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孫正義 LIVE 2011「百万千万の人々を助けたい!」 親鸞会講師のブログ

2010-04-07 | 人生の目的
こんにちは、親鸞会講師の筬島です。
北陸にもいよいよ桜が咲いてきました。

今日は前回に続き、ソフトバンクの孫正義社長による、「孫正義 LIVE 2011」
についての記事を書きたいと思います。


この講演で孫正義氏は「人生5つの大きな勝負」について語っています。

「第一回目の人生にとっての勝負」

それは、


【志を立てて、渡米】でした。



孫正義氏は15歳の時、渡米します。

今でこそ、簡単に外国にいけますが坂本竜馬の時代はそうではありませんでした。

普通ではいけないので、吉田松陰は船に密航しようとしたが、みつかって
しまいます。


そして、どうなったか?




切腹です。


切腹ですよ。まさに死ぬほど海外に行きたかったのでしょう。
それだけの熱い思いがあってもいけなかったのです。


孫正義はこう語っています。


「あれほど命をかけて見てみたい、という人々が行けなかった外国を
 自分は見ることができる。

 そんなチャンスがあるから、見てみたい、と思って見てみたら、なんと
 びっくり、これは日本とは比べ物にならんぐらい、何やらすごいという
 ことを感じて、これはもう居ても立ってもいられず、脱藩だーッ!

 ということで、バシーッと退学届けを出して、高校一年生の1学期で、
 退学届け
ですよ。

 校長先生も担任の先生も、せめて休学にしたらどうだ、せめてアメリカ
 に行くというのなら大学に行ってからでもいいじゃないか。大学卒業
 してからでもいいじゃないか。

 せめて、いまどうしても行きたいというなら、休学にしたらどうだ
 1、2年行って、様子みて帰ってくる、その辺でどうだ、手を打たんか、と。
 そういうような話でした。


 私は校長先生に言いました。

 先生!僕は弱い男です。アメリカに行って、英語がようわからん。
 ひとりで行ってどんな生活になるかわからん。
 困難にぶちあたったら、くじけて、弱い気持ちになって、戻ってくる
 古巣があればそこに戻ってくるかもしれない。それじゃ腹が据わらん。

 退路を断たないと。退路を断たないと、困難に立ち向かえない。
 だから休学届けじゃなく、退学届けにさせてください。

 私はこの高校をすばらしいと思います。先生方も生徒も、僕には何も
 不満はない。だから不満があって退学するんじゃないんだ。
 みんなすばらしい友達で、みんなすばらしい先生で、こんなに
 一生懸命とめてくれる校長先生も担任の先生も、僕は本当すばらしいと
 思う。

 だから嫌いで行くんじゃないんです。チャレンジのために行って、
 挫けて帰ってきたら、ええことなにもない。だから、退路を断つんだ。

 いうことで勝負してアメリカに行ったんです。


そして16歳の時、病気の父親をおいてアメリカに行くことにします。

その時、泣きながらしがみつく母親に、

「これから何十年のことを思ったら、家族のためにも、そして家族を
 さらに超えて、自分が何か事を成す、このことのために、人生を
 捧げたい。だからわしゃ行ってくる!」

い涙を振り切って行きました。
その時は

「何かでっかいことをやってやろうと、何か多くの人々を助けたい、
 自分の、あるいは自分の家族のそういう私利私欲とかではなく
 もっとでっかい、人生を燃えたぎらせたい、ひきちぎれるほど
 頑張ってみたい、それを成したい」

「多くの人、百万の人々を助けたい。百万千万の人々を助けたい。
 そういう人々に貢献したい。何かでっかいことをして、それを成したい。

 金銭欲とかじゃありません。そんなことじゃなくて、何か本当に多くの
 人々に、あいつがいてよかったと思われるようなことをしてみたい」


という強烈な思い、志があったのです。


このとき、高校のクラスメイトは、「若者たち」を歌って、
孫正義氏を送り出したという。


(1) 君の行く道は 果てしなく遠い
  だのになぜ 歯をくいしばり
  君は行くのか そんなにしてまで

(2) 君のあの人は 今はもういない
  だのになぜ 何をさがして
  君は行くのか あてもないのに

(3) 君の行く道は 希望へと続く
  空にまた 日が昇るとき
  若者はまた 歩き始める

  空にまた 日が昇るとき
  若者はまた 歩き始める

若者たち ザ・ブロードサイド・フォー






退路をたって、大きな志に向かって進む。

厳しい道ですが、そこには、希望が、光が、未来が溢れています。


もっとも大事な人生の大事業・人生の目的に向かってならば
苦労を求めて突き進む!!



分からない人には分からないことでしょう。

「どうせ別の目的があるんだろう」と揶揄(やゆ)する人もあるでしょう。

しかし、謗らば、謗れ、です。

『燕雀(えんじゃく)焉(いずく)んぞ大鵬(たいほう)の志を知らんや』


昔から、大志は理解されないといわれます。


しかし、分かる人には分かる!



ですから、正しい道を堅実に、ひたすらに進んでいくのです。


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