僕たちは迷いながらたどり着く場所を探し続け「僕たちの行方」（高橋瞳）

今日もようこそ！！今回はオリコンＮｏ１ソングを通して
人生を哲学してみましょう　o(^-^)o

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　平成生まれのアーティストとして史上初めて
　オリコンチャートで１位に輝いたのが
　新人・高橋瞳さん！

　平成１６年のソニーオーディションで２万人から選ばれたのだそうです。
「機動戦士ガンダムＳＥＥＤ　ＤＥＳＴＩＮＹ」の主題歌に起用された
　デビュー曲「僕たちの行方」が頂点に立ったもの。

　平成生まれのアーティストの首位獲得は、
　グループの一員というケースを含めてもなく、
　日本音楽史に名を刻む快挙だそうです！。
　
　ちなみにソロ・アーティストでの初登場首位デビューは、
　昭和５５年の近藤真彦、平成６年の内田有紀に次ぎ３組目。

「僕たちの行方」というタイトルは、
　高橋瞳さん本人が付けたそうです！

　高橋瞳さんのコメント

　　「この詩には、どこかに在る何かを見つけるため、
　　　迷いながらも前に進む、ということと
　　　”僕たち”という強いキーワードが込められているので
　　　このタイトルを思いつきました！
　　　受験中だったあたしの気持ちそのものなのかも(笑)」

　今日はその歌詞に注目してみました！
　まず、出だしがいきなりサビですが、これが良い！

「僕たちの行方」高橋瞳

僕たちは迷いながら 　　たどり着く場所を 　　　　探し続け 　　　　哀しくて 　　　涙流しても 　　　　いつか 　　輝きに変えて・・・

　「人間は、努力するかぎり迷うものだ」
　とゲーテは『ファウスト』に書いています。。

　みな、模索しながら生きてますよね。
　思うままにならぬ世の中を懸命に生きていると思います。
　
　かの家康でさえ、

　　　「人の一生は重荷を背負うて遠き道を行くが如し」
　
　と言い残しています。
　
　でも、皆、迷いたいわけじゃない。
　重荷をしょいたいわけではないですよね。
　
　最後、「たどり着く場所」を探している。

　今は「哀しくて涙流しても」
　いつかその涙が、真珠のような輝きに変わるよう、
　人生の目的を求めてます。
　
　　『人間の奥底には、生きる意味を「死に物狂い」で
　　知りたがる願望が、激しく鳴り響いている』

　　　とカミュは言いました。

　　どうしても生きる目的を知りたい、
　　いや知らなかったら生きてはゆけないのが人間です。

　そんな、激しく鳴り響く願いが、この歌にこめらているように
　感じるのでした！！
　

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
　◆高橋　瞳（たかはし・ひとみ）
　１９８９年４月８日、宮城県生まれ。１６歳。
　幼少からストリートダンスを始め、
　中２の時にＳＤオーディションで約２万人の中から
　最終選考に進む。
　趣味は洋服のリメーク、映画観賞など。
　１４７センチ。


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