた選手に引っ張られて、非常に速い展開だ。
その中であと400メートルのゴールに先頭で飛び込めるように、各選手が激しくポジションを争っている。
白石がどこにいるのかは確認出来ない。

集団が伸びた展開のままポジションが入れ替わり、次々とゴールを選手が駆け抜けていく。
ゴールを制したのは奈良県 鹿屋体育大学の吉田隼人選手。
私は知らなかったのだが吉田選手はジュニアから頭角を現し、ナショナルチームにも選出されてTTも得意なスピードマン。
ゴールでの伸びは非常に鋭かった。
まだまだ大学生で若い吉田選手。
是非世界を目指して下さい。

ゴール地点では白石も集団の真ん中付近でゴールしたのが見えた。
結果は11位。
地元の期待を一身に背負って走った今日のレース。
力は出し切った。
本当におつかれさま。


ゴール!この写真では後ろから3番目が白石君。

こうして山口国体ロードレースは幕を閉じた。

レースが終わって選手村に白石を訪ねた。
表情はいつもと変わらなかった。
レースを終えて彼の言葉。
「やれるだけの事はやりました。今日の面子は強かった。本当に潰し合いのレースでしたね。抜け出したかったのですが、実力が拮抗していて決定的なアタックを誰もが決められませんでした。最後(ゴール付近)は左のラインを選んだんですが、前が詰まって失速してしまいました。あそこで右から行ってればもう少し前に行けたんだけど・・・。でも悔いはないです。一から出直しですね!」

白石のファンとしての私に戻って。
来年も頑張れよ!
俺も久しぶりにレースを見て感じるものがあったよ。
また俺も少し乗ってみようかな(笑)


戦い終わって記念撮影。
もうすぐお父ちゃんの白石君。
これからも宜しくね!





クロモリ ラグ付 フレームセット MASI GRAN CRITERIUM を使ったセミオーダーロードバイク

2011年10月16日 | お薦めフレーム・セミオーダー車・完成車
一ヶ月半ぶりにやっと開店出来ました!
不慮の父の死、決算の事務処理、メーカー&問屋の展示会ラッシュ、次々起こるトラブル、本当に早く通常通りの仕事をしたかったです。

沢山の皆様に励ましの言葉とお心遣いをいただきました。
ほとんど放置状態だったブログのアクセス数も落ちていないところを見ると、皆様は待っていてくれたんですね。
心より感謝申し上げます。
ありがとうございます!
きっと天国の父も私を激励してくれていると思います。

さて今日はセミオーダー車のご紹介です。
とても良い雰囲気を持ったクロモリフレームのロードレーサーです。
MASI GRAN CRITERIUMのフレームセットを使い、当店定番の手組みホイール、5700系105で仕上げました。



MASI GRAN CRITERIUMは、70年代からのスポーツサイクリストなら知る人も多いと思いますが、その復刻版です。
吊るしのスチールフレームが少なくなりましたが、ホリゾン(実際には若干スロープ)でラグドであり、価格(定価73,500円)も比較的リーズナブルで、完成車にして20万円前後でスチールフレームのロードが欲しい方には良い素材です。

刻印入りの角形フォーククラウンが良い雰囲気です。


ベーシックなイタリアンカットのヘッドラグ


シートステイの蓋がMASIタイプになってないのが惜しい・・・

しかし残念ながら2012モデルはオールCP(フルメッキ)になり、フレームセット価格は126,000円と大幅に値上がりしてしまいました。
もっともオールCPのスチールが欲しい方には良いかもしれませんが。

当店で2011モデルのブラックカラー 53cmサイズを1本のみ確保しました。
サイズが合う方でクロモリのラグドで造りたいという方は是非ご相談下さい。
シート長は530mm C-T ですが、トップ長がやや長い(545mm C-C)ので、完全ホリゾンの一般的なジオメトリーに換算すると540〜545mmと考えて良いと思います。

本日納品したU様の仕様はこんなかんじです。
●フレーム:MASI GRAN CRITERIUM 53
●ハンドルバー:HARP SL ANATOMIC 420mm
●ステム:GHISALLO 803CP 100mm
●シートピラー:KALLOY SP248 SILVER φ27.2mm
●サドル:SELLE SANMARCO ERA(画像ではROLLSになっています)
●リム:MAVIC OPEN PRO SILVER 32H
●スポーク:DT REVOLUTION 2.0/1.5
●ニップル:DT ALMINIUM SILVER
●タイヤ:PANARACER RACE TYPE-A 700×23C
●チューブ:VITTORIA ULTRALITE BUTYL
●コンポーネント:SHIMANO 105(5700)フルコンポ

この仕様で販売価格は210,000円(税込)です。
因に完成車もラインナップされていますが定価は220,500円と当店セミオーダーより高価です。
しかも完成車はホイール・タイヤ・サドルが、上記のスペックよりかなりグレードの低い物になっています。
セミオーダーならパーツチョイスも自由ですし、ステム長やギアレシオ、ハンドルバー幅、クランク長もお好み通り!
お好み通りに作れるので、後から「このパーツが気に入らない。」ので交換という事もありません。
因にアルミフレーム・カーボンフォーク仕様なら、10万円少々からセミオーダー可能です。

