空き家問題から高齢化問題や障がい者問題を考え、皆さんが楽しく活躍できる社会を提案する大田区の会社 PHCのブログ

当初空き家問題から高齢・障がい者問題に繋がっていきました。そういう問題、皆が活躍できる社会にしていくためのブログです。

これ以上空き家を増やさないで

2016-11-01 12:37:03 | 空き家活用
みなさん こんにちは。

今日の記事はこれです
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161101-00142717-toyo-bus_all (東洋経済オンライン 11/1付)
マイナス金利で日本は「空き家だらけ」になる

原文より一部抜粋:「所有する土地に貸家を建てて相続税の評価額を下げるという節税法はよく知られていますが、2015年1月に相続税の増税がなされたことに加え、日銀のマイナス金利政策で借金を容易にできるようになったため、貸家の建設に拍車がかかっています。すでに全国で820万戸の空き家があり、その半数以上は貸家となっているのです。人口減少社会が到来した日本では、ただでさえ今後も空き家が増えていくというのに、今のようなペースで貸家の供給が進むことになれば、さらに空き家が増えて家賃が大幅に下がることになるでしょう。将来の需要と供給のバランスを考えると、アパート・マンションの建設ペースは明らかにバブルの状況にあるといえるわけです。」

日本のマンションは建設ラッシュです。マイナス金利により銀行から融資を受けやすくなり先行投資によりバンバンマンションなど建っています・・・がよく記事でも見ますがオリンピック後、景気が冷え込み地価が下落すると言われています。そんな中、先行投資でマンションを建てれば大損するのではないかと思います。豊洲周辺のマンションも土壌問題以降、地価が下落し始めたと言います。需要と供給とのバランスが取れていれば安定し成長するのですが、人口はこれから減少傾向にあるのにマンションは建設ラッシュであれば需要よりはるかに供給が多くなり、バランスが保たれなくなります。一番怖いのはオリンピック終了後の経済の冷え込みで、1990年代のバブル崩壊以上のバブル期が来るのではないかと想像されます。1990年代バブル崩壊も以前から「もうすぐ就職難になる」や「これから経済成長が見込めない」などバブル崩壊を予想されていましたが、「来たら来た時だ」ということで何の対策もせずイケイケどんどんで行い、結果バブルが崩壊して大慌てしました。ギリシャではオリンピック後、大不況に陥り世界恐慌のきっかけとなっています。日本も世界に与える影響は大きく、もし日本でギリシャみたいになればギリシャ以上に世界恐慌に発展する可能性が高いのです。

空き家は全国に820万戸あります。日本の技術で空き家をリフォームすれば、室内は新築並みになります。マンション建築もいいけど、これから「新築」よりも「再生」というキーワードもあるのではないでしょうか。


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