12月25日
タクシーで帰宅の途中、少々迂回して、栴檀の木のある雪舟橋公園に立ち寄ってもらった。
11月、初めて、その公園のそばを通り、栴檀の見事な大木に出会った。
落葉の季節であった。
今は、すっかり裸木となり、高い梢には、10数羽の椋鳥が止まっていた。
堂々とした栴檀の木だが、冬の姿は、やはりどこか寂しい。
今や、<椋鳥のお宿>である。
群れをなして、実を啄ばみに来ているのだろうか。
私に気づくと、一斉に飛びたったが、私が樹下を去ると、たちまち戻ってきた。
この椋鳥の、どこか狡猾な感じが好きになれない。
以下は、師走の栴檀
その実 (枝にも地面にも)