鴨沢~雲取山山頂~石尾根~六ッ石山~水根 平成24年11月5日 (日) 晴れ
天気にも恵まれた日曜日、おそらく今年最後のトレイルランと言う訳で、雲取山に行って来ました。
当初、部外の友人に誘われて、その気になったのですが、誘った友人が急遽行けなくなってしまった為、単独行となりました。
朝五時に、スクーターにまたがり、奥多摩を目指します。
さすがにこの時期、この時間のバイクは寒さが滲みます。
1時間半ほどで奥多摩駅に到着。
6時50分頃始発のバスに乗って鴨沢に行き、そこから登りはじめて、雲取山頂を経由して、石尾根を通って奥多摩駅に戻る、全行程30キロのトレイルランを予定しておりましたが、奥多摩駅周辺にバイクを停める場所が見つからなかった為、鴨沢までバイクで行き、帰りは奥多摩駅からバスに乗ってバイクをピックアップする作戦に変更しました。
7時前に鴨沢バス停前の駐車場に到着。
車は満車でしたが、近くの歩道にバイクを置き、身支度を済ませ、7時15分過ぎに登山を開始しました。
穏やかな登りの続く走りやすい登山道を、いつもの毎時600メートルのペースで進みます。
山の中腹は、既に紅葉が始まっています。
頂に冠雪した富士山も良く見えます。
1時間50分ほどで、ブナ坂分岐に到着。
予定では、雲取山頂を極めた後、ここに戻り、ここから石尾根を通って奥多摩駅に向かいます。
ここからは、一気に展望が開け、晩秋の山稜が飛び込んできます。
ルンルン気分で、山頂を目指しますが、ここでアクシデント発生。
山頂直前で、雲取山荘方面の巻き道の標識をみて、なにを思ったのがそちらの道を進んでしまいました。
雲取に以前登ったとき、雲取山の山頂に雲取山荘が建っていたと勘違いしていた為でした。。。
進むにつれ、どんどん標高は下がるは、誰にもすれ違わないは、嫌な予感はしていたのですが。。。
結局30分ほどロスをして、10時30分頃山頂に到着。
なだらかな山頂は、沢山の登山客で賑わっています。
飛竜の山並みの背後には、先月登った甲斐駒ヶ岳や、南アルプス連峰が連なります。
おそらく、東京都で一番富士山が映える場所が雲取山頂でしょう。
30分ほど休み、山頂を後にして、一路先ほど通ったブナ坂分岐を目指します。
ブナ坂分岐から、石尾根方面に10分ほど上ると、七ッ石山に到着。
ここからが、奥多摩駅まで続く石尾根が始まります。
振り向くと、雲取山から続く尾根道が見えます。
まさに、天空回廊ですね。
七ッ石山からの石尾根は、まさに落葉の絨毯が敷き詰められたトレイルランには最適な道が続きます。
MTBでも走れそうなコースです。
私は、途中まで、起伏の少ない谷側の巻き道を走ったのですが、右側が切れている狭い道で、走るのに気を使います。
多少アップダウンがあっても、尾根側の道を走るべきでした。
七ッ石山から二時間程で、六ツ石山の分岐に到着。
時間は1時45分。
3時までに奥多摩駅に到着予定でしたが、時間的にちょっと微妙なタイミングです。
バスに乗り遅れると、1時間以上待たされる可能性がある為です。
大事を取って、水根方面に下山することにしました。
六ツ石山に登り返し、そこから、急な坂道を下ります。
痛めた足先を労わりながら、50分ほどで、麓に到着。
そこから10分ほど歩くと、湖畔の水根バス停に到着です。
時間は3時ちょっと手前でした。
水根からバスに乗り、鴨沢に戻り、バイクを拾って任務完了。
雲取山、特に石尾根は、トレイルランには本当に最高のコースですね。
楽しみ方としては、雲取山頂までは、ペースを落として体力を温存しておき、そこから、思う存分奥多摩駅までのダウンヒルを満喫するというのも一計かもしれません。
トレイルランの道場として、また行って見たい山です。
マジェスティー
一度登った事がありますが、もう一度歩いてみたいですね。
何時も登山口へのアプローチで悩みます。