ベッカムが今季終了後の米・LAギャラクシー移籍を発表!(サンケイスポーツ) - goo ニュース
Beckham signing legitimizes MLS on the world scene(ESPNsoccernet)
What Beckham will mean to soccer in U.S.(SI.com)
Pressure now on Becks to be next Pele(FOXSports.com)
Make money like Beckham(NBCSports.com)
Beckham isn't first to make splash in L.A(ESPN)
たまにはアメリカの決してメジャーじゃないメジャースポーツについて書いてみようと思います。
昨日の夜、そろそろ寝ようかなと思っていた頃にCNNのティッカーが動作しました。そこに出たニュースは「デイビッド・ベッカム、
ロサンゼルス・ギャラクシー入団へ」というニュースでした。そういえば何か誤訳問題で移籍先があれこれしていたベッカムが、
アメリカに来るんだな、程度にしか思いませんでした。むしろ、その後に来たFOXニュースの速報メールの方にちょっと
笑ってしまいました;
"World's famous soccer player"デイビッド・ベッカムがロサンゼルス・ギャラクシーに入団へ
あぁ、やっぱりアメリカではベッカムを修飾する言葉に「世界的に有名なサッカー選手」と必要なんだなと思わされました。
そもそも、丸いボールを足で蹴ったりヘディングしたりするスポーツを「サッカー」と呼ぶのは世界でもごくわずかです。
その「サッカー」のお家元でもあるアメリカに、「フットボール」の国の代表で、かついろんな意味で大人気な選手が来る、
それもアメリカの田舎町のチームではなく、派手好きな街、そして自身(及びその奥さん)のセレブリティなお友達が多い
ロサンゼルスのチームに来るということで、さすがにアメリカのスポーツ界でも話題になっているようです。
これまでのMLS(メジャーリーグサッカー)は、アメリカでもあまり注目度が高いリーグではありません。スポーツニュースでも
取り上げてもらう時間はまずないですし、スポーツニュースサイトでも、優勝決定戦ですら大きく取り上げてもらえません。
だからといって、今のアメリカはかつてほどのサッカー後進国でもないし、MLSも小さいスタジアムにすることで、集客力が
高まっているチームもあるほどですし、テレビでの中継もあります(もちろんこれには、MLSの人気というよりは、ソフト不足を
補うためにテレビ局が流しているという側面がありますが)。
でも、やはり先行するMLBやNBA、NFLや大学スポーツなどに比べると華がないのは否めません。アメリカ人の見るスポーツとしての
サッカーへのがっつき度がまだ低いことや(逆に、少年少女の間ではサッカーのプレイは人気があるようです)、MLSを引っ張っていく
スター選手があまりいないので、リーグの名前とは反対にマイナーなプロリーグであることは確かです。おまけに、アメリカではマイナーな
プロスポーツリーグの間でも競争は激しいので(例えばアリーナフットボール)、まずそうした集団から抜け出すことで、アメリカの
メジャースポーツとの戦いの権利を得られるわけです。
そうした中で、ベッカムのMLS入りが決まりました。自分はサッカーの技術的なことはあまり詳しくないですが、31歳のベッカムは
「もう」峠を過ぎたと言われているようです。しかし「まだ」31歳と考えれば、プレイヤーとしてはやっていくだけのものがあるでしょう。
「でも」31歳ですので、そう先が長いわけではありません。また、ベッカムが日本に来たのであれば、にわかベッカムファンが
どっとスタジアムに来るのは容易に想像できますが、ベッカムのような「セレブ」スター選手をあまり好まないアメリカで、
ミーハーのように、にわかベッカムファンが増えるのかと思うと、それもどうなのでしょう?
