ぶらぶら人生

心の呟き

「簡潔は智の真髄」ほか

2017-10-03 | 寸感
『こうやって、考える。』(外山滋比古著)より

先日、山口の書店で、外山滋比古さんの本を2冊求めた。
著者は、1923年生まれ。
私より10歳年長である。
書店で著者の本に出会うと、
ひとりでに嬉しくなる。

この一冊は、
代表的な著作『思考の整理学』を始め、
多数の著作の文章から、
編集者の手で、
「発想力や思考力を磨くヒントになような箴言集」
として、まとまられたものである。

まだ読了していない、もう一冊『「マコトよりウソ」の法則』は、
最近の著作である。
筆力や思考に、全くの衰えが感じられない。



以下は、その一部を書き留めたもの。
(私のブログを読んでくださる方に、紹介したい気持ちもあって……。)



「簡潔は智の真髄」(イギリスのことわざ)

「発想のもとは、個性である。……発想のおもしろさは、化合物のおもしろさである。」

「ものにおどろく心を失わないようにしなくてはならない。」

「思考の整理法としては、寝させるほど大切なことはない。……長い間、心の中であたためられていたものには不思議な力がある。」

「すぐれた比喩は思考を節約する。一閃全貌をとらえる。こまかいところはとにかく、全体を把握するのに、これほど有効な方法はすくないように思われる。」

「童心が理想である。知識をもちながら童心に近づくことができれば、創造的比喩はいくらでも生まれるはずである。」

「書くことはおっくうであるが、頭脳をよくするもっともよい方法は書くことだ。」

「精神もまたしばしば遊びという出家をしなくてはならないようである。暇だから遊ぶというのではなく、むしろ忙しくて心にかかることが多いときこそ、遊びが必要である。」

「気になることがあっても、それはそれとして、しばらくほかのことをのんびり考える。あるいは、ほかのことに夢中になって、いやなことを相殺する。こういう自由をもったときにはじめて人間は人間らしい生き方ができる。」

「"余生"というが、我々の人生というマラソンには、余生などというのがあってはならない。……やはりわれわれは、最後の最後まで、このレース、勝負というものを捨ててはいけない。」

「あふれるほどの本の中から、何を求めて読むか。それを決めるのがたいへんな知的活動になる。」

「本を読んだら、忘れるにまかせる。大事なことをノートしておこう、というのは欲張りである。心に刻まれないことをいくら記録しておいてもなんの足しにもならない。」

「風のごとく、さわやかに読んでこそ、本はおもしろい意味をうち明けてくれる。本はそよ風のように読むのがよい。」
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