ぶらぶら人生

心の呟き

12月の庭 (切り株)

2012-12-17 | 草花舎の四季
 郵便局の帰り、草花舎により、コーヒーとケーキをいただいた。

        

 比較的暖かな今日、冬の庭を歩いた。
 裏庭に、亭々と聳え立っていた1本の木が切り倒されていた。
 まだ切り株が、生々しい。
 その上に、落ち葉を乗せて、カメラに収めた。
 この葉の姿は、見納めになるだろう。

        

        

 Yさんの話によると、幹が蝕まれたようだ。
 木の場合も、命の終わり方は、いろいろのようだ。
 ついにその名前を知らないままに、お別れのときがきた。
 在ったものがなくなることの喪失感!
 大木であっただけに、空間の広がりが、いっそう寂しさを誘う。

        
 大木がなくなって、庭の木々があらわになった。
 梅の裸木を見上げると、黒い塊があった。
 かつてはスズメバチの巣だったらしい。(今は、多分空っぽ。)

        


 入り口にポインセチアの鉢があった。
 ピンクの葉がやさしい。
 前庭の白い山茶花の花は、まだ咲き続けていた。

        
 
        



 草花舎の向かいに、<ポプラ>ができていた。
 開店したばかりで、お祝いの花輪もおかれていた。

        
 
 Vさんと一緒に立ち寄ってみた。
 生活の必需品が、こじんまりと並んでいた。
 少しは便利になるのかもしれない。

 イチゴと牛乳、今晩用に、ほかほかのおでんを求めて帰った。
 Yさんが車で送ろう、と言ってくださったが、体のために歩かなくてはいけないのだと、ポプラ前でお別れした。 
コメント
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