ヘルンの趣味日記

好きなもののことを書いていきます。

鈴木基一

2017年05月11日 | 日記


ちょっと前のことですが根津美術館で彼の描いた渓流図をみてきました。
渓流とその周りに配置された花や木。夏と秋の風景。素敵な絵でした。

根津美術館で最初にこの絵をみたのは数年前、琳派の花の絵を集めた企画展示です。
琳派の画家の中で異色の印象でした。
日本画にしては力強い感じでちょっと油絵のような感じの屏風絵です。
青い川のうねりが印象的で美しいより、面白いと感じました。
琳派の花の絵の中でこれだけが違った印象でした。

琳派は繊細、スタイリッシュ、装飾的、端正。私のもつイメージはそんなところです。
でもこの画家はほんとうに力強くて、ちょっと違うなあと感じました。

昨年、サントリーで展示があったのに見逃しました。
でもそのときの目玉の展示、朝顔の絵は光琳の杜若を朝顔に変えたような絵でそれほど興味を覚えませんでした。

ただ、琳派というのは、がばっと贅沢に花をつかうみたいだなと思いました。
朝顔を一輪だけ、というようなことはしないで、財力を背景に、けちけちしないで、がばっとたくさんの花を描きます。
青い絵の具は当時高価だったそうです。
そういう贅沢さは思い切りがよくてかっこいいと思います。

根津美術館はそうした絵画にふさわしいです。
都心の南青山にすごい庭園とたくさんの茶室があるのですから。

贅沢っていうのはこういうものだと教えられるようです。
お金もかかるけれど、メンテナンスの手間もかかる。

そんなことをやって一般に公開してくれてありがたいなあと思います。
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