pacific0035'写真BBS

文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

下北.尻屋崎 宮本常一の岬紀行161107 No490

2016年11月07日 08時24分42秒 | 旅紀行


下北.尻屋崎 宮本常一の岬紀行161107 No490
 1970年に参加した青森県下北半島の調査.いつも北海道側から本州を眺めていますが、今回は本州側の様々な表情を伝えさせてもらっています.

『私の日本地図 下北半島』(同友館 1967年)

 宮本は本州最北端を標榜するこの岬に足を踏み入れました.
 「岬の突端はどこでもさびしいものである。眼のまえはただひろびろとした海、そしてそのはてしない彼方へ思いをはせつつまた引きかえさなければならぬ一種の限界感の持つ孤独感は岬をおとずれる者がひとしくあじわうことであろう。それでいて人びとはそこまでいってみないとすまないような誘惑にかられる」(130p)


「期待」と「諦念」

 <訪問者を岬の先へと誘う吸引力>に対しては.<訪問者を現実に引き戻す阻止力>ですね.
 前者の<期待>に、後者は<諦念=道理をさとり、真理を諦観(ていかん)する心>が働きます.

 岬観光の醍醐味を示す一節かと思います.


 ※地域コミュニティ放送「FMくしろ」 釧路歴史探訪は月曜日 18時15分前後.
 http://www.fm946.com/podcast/podcast05/ 音源保存版でも聞いていただくことができます. 
 ※パーソナリティは鈴木直哉アナウンサーです.


ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 神の島を守る努力 日本三景・... | トップ | 手厚い支持基盤 『月刊おたる』 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

旅紀行」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL