ぶらぶら人生

心の呟き

今日は労働デー

2007-09-10 | 身辺雑記
 早朝から夕方まで、実によく働いた。平素労働を怠っているので、たまに働きづめると、夕方には、身体がバラバラになった感じだ。
 早々に入浴を済ませ、夜になってパソコンを開いた。

 今日は、清掃業者に来てもらった。
 年に一度、窓拭きやエアコン、換気扇などの掃除を依頼している。若い社長の下、若い人たちで組織されている会社である。
 従業員の働きぶりは、毎年のことだが、見ていて感心する。今年は男性一人と女性二人。男性は、毎年、責任者として派遣されている人なので、仕事内容を熟知していて、要領よく他の人に指示し、手際よく分業して作業を進められる。
 八時半から四時過ぎまでの清掃作業だった。
 その間、家の中に絶えず人の動きがあるので落ち着かず、私もこの際にと、日頃行き届かぬままになっている場所の清掃に励んだ。椅子に上がって、書棚の上を拭いたり、物を動かして隅々をきれいにしたり……。

 家の内外、久々にすがすがしくなった。
 でも、疲れた。
 椅子に座り、きれいになった窓ガラス越しに、庭を眺めた。
 枝の先にあるノボタンの花は、西日を受けて薄めの色に、日陰になった花は、紫にくすんでいた。(写真)
 自分の力では、剪定も、草刈も、大窓の拭き掃除もできないので、人の手を借らざるを得ないのだが、予定の行事が終わり、これで一段落。
 ほっとした気分で、ノボタンを眺め、花の濃淡の彩りを楽しんだ。

 一休みした後、庭に出て、外からも窓を眺めた。
 「きれいになりましたね。お天気もよくて…」
 と、三年前、業者を紹介してくださった隣家の人に声をかけられ、
 「本当に、お掃除日和でした。…もう、お正月がいつ来ても大丈夫」
 など、冗談を言っているうちに、レントゲン検診の話になった。
 「えー? 今日でした?」
 私はきれいさっぱり忘れていたのだ。
 カレンダーには記してあるのに。
 今週の月・火・水は、引き続き予定が入っていることは分かっていたのだが、レントゲン検診のことは、全く意識に蘇らなかった。その通知を受けたのはかなり前のことで、忘れないようにとカレンダーに記入したのだった。
 窓拭き掃除の方は、急に決まり、それも通知のあった日に、カレンダーにメモしたのてある。メモしつつ、検診は午後だから、途中で出かければいいと思ったことは確かだが、いつの間にか、検診日のことは意識から消えてしまったらしい。
 こんなことはかつて経験したことがない。
 いよいよ要注意? (ボケ?)
 まあ、深刻に悩むほどのことではあるまい? 間抜けたところのあるぐらいが、却って人間らしい!? 草花舎へ食事に出かけることは忘れなかったのだから……!
 など、あれこれ慰めめいたことを考えつつも、心境は複雑である。  
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9月の庭 (棗の実)

2007-09-10 | 草花舎の四季

 お昼は草花舎で。いつものような時間的ゆとりがないので、あらかじめ電話して出かけた。
 食事の前に、お庭を一巡。
 もうかつての暑さは影を潜めた。雲のない秋空が広がり、太陽は中空にあって、庭全体をくまなく照らしていたが、汗が噴き出すようなことはなかった。
 庭木の間を巡ると、いたるところに蜘蛛が巣を張っている。仕方なく順路を変えてみても、また蜘蛛の巣に出くわす。身をかがめ、遠慮しながら歩かねばならなかった。
 今日は、蜘蛛の巣がとりわけ多かった。

 棗の実が色づき始めた。高い梢に。(写真)
 棗の味は思い出せるが、もう久しく口にしたことがない。

 <芽吹きが遅く、初夏に入ってから芽を出す>ので、「ナツメ」の名がつけられたとか。芽吹きがそんなに遅かったかどうかは、記憶にない。来春は気をつけておこう。

コメント (2)
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