日本一“熱い街”熊谷の社長日記

組織論の立場から企業の“あるべき”と“やってはいけない”を考える企業アナリスト~大関暁夫の言いっぱなしダイアリー~

震災雑感 8 ~ “ほうれん草騒ぎ”の主役、「ヨウ素131」の知識

2011-03-23 | その他あれこれ
“ほうれん草騒ぎ”関連で、引き続き分かったこと。
ほうれん草から検出された放射物質「ヨウ素131」についてです。

この問題にweb上で詳しく言及している脳機能学者苫米地英人氏によれば・・・
①ヨウ素131は正常運転中の核分裂状態下において高温炉内では気化状態にあった。それが爆発等の事故で漏れて、ほこりやちりに付着して散布され野菜に付着した
②福島第一原発が通常運転停止後は核分裂はあり得ず、ヨウ素131は新たには生成されていない。すなわち今検出されているヨウ素131は、すでに既に10日以上前の生成物である
→この証拠として、微量のセシウムも同じほうれん草から検出されているが、セシウムの沸点は671°であり、正常運転中に発生したもの以外には考えにくい
③ヨウ素131の半減期は約8日。放射線量は半減期の指数関数で減衰するので、半減期を越えると放射線量は一気に減退する。すなわち生成後8日を過ぎたヨウ素131の放射線量は劇的に減退し、「全く無害」と言える
④以上の論拠により、今回のほうれん草はもそも「全く安全」であり、「食べ続けても人体に悪影響を及ぼすレベルではない」と言う政府の説明はロジックそのものが誤っている

当ブログでも懸念をした通り、昨日以降早速ほうれん草出荷停止による「風評被害」が広がりを見せ、「茨城不買」等の“被害”は拡大の一途です。いずれにしましても正確な情報が見えないまま政府が「出荷停止」という「危険物扱い」をしたがために起きている、またまた“おバカ政府”が引き起こした「人災」に他なりません。
とにかく一刻も早く、苫米地氏のご指摘部分も含めて、正確で詳細な情報を国民の前に提示すべきと思います。


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