広島の山歩き+家庭菜園(日記)

主に、広島の山を歩いています。
山のカテゴリーは「ひろしま百山」に準じています。

2018.8.2:あわや遭難?の村山古道

2017年08月05日 | その他の山

さて、ここまでは順調だった。

14時50分、意味不明の標識が出る。ここまでは沢の左岸沿いに順調に歩いてきた。

左岸から右岸に渡り、途中までは青い線(計画ルート)を歩いていたが、なぜか再び左岸に渡り、標高2150m辺りまで何とか踏み跡らしきものを追って登り続けた。

行き詰ったので、再び右岸に渡り返し、2200m当たりで、青いルートに戻ろうと試みるが、ヤブに阻まれてにっちもさっちも動けなくなる。時間はすでに16時ごろ。もしかしたら遭難したのか?という思いが頭をよぎる。

ここでTさんが、小屋にいるSさんに電話をして聞いてみようと冷静に言ってきたので、電話を掛ける。驚いたことに、ここは携帯がバンバンつながる。

2~3回やり取りした結果、「ルートは沢沿いではない、右岸の尾根沿いである。標高2020m辺りに、下から左に曲がる道がある。そこまで引き返せ。3日くらい前に高校生が歩いて登ったのだからわかるはずだ。」とのこと。

また「万一に備えて、携帯の使用は一台だけにして、後の2台は切れ」との明確な指示。あ、俺たちは遭難一歩手前なんだと、あらためて思い知らされる。

さて、右手を見ると、いったん下った向こう側に尾根が通っている。これに乗ればよいのだ、と思った瞬間、力がよみがえる。この位置では、ヤブに阻まれてそこまで横断できないのは、今までの試行錯誤で分かったので、とにかく下まで下ろう。

Kさんは、「いざとなればビバークすればよい」と、腹をくくっている。こういう時は女性の方が強いのかもしれない。

というわけで、下に向かって降り始めたが、この辺りのヤブは強烈で、なかなか前に進まない。およそ1時間かけて2060m辺りまで下り、ひょいと尾根に乗ると、なんという事だ、尾根には明瞭な登山道があるではないか。時間はすでに17時半。およそ2時間半の彷徨は一体何だったのか?。取り敢えず、尾根に乗ったと、Sさんに報告の電話を入れる。

ヘッドランプを準備して登り始める。あとはゆるゆると、尾根道を登り、暗くなる寸前、19時丁度、新六合目雲海荘に着いた。心配をかけた、Sさん、小屋の方々にお詫びをする。

三人とも全身びしょ濡れ、靴はグチョグチョ。とりあえず、干せるものは干し、全身乾いた服に着替えて無事を喜びビールで乾杯、食事、就寝。

反省点はいろいろある。迷ったら引き返せと言うのが鉄則であることも、十分知っていたが、ある程度踏み跡をたどっていると、これは間違いだ、引き返そう、と言う決断がなかなかできない。

数年前、登山教室で、Tさんが大山で遭難したときの心境が初めて理解できた。

ともあれ、まだ二日終わっただけだ。明日は迷いようのない一般ルート。いよいよ山頂を目指す。

本日の歩行距離はおよそ25km、累積標高は2800m、行動時間は14時間30分。

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