ぶらぶら人生

心の呟き

2月の庭 (椿)

2014-02-09 | 草花舎の四季
 昨日、雪景色への期待が裏切られ(?)、なんとなく元気が出ないまま、草花舎へ出かけることにした。
 昼食には、サンドイッチをいただこうと、予約の電話を入れた。
 そのころは、空が明るかった。
 しかし、束の間の、気まぐれな晴れ間だったようだ。
 昨日のように、変幻自在に空模様の変わる日は、珍しい。
 雪に始まって、晴れたかと思うと雨になり、曇ったり降ったりを繰り返した。
 風も吹いたり収まったり…。

 ぐずぐずしているうちに、2時を過ぎた。
 出かけるときには、雨が降っていたけれど、途中で降りやんだ。
 傘をたたんで歩く。

 食事をデジカメに収める前に、うっかりサンドイッチの一つを手に取った。
 せっかくの美しい盛り付けを崩してしまい、私流に、お皿に戻して写真を撮った。

 おいしくいただく。
 具を挟んだ2枚のパンが、串で止められている。
 串の頭には、かわいい赤い飾りがついているのだ。
 何でもない計らいが、心を和ませる。

 窓辺の花瓶に活けられた椿を眺めながら、食事を終えた。
 知己の来客が多く、雑談も楽しんだ。

 
 
            

         


 帰途につく前、庭を散策した。

 小梅も普通の梅も、古木となったのか、花が少ない。
 高い梢を見上げながら、人も木も、命あるものには、いつか必ず衰えが来るのだと、当たり前のことを思った。

    

    

 ピンクの花をつける椿の大木は、今のところ、花をよく咲かせている。
 咲き満ちて落花した、地面の花模様も、結構な眺めである。
 山椿の赤い小さな花も、今美しい。

 「結」という、市の情報誌に、<英語通訳案内士>のTちゃんが、紹介されている。
 それを見せてもらった。
 添えてある写真がいい。
 草花舎のカウンターの向こうに佇むTやんの姿が、ごく自然で、気負いのない美しさだ。
 若いっていいな、と羨みつつ眺める。
コメント
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