ぴーちくぱーちく

活字ジャンキーぴーの365日読書デイズ。

最後の記憶

2007-12-25 23:07:00 | 
綾辻行人氏です。

白い閃光とショウリョウバッタの羽音に脅える母は、
若くして患った脳の病でほとんどの記憶を喪失している。
幼い頃に体験した恐怖が母の「最後の記憶」となり、
苦しめ続けていることを知った森吾は幼馴染みのゆいと共に、
母の故郷へ向かう。

雰囲気は「囁きシリーズ」に似ているのかな。
不安の煽り方がホラー映画的で、言葉が視覚に訴えてきます。しかも「日本」のね。
リアルに情景が浮かんで、何とも言えない雰囲気が霧のように立ちこめてきます。
ただ、恐くはありません。幻想的といったほうが近いかもしれません。

白髪痴呆という言葉は初めて知ったのですが、
20代後半から発病することもあるそうで、鏡を見る度にドキっとしそうです(苦笑)
だって物忘れ、激しいときがあるんですもん。

それはどうでもいいのですが、(←ほんとにどうでもいい)
「白髪」というキーワードが、
別のお伽噺に繋がっていることに解説を読んで理解しました。
あのミドリガメの描写、なんか突拍子もないなと思ってたんですよ。
相変わらず小説の表面だけしか読んでいないのだと、改めて反省。
ジャンル:
小説
キーワード
ホラー映画 ショウリョウバッタ
コメント (0) |  トラックバック (1) |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« どちらさま | トップ | 図書館革命 »

コメント

コメントはありません。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
最後の記憶 綾辻行人(角川文庫) (Sasaki Takanori Online)
死ぬ直前、人生最後の記憶は何になるのだろうか。進行性の痴呆に冒されたとき、最後まで強固に残る記憶(こちらも「人生最後の記憶」と呼べるでしょう)は何になるのだろうか。想像...

あわせて読む