ぜんきちの365日

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「本マス」とは

2017-07-19 08:27:49 | 日記
富山は鱒寿司でも使用されるのが「本鱒」。富山では、冬の「寒ブリ」と並び、春は「本鱒」と言われる程で、
わずかしか獲れないため「高級魚」として扱われます。冬の間にふ化した稚魚は1年間、河川で過ごします。
そのうち、一部の雄は、川に残り(河川残留型)これを「ヤマメ」と言い、大きくなりません。そのほかの
ものは、海に下ります(降海型)。そのうち、高水温やダムなど物理的な理由により後悔できず、一生を
湖や河川で暮らすようになり、サケほど大きな回遊はせず、富山湾にとどまります。海で一冬越した後、
春に川に遡上し、秋に産卵します。秋に沿岸部の定置網で漁獲されるものを鮭鱒と言います。春に漁獲
される本鱒(サクラマス)は秋に生れ故郷の川に帰る長旅に備えて餌を求めて、海を回遊します。そのため
、たくさんの餌を食べ、脂肪をたっぷりと蓄え、身の締まった肉質に成長しているのが特徴です。
召し上がり方
甘みがあり、程よく繊維に沿って層になっていて、間から脂がじわりと染み出しています。(幻の味とも言われています)
本鱒は「馬の鼻息で火が通る」と言われているほど火の通りが良く。身が柔らかいのが特徴です。酢閉め、白焼き。塩焼き・煮つけ・
など刺身はなかなか美味です。
鮭との違いは
鮭のようなパサツキはかんじられません。本鱒は漁獲量が少なく高価なため、ほとんど高級料亭に出荷され
あまり一般にでまありません。知る人ぞ知る・幻の高級魚。