2012年度は各社新製品発表会に出向き、面白いスチールフレームやカーボンフレームも見つけてきました。
すごく作り込みが美しく、価格もリーズナブルなスチールフレームや、有名イタリアンブランドの10万円台前半のカーボンフレームなども今後在庫する予定です。
もちろんそれらも後々紹介させていただきます。

EXTAR PROTON(橋口製作所)のフレームオーダーも好評で、多数のオーダーをいただいております。

ということで、ガソリンアレイはオーダー&セミオーダーをお薦めします!
「出来合いの完成車はここが今イチなんだよな・・・」という方は是非ご相談下さい。



最高の手組みホイール! MAVIC/AMBROSIO/DT SAPIM/CHRIS KING/SHIMANO/CAMPAGNOLO

2011年10月15日 | 手組みホイール
閉店状態の予約制でお仕事をさせていただいていた間も沢山の仕事をこなしていました。
まずは最近組んだホイールからご紹介。

クリスキング・スィフトハブにDT REVOLUTION BLK、リムはOPEN PRO CDという組み合わせです。
レッドのハブが栄えますね。
ご依頼いただいたお客様は以前キングハブのホイールになった時に、その滑らかさに感動して今回のご依頼となりました。
ただ、CHRIS KING HUBは非常にデリバリーが悪いのが難点ですが・・・
ハブの入荷に3ヶ月ほどお待ちいただきました。
参考重量 F:755g R:868g



DE ROSA NEO PRIMATOフレーム、ATHENA SILVERアッセンブル仕様のロードにシルバールックスの手組みホイールを装着したいというご希望でご依頼いただいたホイールです。
リムはOPEN PRO SILVER、スポークはDT REVOLUTION 2.0/1.5。
このハブ(TRADIZIONE CLASIC for CAMPAGNOLO)は、ルックスもヴィンテージっぽいので、ネオ・ヴィンテージ路線のスチールフレームユーザーに人気があります。
カンパのハブはレコードしかなく、カラーもブラックですからね。
参考重量 F:739g R:868g



OLD135mmのクロスバイクにロードタイヤが履ける軽量ホイールが欲しいという方のご希望にお応えしてお造りさせていただいたホイールです。
ハブは新製品のHB-T780 & FH-T780、スポークは全体的な剛性や丈夫さも考慮し、DT REVOLUTIONとCOMPETITIONをミックスして使用しています。
オール・ブラックのルックスもGOODですね。
リムはDT RR415、スポークはDT REVO BLACK。
参考重量 F:742g R:926g



以前組ませていただいたリムに寿命が来たため、AMBROSIO F20で組み直しさせていただいたホイールです。
F20には28ホールもあります。
フロント28Hのリア32Hなんて組み方も出来ますよ!



当店では比較的定番仕様のDT RR 415+DT REVOLUTIONスポーク仕様です。
ハブはお好みで!
ハブに関してよくわからない方は店長に相談して下さい。
比較的リーズナブルな価格で出来る軽量クリンチャーホイールです。
参考重量 F:735g R:925g(6700ハブの場合)



その他にも多数ご紹介したホイール、セミオーダー、ヴィンテージバイクのレストア等もあるのですが、またの機会とさせていただきます。
さて、いよいよ明日から開店。
気分も新たに皆様宜しくお願い申し上げます!







10月16日より開店致します!

2011年10月14日 | 店長の想いや最近の出来事
10月16日(日)より開店致します。
閉店中はご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
閉店中は予約制でお仕事させていただいていたのですが、
「納期は急がないので店長の出来る時で結構です。」とおっしゃっていただき、
多数のご予約をいただきました。
心より感謝申し上げます。

父の死後の各種必要な手続きはまだ当分かかりますが、やっと目処はつきました。
しばらく臨時休業が多くなりそうですので、ご来店前にできればお電話をいただければ幸いです。

閉店中に集中して作業し、ご依頼いただいていた仕事もできるだけ片付けました。
ここ2週間内にいただいた手組みホイールのご依頼はまだこなせていませんが、
そちらの方も今後順調に作業出来る見通しが立ちました。

手組みホイール、メンテナンス、オーダー車、セミオーダー車、受け入れ態勢は整いましたので、皆様のご依頼をお待ち申し上げております。

今後このブログで新たにご紹介、ご提案させていただきたいオーダー・セミオーダー車、フレーム、そしてもちろん手組みホイールが多数あります。
今後とも是非お付き合いお願い申し上げます。

2011年10月14日
ガソリンアレイ店長 中村 龍矢

ガソリンアレイの近況

2011年09月19日 | 店長の想いや最近の出来事
父の急死後、ブログの更新も途絶え、皆様にはご心配をおかけし申し訳ございません。
沢山の方に励ましのお言葉をいただき、心より感謝申し上げます。

現在の当店の状況をお知らせさせていただきます。
私は精力的に、今出来る事をやってはおります。
しかしながら父の死後の各種必要な手続き(多大な時間を要します)、当店の決算準備(これも多大な時間を要します)、
毎週ある取引先の展示会、現在オーダーをいただいているお仕事で手一杯の状態です。
新たにお仕事をお受け出来る状態ではございません。
その中でお受け出来る仕事は予約制でやらせていただいておりますが、現時点ではお受け出来ない事も多々ございます。

10月中旬頃にはかなり正常化すると思われますので、今しばらくお待ち下さい。
現時点でメール等でお問い合わせいただきましても、お返事はかなり遅れますがご容赦下さいませ。

それでは今後とも当店を宜しくお願い申し上げます。
ごめんくださいませ。

                     店主:中村 龍矢

おめでとう藤原龍治選手!

