タイに暮らす:ウチのハーフキッズの日本語&タイ語

2005年生まれのお兄ちゃんK 妹のMちゃん。
好きなものを見つけた2人は今自分で日本、日本語の世界を切り拓いている

掛け算の覚え方

2015年09月11日 | タイの幼稚園・学校事情

気づけば、子供達の学校も今月末で前期が終了。
お兄ちゃん4年生、Mちゃん、2年生。
半分かぁ、早いな。

お兄ちゃんK、昨日は人生
壇上での表彰を体験したらしく鼻高々でした。
頂いたのは、この前 バンコクで行われたWMO(ワールド算数オリンピック)のもの。
タイの参加者36名のキッズ達が受け取った賞。


参加賞の象さんも。
パオ~ン



お兄ちゃんKに言わせると、

「タイで36人しかもらえないすごい賞なんだ」 そうな。

こういうのは、自信につながりますね。
今まで気分次第で嫌な時が多めだった公文も
俄然やる気を出し始めたんですから。

算数が得意なお兄ちゃんK、助かります。
市場での買い物の計算はお兄ちゃんKのお手の物。
細かく計算し、きっちり払う。
騙せません。

最近はヤマザキパンへ行くとき、
パパから100バーツのお小遣いをもらえます。
100バーツ以内なら何を買ってもよし。
但しお釣りは返金。

恐るべし、お兄ちゃんK。
お釣りなしできっちりパンを100バーツ買ってますよ。

面倒臭い時もあり。

深さ1・2mのプールでMちゃん(140cm)がここ泳いで
足つくかなぁと聞けば

「ここの深さは1200mmだよ。」
長さの単位をまだ勉強していないMちゃんに意地悪。

(足つくよ でいいじゃないのか?)

Mちゃんが、お兄ちゃんKに体重を聞けば

「ママ引く16キロ」

(これだって、ポンと答えてあげてもよかろうもん。)

掛け算を習いたてのある日に至っては、こんなことを言ってたっけ。

「一時間は60分。60分って何秒か知ってる?」

(あぁ…これ答えたら、恐らく一日, 一年の秒数聞かれるな、と思ったもんでした。)



最近 算数で掛け算を習い始めたMちゃんです。
4X7がなかなか覚えられず苦戦していると
お兄ちゃんKがこんな提案を出してくれました。

そのうち宿題で出るよと、文章問題でインパクトを与えるつもり。


まずは、Mちゃん。

「Lちゃんが、コプラオ(鉛筆削り)を4個持っていて、
一個のコプラオに7本の色鉛筆がある。
(…んんんーん。無理やりだなぁ。)
全部で何本持ってますか。」

セットでこういう売り方はしてるけど、
まず、こういう買い方はしないってぇ。

すると、お兄ちゃんK

もっと分かりやすく作りなさい!と一喝。

(また、面倒臭い4x7のお手本作る気かなぁ…)

まず、一リットルは、大きなペットボトルね。と前置き。

「Mが、一日に4リットルおしっこをするでしょ。(しないって!!)
一週間にするおしっこは何リットルでしょう!?」


…分かりやすくないし。
かなりインパクトはあるけど、汚いし、非現実的だ。

「Mは、そんなにしないよ。次の日は出ないかもしれないし。」

と言うと、

「算数に、例外はなーーーーーい!
答えはいつも一つだーーーーーー!!」


何だかカッコいいです。

掛け算…家のドアには掛け算表を貼り、



せっせとブツブツ。
タイは12x12まであるので、日本語の"九九"以上はタイ語でブツブツ。

その他にも家に掛け算を覚えるためのゲームがあります。
"九九ランブル" というゲーム。



子供に達にと お土産で頂いたのですが、大人も一緒にに楽しめます。
持ち手のカードの数でボードの掛け算表に自分のビー玉を並べ
その数を競うゲームです。





ビー玉が上手く三つ並んだら一点、四つ並んだら二点、
と三点満点を目指していきます。
カードには、数の他にこんなのもあり。



相手の揃えようとしているビー玉を飛ばしたり、
邪魔したりとお兄ちゃんKのテンション上がる大好きなカードです。

当分これで楽しみながら、Mちゃんにお付き合い~。


にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へにほんブログ村


BLOGGERSへ


始めました~。
クリックしてくださると、励みになります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