腕時計第54号 CITIZEN
2010年01月07日 21時24分28秒
カテゴリー: 腕時計
データ
出身国 : 日本
メーカー : CITIZEN
名前など : ホーマー(国鉄仕様)
製造時期 : 1978年?
駆動方式 : 機械式手巻き21石
サイズ : ケース幅36mm、厚さ9.5mm
装着日 : 2009年11月27日

1時から12時の時刻(インデックス)が、すべて数字で記された国産の腕時計が猛烈に欲しくなった。
そして、まっさきに思い浮かんだのが鉄道時計。
ヤフオクで検索してみると、その時点で11本のご出品をキャッチできたぞ。
よぉ〜しヨシ、どれに狙いを絞ろうか?
本当に時計が好きな方なら、おそらくは精度を最優先するのだろう。または希少価値かな?
一方私は、とにかくキレイな品を巻きたいとの一心しかない。
トホホ、すでにこの時点で常識からかけ離れてしまった。
さっそく出品されている品々の写真をまじまじと眺め、まずはケースに傷みが見受けられるもの、文字盤や針が劣化しているものを除外した。
その結果、見てくれオンリーの美品が3本残った。お値段はバラバラである。
3本に絞った商品の説明をそれぞれ拝読すると、「委託品のため動作未確認」なんてえのも混じっている。
ウ〜ム・・・まっ、いいかぁ。
さて、あとは何でフルイにかけようか?
「よし、裏蓋に彫られた情報にしよう!」(このあたりも、やっぱり滅茶苦茶な基準だ)
鉄道時計の裏蓋には、一様にこんな情報が彫られてある。
・当時の国鉄に納められたであろう年(昭和xx年)
・「国鉄」という文字
・管轄する区域?車掌区?(新支、北総、札鉄局、中支、門鉄、東西線、北釧などと彫られていたし、単に国鉄だけの品もあった)
・通し番号(貸与品を管理するための番号か?)
これらの情報の中で、私のハートをむんずとワシ掴みにしたのが「国鉄(金局)」の刻印だ。
金である、こりゃぁ縁起がいい景気がいい!
「金」のつく都市っていったら、金沢あたりで活躍したものなのかなぁ?
とはいえ、実はこの金局のホーマーこそ、「委託品のため動作未確認」の品なのである。
それでも、もはや私の決心はゆるぎないものになってしまっていた。
どぅぉりゃっ!!超特急で入札クリックじゃい!!

待ちに待ったお品を受け取って、想像以上の魅力にすっかり骨抜きにさせられてしまった。
まさに日本人によくなじむ、「生涯、一時計」に徹した素晴らしい品である。
これ以上小さくしたら、見えにくくなるであろうギリギリまで縮小させたフォントサイズの全数字。軍用の品とは趣きを異にする機能美だ。
この数字たちの文字盤に占める割合が絶妙であり、それがいかにも勤勉な雰囲気をかもし出している。
そして、視認性を高めるためにうっすらと青みがかった文字盤の素晴らしいこと。
また、鋭く尖った針先がシッカリといい仕事をしていて、時分の読み取りが非常に容易である。
この針は、ドルフィンとロザンジュ、またはアルファの良いところをかけあわせたような独創的な形状で、おまけに針の内側と数字の外側では、暗がりに配意した蓄光塗料が光る。
さらには「Second Setting」と記された秒針規制機能(ハック機能)もうれしい。リュウズを引くと秒針が停止して、正確な時刻あわせを担保しているのだ。
精度もそこそこ良好なものだから、手に入れて一週間ほどは嬉しくってしかたがなかった。

だがしかし、この時計がたどってきた道のりに考えが及んだとき、またしても、以下のような忌むべき願望(欲求)がムクムクと台頭してきたのである。
この時計は、夏は無性に暑苦しく、冬はからだの芯まで冷えるホームで、駅員さん達と労苦を共にしてきた誇り高い時計なのだ。
そんな高潔なものを、私のようなぬるま湯サラリーマンがヘラヘラと巻いていたのでは、時計を、そして鉄道マンを侮辱することになりはしないだろうか?
そう、悔しいが私では役不足である。身の程知らずだ。
ならばここは一発、今の私に最もふさわしい、いかにも中高年のサラリーマン然とした全数字の機械時計を手に入れねば!
それこそ私が進むべき、正しい道なのだ!!
求道?
いや違う、果てしない欲望の更なる表出である。

出身国 : 日本
メーカー : CITIZEN
名前など : ホーマー(国鉄仕様)
製造時期 : 1978年?
駆動方式 : 機械式手巻き21石
サイズ : ケース幅36mm、厚さ9.5mm
装着日 : 2009年11月27日

