シンフォニーホール大阪にて、ユンディ・リ ピアノリサイタルに行って来ました。
ファンミーティングの後、東京から大阪に戻ってきた次の日で、何だか舞い上がってしまったままでした。
大阪は熱い!
立ち見客も沢山いて客席からの期待と興奮が溢れ伝わり、熱い視線を一身に受けて登場したユンディ。
座ってからすぐに弾きだすのかと思いきや少し椅子の高さを調整し間をおいてからの演奏。
クラシックコンサートには珍しい異様な空気のせいかな?なんて思いつつ緊張して待つ自分。
ノクターン1番。右手最初の1音はとても丁寧で思いを込めて弾き始めた1音。
オールショパンプログラムは、ロマンチシズムであり、そして全身を使って曲の世界観を表現した情熱的な演奏でした。
クラシックピアニストの域を超えているユンディ。
連日のハードスケジュールの中、ショパンコンクール覇者にとって今年は特に忙しい年。
ファンミーティングで痩せてしまっているユンディを見て10年前のショパンコンクールの時のユンディと重なりました。
あれから10年。あっという間ですね。
終了後はサイン会がありました。すごい人数でしたが(ホール何周分?というくらい)、あっという間に業務をこなすユンディでした。
今回は子供が結構いたのが嬉しかったです。男の子が目立ちました。そういえば、ファンミーティングにも12歳くらいの少年が来ていました。
若い世代にクラシック音楽を伝えていくのが使命とユンディは言っていたので良かったですし、クラシックの客層は年配の方がほとんどだったので、20年先はどうなっているのか心配でしたが、ここに来ている子供たちが又、盛り上げてくれれば良いですね。
最後は出待ちしてお見送りしましたが、たまたまユンディとジャケットが同じ黒の皮ジャンでペアってしまい嬉しいけどなんだか恥ずかしかったです。すごい追っかけみたいだとホールやお付きの人に思われてしまいました・・・
●プログラム●
第1部
夜想曲 第1番
夜想曲 第2番
夜想曲 第5番
夜想曲 第8番
夜想曲 第13番
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
第2部
4つのマズルカ op.33
ピアノ・ソナタ 第2番 「葬送」
ポロネーズ 第6番「英雄」
アンコール
サンフラワー(林矢躍)
夜想曲13番
4月17日(土)PM5:00開演 ザ・シンフォニーホール大阪 にて
追記:
今回の演奏はロマンチシズムで情熱的でユンディの持つ色とりどりの音や詩的で歌わせるピアノの音がホールをうめました。10年間の感謝や色々な事への思いを込めて弾いているようにも聴こえました。ソナタ2番「葬送」はそんなユンディが全てをさらけ出した素晴らしい演奏でした。ポロネーズ 第6番「英雄」はとても力強くそしてとても美しく鮮やかでした。ユンディしかできない演奏で感動させてくれました。本当に素晴らしかったです!!!
アンコールでサンフラワーはいつものお決まりですが、オールショパンプログラムで現実を離れて夢や空想にひたらせてくれたのに、何故か現実的な世界に戻されたようなそんな感じになってしまい、少し残念でした。
中国を代表するピアニストであり、母国を思うユンディの気持ちや使命感なのでしょうか。でも単に弾きたかったから?
しかし、アンコールは1曲だけではありませんでした。なんとノクターン13番でした!
今回は本当に素晴らしい演奏でした。
ブラボーユンディ!
秋にまたコンチェルトで日本へやって来てくれることを心より願います。