TDY、Temporary Duty。アメリカの軍隊用語で出張を意味する。世界の僻地の出張記録!TDYの次は日常の雑感

現役時代の出張記録。人との出会いと感動。TDY編を終え、写真を交えた日常の雑感を綴る。

折々の写真&雑感 85

2016年10月31日 | エッセイ
 先週に続き、アメリカ製の優れた製品をご紹介する。先ず「ペニシリン」から始めたい。私が云うのは薬のペニシリンではなく、日本では呉工業株式会社が「CRC5-56」の商品名で出している、あの製品である。アメリカでは、嘗てどのような病気もペニシリンの注射の一発で治ってしまったことから、この製品を「ペニシリン」と呼んでいる。車の故障や、冬の寒い日にエンジンがかからなかったときに、どれだけお世話になったか数えきれない。故障の原因がわからず、エンジンがかからないときは、ボンネットを開けてやたらとペニシリンを噴射した。理由はわからなかったが、エンジンはかかった。

 今でも世話になっているのは缶切りだ。電動のものではなく、缶の上の縁を挟み、大きなつまみを廻すだけで缶の蓋は楽に切れる。そして、開けられた缶の内側はきれいに押えられて触っても指に傷がつかない。現在は此の缶切りを真似た製品が多く出廻っているが、単純な構造のアメリカ製には到底かなわない。

 化粧石鹸がいい。多くの薫り高い石鹸があるが、私が気に入っているのは「ダイヤル」と云うブランドの石鹸である。固い。とにかく固い。うっかり水やお湯の中に落としてしまうと直ぐに柔らかくなっていく石鹸の多い中で、ダイヤルは全く柔らかくならない。だが、使うときはスムーズに石鹸が溶ける。であるから一個の石鹸の持ちが非常にいい。また、水に浮く石鹸もある。本来は軍隊で使用されていた。行軍中に川で体を洗うときに、沈まないようにしたのが最初である。従って敵に発見されるのを避けるために無臭であった。それが今では、バスタブに浮かべて使用出来るので重宝されている。「フローティング・ソープ」(水に浮く石鹸)として売られている。

 私が車を使っていた時、ワックス掛けには必ず「タートル」(亀)印のワックスを使っていた。他のワックスに比べると非常にワックスがけに時間と労力を要した。だが、その効力は驚くほど持続した。屋根のないところに置いていても一か月以上持ったし、屋根のある駐車場に入れておけば一年は持った。かなりの体力を要したが、不精な私にはピッタリのワックスだった。

 特に気に入っているのは粘着テープ類である。日本ではセロテープと云っているが、アメリカでは「スコッチ・テープ」と云っている。セロテープが日本での代名詞のように、スコッチ・テープがアメリカでの代名詞になっている。丈夫で剝れにくいし、使わないで長年放置しておいても、その粘着力は落ちない。また、マスキン・テープが素晴らしい。日本ではガムテープ、粘着テープ、布テープ、梱包用テープ等々と云っているが、全てマスキン・テープの事である。水漏れを防ぐテープ、ビニールの中に丈夫な糸を挟み込んだ製品、表面が柔らかくなっているテープ。非常に種類が多いが、共通して云えることはその粘着力と丈夫さである。また、各種の両面テープも見逃せない。板と板を貼り合わせると、釘がいらないほどの粘着力のあるものまである。

 先週に続き、木曽路の写真である。妻籠に一泊し、翌朝早く奈良井宿に向けて出発した。宿ではそんな早い時間に朝食は無理だと云われた。途中コンビニにより、出来立てのおにぎりとお新香、それに発泡スチロールの容器に入ったインスタントの味噌汁を買った。熱いお湯を注いで貰うと、食欲をそそる匂いがしてきた。コンビニの車止めに腰かけて朝食にした。この時の美味しさを今でも覚えている。街道沿いのコンビニではあったが、朝が早かったせいか、殆ど車は通らず、空気は澄んでいた。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:400、 f11、 1/25秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:400、 f11、 1/15秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:400、 f8、 1/80秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:400、 f8、 1/100秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:400、 f8、 1/80秒、 露出補正:-1、 WB:オート。


EOS10DにEF28-135mm、f3.5-5.6を装着。 ISO:100、 f11、 1/100秒、 露出補正:-1、 WB:オート。

 「折々の写真&雑感13」(2015年6月15日付)で、獣医は「Animal Hospital」ではなく、「Veterinary」、或いは「Veterinarian」と表示すべきと書いた。而し、最近のアメリカでは堅い表現を避け「Animal Clinic」や「Animal Hospital」の看板が多くなったと、アメリカに住む友人が報らせてきてくれた。従って、訂正とお詫びをしたい。


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