今日は1件の新加入報道がありました。アルビレックス新潟シンガポールから、柳育崇(やなぎやすたか)選手(23歳)の入団が発表されました。身長187cmの大型DFです。鹿島ジュニアユースから八千代高校、専修大学、そしてシンガポールを経ての完全移籍の入団です。
「フロントはでっかいDFをとった」って感じですかね。大武や富澤に絡めて使おうっていうのかな?それにしても、昨年の河田篤秀選手に次いでのアルビレックス新潟シンガポールからの加入。ボクはこの道筋、とてもいいとことだ思います。これは、新潟がシンガポールにアルビレックスという冠を有するチームを持つという、チームコンセプトの根幹に関わる問題です。
今まではどとらかというと、「アルビレックス新潟からシンガポールに修行に出る・活躍の場を求める(とは言うものの、そのほとんどは戻ってくることのない片道切符)」というのが、シンガポールの存在意義だったように感じます。
しかし、今シーズンの河田のブレイクによって、「シンガポールで結果を残せばJリーグで活躍のチャンスが巡ってくる」という形にシフトチェンジされた感があります。次年度以降はシンガポールリーグの意向で、「若い選手しかとれない」というチーム経営にならざるを得ないそうですから、余計にこの方向は進んでいくのだろうと思われます。
この柳選手が新潟でしっかり活躍して形を残し、新潟シンガポールがさらに盛り上がることを期待しています。そして、第二、第三の河田、柳が、次々にシンガポールからアルビレックスに入団してくることを願っています。