2011年09月19日 | 自転車競技のお話
今日、日本スポーツマスターズ大会が石川県で行われた。
日本スポーツマスターズは35歳以上の元プロや元実業団強豪選手も集う競技会で様々な種目が行われ、自転車競技も行われる。
中年アスリートの日本一決定戦と言えるだろう。

今日のマスターズ・ロードレース制覇を目指す二人の友人がいた。
昨年の4部(45〜49歳)で見事優勝に輝いた苗村徹君(元サンツアーレーシング)と、ここ数年上位には進出するものの頂点に立てずにいる3部(40〜44歳)の藤原龍治君(元ダイアコンペレーシング)。

藤原選手とは18年前に、親友の苗村選手を介して知り合った。
この頃は二人とも引退しており走っていなかったのだが、3時間耐久レースを目指し、勝つ為に一時的に現役復帰しようという計画だった。
それも嬉しい事にガソリンアレイのチームメンバーとして。
3人でチームを組むもう一人のメンバーは、水成若夫選手(元ダイアコンペレーシング)。
いかに元実業団の猛者とはいえ、優勝出来るレベルまでトレーニングする事は簡単な事ではなかった。
しかし彼ら3人はその目的を果たし、優勝の事実を残して再びレースの世界から遠のいていった。

今年、ひょんな事から藤原選手とまたご縁が出来た。
現役復帰していた苗村君から藤原君も復帰して岡山県を牽引して頑張っている話は聞いていたのだが、6月にあった中国地域ロードのリザルトの中に藤原君の名前を見つけた僕は、彼のブログを見つけて書き込みをしたのだった。

中国地域ロードは白石真悟君が優勝したのだが、今、本当に強い彼が力づくでねじ伏せたレースだった。
当然展開は荒れ、完走者も10人少々だったのだが、そのレースで7位で完走しているのを知って驚いた。

ある日、藤原君からメールが来た。
「今年のマスターズは必ず勝ちます。決戦ホイールに使いたいホイールがあるのですが、多少張りが弱く、フィールが良くありません。再チューニングをお願い出来ますか?」
もちろん僕は喜んで引き受けました。

送られてきたホイールは確かにテンションが低く、テンションのばらつきも大きいホイールだった。
Tune.de製の38mmディープカーボン。
リムはZIPPのOEM、スポークはSAPIM CX-RAY。
トゥルーイングを試みるとフロントは上手くいったものの、リアはニップルが固着して張る事も緩める事も出来ない状態。
藤原君に連絡し、リアはスポークを新調して新たに張りなおす事にした。
そして出来上がったホイールは満足出来るものだった。



話をマスターズに戻して・・・
今年の3部には元シマノレーシンングの山本浩史選手、プロの三船雅彦選手をはじめ競合揃い。
しかし今年の藤原君なら勝てそうな気がしていた。
根拠は「気力の充実」。
勝つ事に於いて大事なのが普段の練習であるのは言うまでもない。
勝負に行けるだけの自力がないことにはお話しにならないのは明らかです。
しかし「勝つ」ためにはその上で生まれた自信「俺が必ず勝つ!」という気力が必要です。
今年の藤原君にはそのオーラがありました。

もちろん勝負は時の運、特にロードレースは展開によってリザルトは左右され、絶対に勝てるレースなどありません。
しかし、気力、闘志がないと、勝利を呼び込む事は出来ないのです。

そして今日のお昼頃、そろそろレースが終わって藤原君のブログに結果が載っているかもと思って彼のブログを見た僕は

「ありがとうございました。 優勝しました! 詳しくはまた。」

のメッセージを見て狂喜乱舞したのでした(笑)

早速コメントを入れると、30分後に藤原君から電話をいただいた。
「ホイールよかったです。ありがとうございました!」
「いや、本当におめでとう!やったね藤原君!素晴らしい!!!」
と僕の方が興奮していたのですけどね・・・

藤原選手は全盛期の20代、華々しいタイトルとは無縁でした。
そして何度かの引退、復帰を繰り返しながら、決してあきらめる事なく、
常に勝利を目指していました。
ついにその栄冠を勝ち取った彼。
これからも中年レーサーの星として、輝き続けてくれる事でしょう。
本当におめでとう。藤原龍治選手!
少しだけお手伝い出来て光栄でしたよ。

●藤原選手のブログ
 http://blogs.yahoo.co.jp/ipsilon