完全オフの日 －三浦 知良に学ぶ

昨日、うるぐすを見ていました。
三浦知良選手の事を取り上げていました。
何時まで現役で出来るかというのがテーマのようでした。
私は彼の事、それほど好きではなかったです。
かずダンスとか、自己アピールが強いこととかとにかく目立ちたがりというのがあまり好きではなかったんです。
サッカーやるならそれくらいじゃないとやっていけないんですよね、本当は。。。
実力さえあればどうにかなるというものでもなさそうです。
自己アピールしてとにかく監督に使ってもらわなければ話にならないですからね。

昨日かずの言葉で印象に残ったのは若い時は練習すればしただけの結果が得られたけれど今は逆にやりすぎると疲れが残ったりするという話でした。
練習する時はきっちりとメニューをこなすのですが完全オフの日を設けるようにしているそうです。
練習は自分を支える大切な物という事ですが、やはりサウナなどに入って体をいたわって
あげる日も必要らしいのです。

話を聞いていてこの人は本当にサッカーが好きなんだと分かりました。
野茂選手も何処までも現役にこだわっていましたがかずにも同じ物を感じました。
キャリアがあるだけに監督や自分よりも前に出てくる選手の事を批判したくなる事はあったりするけれどそうするとサッカーに対する尊厳を汚す事になるのでそうしないようにしているとか。
サッカーを宝物のように大事に大事に考えているのです。

指導者の道を問われると、いまいちサッカーの事分からないんだよねという答えでした。
なんという謙虚さ！
かずの事私は何も知らなかったと気付きました。
いいプレーというのは分かるけれどどうしたら良くなるかというのは分からない。。。深すぎです。
人に物を教えるのにそれは基本です。しかし難しいです。
一人一人違う体を持ち、違うキャリア、価値観があるわけですから。

かずはサッカーを通してずっと成長し続けてきたからこそ昨日の彼の言葉があるのだと思いました。
それは私にとってもとても参考になる話の数々でした。





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