
2001年宇宙の旅をはじめ、名作の数々を残したスタンリー・キューブリック。
『時計じかけのオレンジ』は「2001年宇宙の旅」では
一度もうつらない、地上の実態を描いた映画。
考えさせられる象徴的な場面がたくさん出てきます。
主人公の「アレックス」は欲望のおもむくままにいきている。
冒頭でアレックスたちは、ホームレスの老人を面白半分に袋叩きにする。
老人は嘆く
「なんて時代だ、人類は地球の周りを回り、月にまで飛んでいると
いうのに、誰も地上の秩序には注意を払わない」
しかし、快楽は長くは続かない
いつものように強盗殺人を楽しんだアレックスは仲間に裏切られて殺人罪
で逮捕される。
そして、政府による「ルドヴィゴ療法」の実験台にされるのです。
「ルドヴィゴ療法」の果てにアレックスは、暴力やセックスを見たり
欲望しただけで嘔吐感と呼吸困難に襲われるようになってしまいます。
しかも副作用で大好きなベートーベンにまで拒否反応を起こすように
なってしまった。
こうして無害化されたアレックスは「治療済み」として釈放される。
しかし、家に帰っても両親はすでに養子をもらっていて、
彼の居場所はない。
昔の子分は警察になっていて、さんざんイジメたし返しをされる。
それでもアレックスはされるがまま、何も抵抗できない。
「時計じかけのオレンジ」になってしまったからだ。
「時計じかけのオレンジ」とはロンドンの下町の言葉で、
何を考えているか分からない変人をさす
また、マレーシア語では人間をorangと呼ぶ
だから、「時計じかけのオレンジ」とは、「時計じかけの人間」
機械のように感情を統制されてしまった人間を意味している
欲望のままに生きる社会
・・欲は無限で、必ずいきずまる。
ちなみに「アレックス」とは「アレキサンダー」
あのアレキサンダー大王に由来するとか。
欲望が抑えられてしまう社会
・・まさに『時計じかけのオレンジ』になってしまう。
スタンリー・キューブリックはインタビューでこのように語った。
『アレックスはイド(潜在的衝動)の怪物だ。それは誰の中にも
隠れている』
『人類の本性を変えない限り、核戦争による自滅という悲劇を
避ける方法はない』
(くわしくは【映画の見方がわかる本】)
この欲をはじめとした煩悩をどうする?




こんばんは。トラックバック&コメントどうもありがとうございました。
この映画、すごくすごく大好きなんですが、人に勧めるにはあまりにも危険を伴いますよね。
そういうところもまたたまらない魅力だったりします。
ぱんださんこんにちわ!
ルドヴィゴ療法後のアレックスはもはや
正常な人間ではなくなってしまったのですね。
このシーンはまさにテレビに釘づけになって観てました。
なるほど、タイトルの「時計じかけのオレンジ」にそういった意味があったのですね!
知りませんでした〜^^;
ではこちらもTBさせて頂きます!
ぱんださんこんばんわ。
TB&コメントありがとうございました。
こちらからもTBさせていただきますね♪
タイトルそんな意味があるんですねー。知らなかった(ヲイ)
大好きだけど凹むのでまた見るのは当分先になりそうですw
★びかさん
こんばんは!
毒にも薬にもならないの逆ですよね〜
★Kaworinlove55
こんばんは!
ショッキングな場面ですよね。
あのアレックスの目が焼きついて・・
似たいようなことが現実にあるんじゃ
ないかなぁ
★もろこさん
こんばんは!
アクが強いので、そうそう見ないほうが
いいですよね!
ではまた♪
早速遊びに来ました&TBもさせていただきました。人間のダークサイドの部分はすべての人が同じ数量だという理論もあります。
そういうダークの部分覆い隠さないのが
より人間的なのかなと思います。
平和論者が結局戦争を起こすように・・
- 遅くなりましたぁ。
- (goma)
- 2005-09-25 00:05:27
コメントする・もっと見るこんばんは〜♪最近ヤフーブログに引越しちゃってまして、全然ドリコムブログの方チェックしてなくて遅くなっちゃいましたぁ。
時計じかけのオレンジ深い映画ですねぇ。ぱんださんの記事見てあたらめて思いましたぁ。
そこまで深読みしてあの映画を見れたらすごいなぁと思いますね!
いや、インパクトはすごかったです、はい!