豆本三昧我褸芥(がるぁくた)ノート 及び 美人画あれこれ

日本の名作文芸と東西の名画の自作豆本の内容紹介のほか、その資料として集めている東西の美人画をいろいろ紹介しています。 

Shakespeare's Tragedy 5 Coriolanus

2016年10月19日 | 今日の美女
『コリオレイナス』 
 最後の悲劇ということだが、上演数もすくなく、日本では馴染みの薄い作品である。

◎ ローマの勇将コリオレイナスが政治的対立でローマから追放され、復讐の念から敵方と組んで逆にローマを攻撃してくる。
 そこで、母の Volumniaヴォルムニアと妻の Virgiliaヴィルジニアがローマを助けてほしいと嘆願する。家族の願いから彼はやむなくローマと独断で和平を結ぶ。それを理由に敵方の放った刺客の手によって殺される。
 この話はシェイクスピア作品以外にも広く知られていたようで、多くの画家がこの場面を描いているが、妻よりも母親の方に重点が置かれていて、シェイクスビア作品でもヒロインとは言っても影の薄い存在になっている。

   John Wright - Virgilia                                       Virgilia & Volumnia
    

◎ 左端は母 Volumna の絵だが、中と右は Veturia となっていてバックには嘆願の場面が描かれているのだが、この人物が不明である。
 ヴェトリアはコリオレナスの母と説明しているものがあるのだが、 絵によっては「Volumna と Veturia」となっているものもあって、母の方なのか妻の方なのか判らない。 
    

    erbrand van den Eeckhout 二点
  

    Michele da Verona                                 Eustache Le Sueur
  

   Angelica Kauffmann                    Richard Westall                  Erasmus Quellinus
    

     Koriolano


     Soma Orlai Petrich


     Emilia Romagna


     作者不詳


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