1時から12時の時刻(インデックス)が、すべて数字で記された国産の腕時計が猛烈に欲しくなった。
そして、まっさきに思い浮かんだのが鉄道時計。
ヤフオクで検索してみると、その時点で11本のご出品をキャッチできたぞ。
よぉ〜しヨシ、どれに狙いを絞ろうか?
本当に時計が好きな方なら、おそらくは精度を最優先するのだろう。または希少価値かな?
一方私は、とにかくキレイな品を巻きたいとの一心しかない。
トホホ、すでにこの時点で常識からかけ離れてしまった。
さっそく出品されている品々の写真をまじまじと眺め、まずはケースに傷みが見受けられるもの、文字盤や針が劣化しているものを除外した。
その結果、見てくれオンリーの美品が3本残った。お値段はバラバラである。
3本に絞った商品の説明をそれぞれ拝読すると、「委託品のため動作未確認」なんてえのも混じっている。
ウ〜ム・・・まっ、いいかぁ。
さて、あとは何でフルイにかけようか?
「よし、裏蓋に彫られた情報にしよう!」(このあたりも、やっぱり滅茶苦茶な基準だ)
鉄道時計の裏蓋には、一様にこんな情報が彫られてある。
・当時の国鉄に納められたであろう年(昭和xx年)
・「国鉄」という文字
・管轄する区域?車掌区?(新支、北総、札鉄局、中支、門鉄、東西線、北釧などと彫られていたし、単に国鉄だけの品もあった)
・通し番号(貸与品を管理するための番号か?)
これらの情報の中で、私のハートをむんずとワシ掴みにしたのが「国鉄(金局)」の刻印だ。
金である、こりゃぁ縁起がいい景気がいい!
「金」のつく都市っていったら、金沢あたりで活躍したものなのかなぁ?
とはいえ、実はこの金局のホーマーこそ、「委託品のため動作未確認」の品なのである。
それでも、もはや私の決心はゆるぎないものになってしまっていた。
どぅぉりゃっ!!超特急で入札クリックじゃい!!

待ちに待ったお品を受け取って、想像以上の魅力にすっかり骨抜きにさせられてしまった。
まさに日本人によくなじむ、「生涯、一時計」に徹した素晴らしい品である。
これ以上小さくしたら、見えにくくなるであろうギリギリまで縮小させたフォントサイズの全数字。軍用の品とは趣きを異にする機能美だ。
この数字たちの文字盤に占める割合が絶妙であり、それがいかにも勤勉な雰囲気をかもし出している。
そして、視認性を高めるためにうっすらと青みがかった文字盤の素晴らしいこと。
また、鋭く尖った針先がシッカリといい仕事をしていて、時分の読み取りが非常に容易である。
この針は、ドルフィンとロザンジュ、またはアルファの良いところをかけあわせたような独創的な形状で、おまけに針の内側と数字の外側では、暗がりに配意した蓄光塗料が光る。
さらには「Second Setting」と記された秒針規制機能(ハック機能)もうれしい。リュウズを引くと秒針が停止して、正確な時刻あわせを担保しているのだ。
精度もそこそこ良好なものだから、手に入れて一週間ほどは嬉しくってしかたがなかった。

だがしかし、この時計がたどってきた道のりに考えが及んだとき、またしても、以下のような忌むべき願望(欲求)がムクムクと台頭してきたのである。
この時計は、夏は無性に暑苦しく、冬はからだの芯まで冷えるホームで、駅員さん達と労苦を共にしてきた誇り高い時計なのだ。
そんな高潔なものを、私のようなぬるま湯サラリーマンがヘラヘラと巻いていたのでは、時計を、そして鉄道マンを侮辱することになりはしないだろうか?
そう、悔しいが私では役不足である。身の程知らずだ。
ならばここは一発、今の私に最もふさわしい、いかにも中高年のサラリーマン然とした全数字の機械時計を手に入れねば!
それこそ私が進むべき、正しい道なのだ!!
求道?
いや違う、果てしない欲望の更なる表出である。






本年も覗きに来ました。
よろしくお願いいたします。
実使用で「巻く」のには顔のキレイさは重要ですよね。
341も手に入れたときにお店に3個同じホーマーがあって、、当然一番綺麗な顔のを購入しました。
※さすが鉄道時計、時間は良く合います。。
初めまして。
pico3298と申します。
正月休みに、徒然なるままにネットを彷徨っていて、偶然訪問させていただき、時計趣味についてあまりに共感するところが多く、一気呵成に読ませていただきました。
私は今は腕時計については封印しておりますが、ふくろうさんのような方が頑張っておられるのなら、また、この果てしなき終わり無き旅に出発したくなってきました。
ちなみに、次期購入予定はブライトリングのコスモノートなのですが、資金の目処が・・・
PS.
数年前に書いた拙ブログの時計についての記事をリンクさせていただきます。ご笑読下さい。