MLSはベッカム入団で注目度は上がるかもしれませんし、ベッカムがすぐにけがして長期離脱なんていうことがあれば、
LAギャラクシーだけでなく、MLSは頭が痛いです。でもSI.comのGrant Wahl氏が言うように、MLSが世界的な
フットボールリーグの地位に並んだというのであっても(個人的にはこれはちょっと言い過ぎではないかと)、MLSはこれまでどおり
地道であっても確実なファン拡大や魅力を高める施策を進めるほかないでしょう。プレミアリーグやブンデスリーガぐらいの
人気・実力のレベルに達するのは、ベッカムひとりでも到底無理ですので、とにかく世界から注目を集め続けられるほどの
レベルを保つことが重要じゃないかと思います。ESPNの簡単なネット調査では、ベッカム入団でMLSに興味を持つという人が
6割を超えていますが、これを単なるミーハーで終わらせるわけにはいかないのです(逆にSI.comでは6割の人が、それでも
MLSに興味はないとの回答)。
ベッカムはウェイン・グレツキーに並ぶスポーツの伝道師になり、かつアメリカにとってイギリス最大の「輸出品」となれるのでしょうか。
それでも、MLSがアメリカのメジャースポーツの一角に入り込むまでには、ベッカムひとりではまだ非力だと思いますが。
Beckham signing legitimizes MLS on the world scene(ESPNsoccernet)
What Beckham will mean to soccer in U.S.(SI.com)
Pressure now on Becks to be next Pele(FOXSports.com)
Make money like Beckham(NBCSports.com)
Beckham isn't first to make splash in L.A(ESPN)
たまにはアメリカの決してメジャーじゃないメジャースポーツについて書いてみようと思います。
昨日の夜、そろそろ寝ようかなと思っていた頃にCNNのティッカーが動作しました。そこに出たニュースは「デイビッド・ベッカム、
ロサンゼルス・ギャラクシー入団へ」というニュースでした。そういえば何か誤訳問題で移籍先があれこれしていたベッカムが、
アメリカに来るんだな、程度にしか思いませんでした。むしろ、その後に来たFOXニュースの速報メールの方にちょっと
笑ってしまいました;
"World's famous soccer player"デイビッド・ベッカムがロサンゼルス・ギャラクシーに入団へ
あぁ、やっぱりアメリカではベッカムを修飾する言葉に「世界的に有名なサッカー選手」と必要なんだなと思わされました。
そもそも、丸いボールを足で蹴ったりヘディングしたりするスポーツを「サッカー」と呼ぶのは世界でもごくわずかです。
その「サッカー」のお家元でもあるアメリカに、「フットボール」の国の代表で、かついろんな意味で大人気な選手が来る、
それもアメリカの田舎町のチームではなく、派手好きな街、そして自身(及びその奥さん)のセレブリティなお友達が多い
ロサンゼルスのチームに来るということで、さすがにアメリカのスポーツ界でも話題になっているようです。
これまでのMLS(メジャーリーグサッカー)は、アメリカでもあまり注目度が高いリーグではありません。スポーツニュースでも
取り上げてもらう時間はまずないですし、スポーツニュースサイトでも、優勝決定戦ですら大きく取り上げてもらえません。
だからといって、今のアメリカはかつてほどのサッカー後進国でもないし、MLSも小さいスタジアムにすることで、集客力が
高まっているチームもあるほどですし、テレビでの中継もあります(もちろんこれには、MLSの人気というよりは、ソフト不足を
補うためにテレビ局が流しているという側面がありますが)。
でも、やはり先行するMLBやNBA、NFLや大学スポーツなどに比べると華がないのは否めません。アメリカ人の見るスポーツとしての
サッカーへのがっつき度がまだ低いことや(逆に、少年少女の間ではサッカーのプレイは人気があるようです)、MLSを引っ張っていく
スター選手があまりいないので、リーグの名前とは反対にマイナーなプロリーグであることは確かです。おまけに、アメリカではマイナーな
プロスポーツリーグの間でも競争は激しいので(例えばアリーナフットボール)、まずそうした集団から抜け出すことで、アメリカの
メジャースポーツとの戦いの権利を得られるわけです。
そうした中で、ベッカムのMLS入りが決まりました。自分はサッカーの技術的なことはあまり詳しくないですが、31歳のベッカムは
「もう」峠を過ぎたと言われているようです。しかし「まだ」31歳と考えれば、プレイヤーとしてはやっていくだけのものがあるでしょう。
「でも」31歳ですので、そう先が長いわけではありません。また、ベッカムが日本に来たのであれば、にわかベッカムファンが
どっとスタジアムに来るのは容易に想像できますが、ベッカムのような「セレブ」スター選手をあまり好まないアメリカで、
ミーハーのように、にわかベッカムファンが増えるのかと思うと、それもどうなのでしょう?
MLSはベッカム入団で注目度は上がるかもしれませんし、ベッカムがすぐにけがして長期離脱なんていうことがあれば、
LAギャラクシーだけでなく、MLSは頭が痛いです。でもSI.comのGrant Wahl氏が言うように、MLSが世界的な
フットボールリーグの地位に並んだというのであっても(個人的にはこれはちょっと言い過ぎではないかと)、MLSはこれまでどおり
地道であっても確実なファン拡大や魅力を高める施策を進めるほかないでしょう。プレミアリーグやブンデスリーガぐらいの
人気・実力のレベルに達するのは、ベッカムひとりでも到底無理ですので、とにかく世界から注目を集め続けられるほどの
レベルを保つことが重要じゃないかと思います。ESPNの簡単なネット調査では、ベッカム入団でMLSに興味を持つという人が
6割を超えていますが、これを単なるミーハーで終わらせるわけにはいかないのです(逆にSI.comでは6割の人が、それでも
MLSに興味はないとの回答)。
ベッカムはウェイン・グレツキーに並ぶスポーツの伝道師になり、かつアメリカにとってイギリス最大の「輸出品」となれるのでしょうか。
それでも、MLSがアメリカのメジャースポーツの一角に入り込むまでには、ベッカムひとりではまだ非力だと思いますが。
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