P突堤2

「でにをは」別口入力・三属性の変換による日本語入力 - ペンタクラスタキーボードのコンセプト解説

下部キー群でにをは部のレイアウト大幅変更

2017-06-17 | 別口入力にまつわる諸問題
でにをはキーのいくつかの担当キーを変更し、中央の斧の刃型のキーも左右に並置するレイアウトに変更することにしました。順を追って説明したいと思います。


まず「っ」の位置の大幅変更です。
これについては、断定の助動詞あるいは形容動詞の連用形「だっ」の入力が不便なためこれら連用形のときには別口入力「だ」を使わないでべた文で「だった」と入力することをブログ起ち上げ当初は言っておりましたが(だは終止形に限るとの表現で)、これではいかんせん具合が悪いのでもう少し押しやすい位置に見直すことになりました。
元はでにをは部左端にあった「っ」の位置ですが運指が「だっ(だった)」の形につなげやすくなるよう中央の斧の刃型キーの(ー、っ)キーに移動させました。
ただ中央とはいっても並置したうちの左側の斧の刃キーであり左-左打鍵で連続してしまうのではとの疑問がわいてくるかとも思いますが、熟慮の結果やはり左の斧の刃キーに配置することにしました。
理由としては助動詞あるいは形容動詞の未然形「だろ」につなげるときにら行キーが右側にあるので交互打鍵になるように(でにをはキー「だ」は左側にある)したためです。
「っ」の事とは直接かかわりはないのではと思われるかもしれませんが、「だろ」の運指上「だ」を右側にすることもできず「っ」は「ショック」のように「ゃゅょ」からつながる運指上どうしても左側にしなくてはならないのでやむなく「だ」と「っ」を同サイドに同居させる措置としました。
ここでは「っ」を中央付近のキーに配置したことによって左側の斧の刃キーの打鍵を越境交差して右手で打鍵させるという荒業に託して「だった」の打鍵をひとまず腑に落とすことにしました。でにをは部のキー配置は思いのほか変更しづらくすべてにおいて完璧な打鍵を満たすことは難しいのでここらを落としどころにした次第です。

これによりでにをは部左端の「っ」があったところが空いたため以前から懸案であった「です」の別口入力化を試してみるために「でs」キーを新設してそこに配置します。
「でs」なんて見慣れない刻印のキーかとは思いますがこれには理由がありまして、ですの未然形「でしょ」、連用形「でし」、終止形「です」と活用が3つにばらけるので(仮定形・命令形はない/連体形「です」は特殊)それら3語形に柔軟に対応するためあとに続く言葉によってワイルドカード的に変化する不定語素の形にしました。
具体的にいうと、下記の語をひと続きで入力しようとするとき
でしょう→[でs]ょう
でした→[でs]た
です→[でs]
のように入力します。
これで「です」も「だ」と同じように別口入力パーツとして肩を並べることになり、統一性が増しました。

なお「っ」のキーの新配置にともない、斧の刃型キー左の「ー、ん」だったところを修正し、「-、っ」としました。それによって「ん」が浮く形になり、従来1キーで占有していたスペースキーを有効に活用するためこのキーを廃止し上下2方向の斧の刃型キーを並置することにしました。
ここに「スペース、ん」を同居させて配置し収まりも良くなったかと思います。

最後に当初「r、R」キーとしていたものを「×r、○R」として若干修正しました。これは日本語入力文において入力が煩雑でありながらよく使う×、○の記号をシフトキー同時押しで容易に入力できるよう機能を付加して利便性を向上させるための措置です。「r、R」の単機能だけに別口入力キーを割くのはもったいない気もしますし、もともとル形動詞の砕けた言い回しは使わない人は全然使いませんから、ちょうど問題も解決できて一石二鳥だと思います。
×、○の記号は本当によく使いますしブログ開設当初のキーレイアウトでは×のみテンキー部から入力させる仕組みにしていましたがこの改正案で×○そろい踏みで配置も近いところにできてより扱いやすくなったかと思います。
それに口頭でキー名称を伝えるときもまるアール、バツアールと容易に区別できるのも強みになるので刻印上の表記も×、○がそのままつく形にした方が適当ではないかと思います。

代わりに使われなくなったテンキー部の×だったところについては後日解説したいと思います。
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