雪まみれ日記

もうすぐ40の声が聞こえてきた中年&へタレなスノーボーダの雪まみれ&山遊び関連の日記。

立山の室堂山を滑る

2004年04月27日 | スノーボード
2004.4.23 - 24 @立山 室堂
参加:H川,K子

23日の会社の飲み会のあとから出発。もんじゃ焼き飲み会だったため顔が油まみれ・・・。23時頃出発し、大町に朝4:00着。チェックインして仮眠。

6:00 起床のつもりがおきれず・・・

7:15 ほんとに起床
ただし今回のツアーは7:30扇沢集合だったためやむなく当日キャンセル。このガイドさんのツアーはすでに2回目のドタキャン…もう二度と出入り禁止かも…

温泉いこうとか黒四ダムを見学しようといったゆるーーい提案もあるも一蹴。自分たちだけで上れるだけ登ろうってことで相談がまとまる。

8:30 スノーシューをゲット。情報を収集した結果、室堂まであがってそこから弥陀ヶ原まで滑り、バスで室堂へ、というコースで遊ぶことに決定。

9:30 大町温泉に車をおいてタクシーを拾う。

10:00 扇沢駅着。雪がちらほら。この時期なのに白馬はすごい。扇沢へいく途中の右手の鹿島槍側斜面に何箇所か強烈な全層雪崩の後。春の雪崩はやっぱりすごいパワー。

10:00 扇沢にて室堂との往復チケットを買う。
ここで大問題・・・金がない。なんと室堂まで一人8500円と言うことが発覚。3人分払うと残金がほとんどない・・・。ジュースさえかえないスクランブルな事態に。残り所持金だと室堂-弥陀ヶ原のバスにのるには300円不足なため、今回のバスで優雅に往復しようとういコース設定自体が駄目になってしまった。バス会社のお姉ちゃんに300円貸してくれと頼み込むもあっさり却下される。
とはいえ、ここまできて引き下がるのもマヌケなので、まあなんとかなるだろうって感じで吸い寄せられるように扇沢駅の内部へ。

立山黒部アルペンルートのホームページ

10:30:扇沢--(ケーブルカー)---->黒四ダム
北アルプス赤石岳の下をぶちぬくトンネル内を走るケーブルカーで黒四ダムへ。ダム湖が凍っている。おまけにふぶき。ついさっきまでは東京で気温20度台後半にいたのであまりに気温差に唖然。


11:00 黒四ダム--(ケーブルカー)---->黒部平
お客の8割が韓国や中国の人でびっくり。
黒部平から本来だったらいく予定だったタンボ平を眺める。すっげーーパウダーなノートラック面ツル斜面。いきたい。。でも視界悪いしガイドなしだと遭難しそうなので、あきらめる。
ここでビックトラブルが。室堂へのボードの持ち込みに荷物料を400円はらえという事態に。大人3人で残金890円という絶望的な事態に陥る。


11:30 黒部平---(ロープウェイ)--->大観峰
凍った黒部ダム湖を背景に立山へロープウェイで移動。左手にタンボ平のおいしそうな斜面が・・・かえすがえす寝坊してガイドツアーに参加できなかったのを後悔。

12:00 大観峰---(ケーブルカー)--->室堂
再びケーブルカーに乗り換えて室堂へ。

12:30 室堂到着
一面雪。雪。雪。
そしてガス・ガス・ガス。
視界はゼロ・ゼロ・ゼロ。

ターミナルから室堂山を目指そうにも視界が10m程度しかきかないためさっぱり方向がわからず焦る。
室堂山荘とターミナルの間を右手に登ればたぶんいい斜面だろうとあたりをつけてハイク開始。
だいたい20名くらいの人が滑ってました。
たまーーーに風でガスがはれて視界が確保できた時の景色は最高!やっぱここは泊まりでくるべきところですね。この視界のなかで酒のむと最高でしょ。
山小屋自体は予約なしでもほぼ通年いけるらしい。温泉もあるとのことなので次回こそは!

13:45昼食
サンドイッチを作りました。

15:00 室堂山8合目くらいまで到達。ドロップイン
2800mくらいまで到達(かな)。酸素が少し薄いのか、息がぜいぜいして疲れる。
天候さらに悪化。さきほどまでは15分に一度くらいは風でガスがはれて視界が確保できていたが、視界は1m程度にまで極端に悪化。
さらにアイゼンなしでは登れない状態にまでなってきたためあきらめてドロップイン準備。


15:02 半分滑走終了。なんと2分・・・
雪は最高のパウダーでした。上越のトップシーズンでもまずお目にかかれないコンディション!
雪の斜面とガスの境界がさっぱりわからないため平衡感覚がおかしい。

15:15頃 滑走終了
ライン的には室堂山荘とバスターミナルを結ぶ直線ラインのあたりから左側におりていってバスターミナルへと予定。
万が一室堂山荘とバスターミナルの間のラインよりも下側にいってしまうとターミナルまで登り返さないといけないため、位置取りに注意しながら降りる。
ただし視界がゼロに近い状態のため現在位置が把握できずちょっとだけ焦る。
一瞬視界がはれてちょうど左手前方500mくらいのところにターミナル発見。もし視界がはれてなければ・・・じつはそーとーにびびっていた。

16:00 扇沢へきたルートを反対に戻る
ちなみに最終は16:30でした。今回はもう一本ハイクアップして最終で帰ろうかという予定でしたが、視界も悪いしやめよっかってことで最終バス1本前で帰りました。ただ、もしもう一本ハイクアップ&滑走していて天候が回復しなければ、バスターミナルの位置が把握するのに手間取ってしまい乗り遅れたかも。やはり山では少し余裕をみて動かねばという教訓。

17:30 扇沢到着
17:55 最終バスで大町にとめた車まで向かう。
3人分の交通費がないため自分が代表で車をとりにいくことに決定。
ただし・・バス代がちょうど100円たりない。
自動販売機のしたをあさったりするも100円でてこない。
バスの運転手にバス代を値切るも却下を喰らう。仕方なく、バス停についたら車に100円とりにいくからまっといてくれ、で話がまとまる。

18:15 車にて二人を迎えにいく。

19:00 ホテルへ戻る
ちょうど日本女子と北朝鮮が試合をしていたので、観戦。
(ホテルにネゴって、チェックイン朝4:00、チェックアウトは夜という変則にかえてもらったのでした)

21:00 ホテルを出発。東京へ向かう。
22:00 温泉にはいるため松本で降りる松本温泉 遊ing
-なかなかいい施設でした。特筆すべきは、部屋を借りれること。5人部屋で1万円なり。一人2000円なので、今後白馬にいくときの前泊に使えそう。

23:00 松本の秋吉(焼き鳥チェーン)にて晩飯

24:00 松本出発

6:00 東京着
途中で仮眠をくりかえしたらこんな時間にやっとだどりつけた・・・













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