ぶらぶら人生

心の呟き

思いがけない大雨

2017-07-05 | 身辺雑記
7月5日

昨夜、夜更けて豪雨となったらしい。
知らぬが仏。
前日、台風3号が無事通過したばかりなので、雨に対する警戒心が薄らいでいた。
当地に<大雨特別警報>が出て、全国に、テレビで放送されているなど、つゆ知らなかった。

4時前、トイレに行こうとして起き上がってみると、天井の室内灯だけでなく、枕元の蛍光灯までついている。
いったい、これはどういうこと?
夜、無意識行動をしたのだろうか?
(のちにスマホを確かめると、市から大雨に関連したメールが多数入っていたので、反射的に起き上がったりしたのだろうか?)

トイレを済ませ、新聞を取り入れようとして、未配達に気づく。
毎朝、時を計ったように、3時には届くのに。
? と思いながら、ベッドに横臥しようしたとき、電話がなった。
<090>の番号で、知らぬ人からである。
男の声で、
「雨は大丈夫ですか。避難されるか、安全な場所で過ごしてください」
との警告。
大雨が降ってるの?
と、不審に思う。

前夜、2時に目が覚めて眠れなくなり、3時から新聞を読んだ。
その疲れもあって、もう一眠りしたかったのだが、仕方なく起き上がる。

と、また電話。
今度は草花舎のYさんからだった。
すでに避難しているとのこと、大丈夫かと案じてくださる。

雨がそんなに降ったのだろうかと、カーテンを開け、窓の外を覗く。
市道の側溝が、逆巻いて流れているらしく、轟音を立てている。
しかし、道が、川にはなっていない。

さて、と身の処し方を考える。
雨脚が時折強くなっている。
避難所まで歩けば、ずぶ濡れになるだろう。
それに、私は、人混みが嫌いである。
そこに身を置くことを想像しただけで、気分が悪くなる。

タクシーを呼んで、河口の部屋へ行こうと考え、身支度をする。
非常事態はなくても、午前中に河口に戻るつもりでいた。
持参する荷物を確認し、施設に電話した。
しかし、電話は、留守電になっていて、通じない。
無理もない。
まだ、早朝の5時前である。
施設の扉が開かなければ、部屋には入れない。

さて、と思案しているとき、同市内の妹からLINEメールが届いた。
電話で話し合い、急遽、妹宅へ避難することになった。
甥が迎えにきてくれるという。

今朝は、プラ容器を出す日である。
初めて、外に出てみた。
薄明の中、様子を見ると、犬走りや裏口のコンクリートの上が、濁流の運んだ得体の知れないもので汚れている。
ひと時、側溝から溢れた水が、住居を取り巻いたらしい。

結局、妹宅で朝食をご馳走になり、また甥に送ってもらって、河口の部屋に戻ってきた。

間も無く、<避難解除>となった様子。
全国放送で、私の居住区の大雨情報が告げられたので、遠くに住む妹たちや親戚だけでなく、友人知己からもたくさんの見舞いや様子伺いの連絡が届いた。

便利な機器の時代を生きているのだと、つくづく思う。
電話、メール、LINEメール、メッセージなどなど、手段は様々。

7月5日午前中
河口の部屋からの眺め
山頂や山襞に雲霞


高島の見える海


廊下からの眺め




午後5時の空



コメント
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